ソニー、音楽配信サービス「Connect」を米国内でスタート
●ソニーは、5月4日から音楽配信サービス「Connect」を米国内で開始した。
「Connect」は、米アップル社の「iTunes Music Store」などと競合する、低価格な音楽配信サービス。「iTunes Music Store」と同じく1曲あたり99セントより販売する。
「Connect」に対応する端末は、Net-MDウォークマンやHi-MDウォークマン、CDウォークマンなどで、楽曲データはATRAC3形式となる。購入した楽曲は、あらかじめ3台までのパソコンを登録しておくことで、何度でもダウンロードが可能だ。パソコンにダウンロードした楽曲は、対応端末にムーブ(転送)して視聴する。ムーブの回数制限がない楽曲が多く、1回の楽曲購入で、様々な対応機器にデータを複製することが可能となっている。
「Connect」を利用するには、Windows 98SE以降のOSが必要。ユーザーはサイトからConnectを管理するアプリケーション「SonicStage」をダウンロードし、同ソフトから楽曲を購入する。現在のところ、Mac OSなどに対応する予定はない。
ソニーは、国内では音楽配信サイト「モーラ」に、子会社の(株)ソニー・ミュージックエンターテインメントが参画しているほか、5月20日にスタート予定の「Any Music」にもソニー本体が参画している。
(Phile-web編集部)