ソニーと日亜化学工業がブルーレイ関連特許のクロスライセンス契約を締結
●ソニー(株)と日亜化学工業(株)は、青紫色レーザーダイオードに関する光ディスク記録再生用途における特許クロスライセンス契約を締結したことを明らかにした。
両社は2002年12月に、青紫色レーザーダイオードの開発および需要開拓を加速するために、両社が所有する技術を相互に活用できる環境を構築することで合意し、光ディスク記録再生用青紫LDの共同開発を進めてきた。今回のクロスライセンス契約締結では、これをさらに強化し、光ディスク記録再生用途の範囲で、両社それぞれに所有する青紫LDに関する全ての特許の、期限や制限のない自由な利用を可能にするものとなる。対象となる特許出願数は両社あわせて約800件になる。
今回のクロスライセンスにより、世界に先駆けて青紫LDを供給している日亜に加えて、ソニーからも青紫LDの量産供給が可能となり、今後拡大するブルーレイディスクシステムなどの市場が求める光ディスク向け青紫LDを安定して供給する体制が構築される。また、両社が持つ技術を融合させることにより、生産効率の向上によるコストダウンや、更なる高性能な高出力青紫LDの設計製造が可能となる。
(Phile-web編集部)
両社は2002年12月に、青紫色レーザーダイオードの開発および需要開拓を加速するために、両社が所有する技術を相互に活用できる環境を構築することで合意し、光ディスク記録再生用青紫LDの共同開発を進めてきた。今回のクロスライセンス契約締結では、これをさらに強化し、光ディスク記録再生用途の範囲で、両社それぞれに所有する青紫LDに関する全ての特許の、期限や制限のない自由な利用を可能にするものとなる。対象となる特許出願数は両社あわせて約800件になる。
今回のクロスライセンスにより、世界に先駆けて青紫LDを供給している日亜に加えて、ソニーからも青紫LDの量産供給が可能となり、今後拡大するブルーレイディスクシステムなどの市場が求める光ディスク向け青紫LDを安定して供給する体制が構築される。また、両社が持つ技術を融合させることにより、生産効率の向上によるコストダウンや、更なる高性能な高出力青紫LDの設計製造が可能となる。
(Phile-web編集部)