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オリンパス、2次元コードを携帯電話で撮影して録画予約する新技術

公開日 2004/06/01 18:13
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T-t★recの概念図
●オリンパス(株)は、新聞・雑誌紙面からカメラ付き携帯電話を使ってDVDレコーダーの録画予約ができる「メディア連動録画予約システム『T-t★rec(ティートレック)』」を開発した。

「T-t★rec」には、同社が開発した2次元コード「STコード」が使われる。新聞紙面や雑誌などに掲載されたSTコードをカメラ付き携帯電話で撮影することで、「録画日」「チャンネル」「開始時間」「終了時間」「番組タイトル」などの情報が携帯電話に取り込まれ、携帯電話の赤外線通信機能を利用してDVDレコーダーに情報を転送することで、録画予約が行える。

なお、録画予約の方法には、上記のカメラを使う方法のほか、テレビ番組欄に記載された「ビデオ番号(4桁の数字)」を携帯電話に入力する方法もある。

サービスの第一弾として、6月6日に創刊される「マイニチ とっちゃお」(毎日新聞 日曜版 別刷り【関東版】)にSTコードが掲載される。

対応する携帯電話はNTTドコモの「P505i」「P505iS」「F505GPS」 「N505iS」「P900i」。

対応するDVDレコーダーは松下電器のDIGAシリーズで、録画予約した番組のタイトルまで自動で入力できるのは「DMR-E55」「DMR-E80H」「DMR-E85H」「DMR-E95H」「DMR-E100H」「DMR-E200H」「DMR-E70V」「DMR-E75V」の8モデル。「DMR-E50」「DMR-E60」の2モデルは録画予約のみに対応する。

なお、本機能の利用にはhttp://stcode.jp/rate/(iアプリ向け)にて、会員登録および携帯電話へのアプリケーションソフトのダウンロードが必要となる。当面は無料だが、今秋を目途に有料とする予定。

オリンパスでは、新聞社、出版社、DVDレコーダーメーカー、移動体通信事業者、携帯電話機メーカーなどに本機能の採用を呼びかけていく。また、今後STコードを通じて新聞紙面と連動させ、番組広告や関連映像・音声などのコンテンツに携帯電話を通じてアクセス出来るサービスも開始する予定。

【問い合わせ先】
オリンパス株式会社
モバイル・メディア・プロジェクト
TEL/0426-91-7276(ダイヤルイン)

(Phile-web編集部)

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