BPA、BSデジタル視聴世帯が05年末に1000万を超えると予測
●社団法人BSデジタル放送推進協会(BPA)は、今年度の事業計画と、BSデジタル放送普及予測調査に関する発表会を開催した。
BPA理事長の伊藤邦男氏は「今年5月の段階でBSデジタルの普及世帯数は580万となり、世帯普及率では12%となった。特に4、5月は、CATV事業者が地上・BS・CSデジタル対応STBの普及に力を入れたおかげで、CATVを利用する視聴者が伸張した」と現状を説明。今後の普及予測については、「アテネ五輪という絶好のチャンスがこの夏に到来する。地上デジタルの視聴可能世帯が少ない現在、アテネ五輪を高画質、高音質で楽しめるのは実質的にBSデジタルだけ。今夏が正念場になると考えている」と述べた。
BPAでは、野村総研と共同でBSデジタルの普及予測調査を実施。その結果、2005年末にBSデジタル視聴世帯が1,000万を超える見通しとなったという。伊藤氏は「薄型テレビブームが本格的に加熱すれば、1,000万世帯を超えるのはもう少し早まるかもしれない。普及世帯が1,000万を超えれば普及率は20%を超えることになる。そうなれば広告媒体としても本格的に立ち上がり、それがまた視聴世帯数を押し上げる」と期待を寄せる。
その一方、放送形式が増えたことで視聴者に混乱が見られるとし、正しい理解を促し普及促進につなげるため、パンフレットやBPAホームページなどでを通じてBSデジタルの魅力を再度訴求する。その一環として行うのが「BSデジタルパワー 体感デー」で、今年は7月、9〜10月、11〜12月の計3回実施する。体感デーでは、各局が特別編成を行い、魅力的な番組をこの時期に集中的に放送する予定。第1回目となる7月は、アテネ五輪の開催をにらみ、プレ五輪番組などのスポーツ番組を中心に編成する。また、9〜10月はBSデジタル映画祭を、11〜12月はハイビジョン&5.1chサラウンドなどのスペシャル番組をそれぞれ特集する予定だ。
【問い合わせ先】
社団法人BSデジタル放送推進協会
TEL/03-5766-6801(代表)
(Phile-web編集部)
BPA理事長の伊藤邦男氏は「今年5月の段階でBSデジタルの普及世帯数は580万となり、世帯普及率では12%となった。特に4、5月は、CATV事業者が地上・BS・CSデジタル対応STBの普及に力を入れたおかげで、CATVを利用する視聴者が伸張した」と現状を説明。今後の普及予測については、「アテネ五輪という絶好のチャンスがこの夏に到来する。地上デジタルの視聴可能世帯が少ない現在、アテネ五輪を高画質、高音質で楽しめるのは実質的にBSデジタルだけ。今夏が正念場になると考えている」と述べた。
BPAでは、野村総研と共同でBSデジタルの普及予測調査を実施。その結果、2005年末にBSデジタル視聴世帯が1,000万を超える見通しとなったという。伊藤氏は「薄型テレビブームが本格的に加熱すれば、1,000万世帯を超えるのはもう少し早まるかもしれない。普及世帯が1,000万を超えれば普及率は20%を超えることになる。そうなれば広告媒体としても本格的に立ち上がり、それがまた視聴世帯数を押し上げる」と期待を寄せる。
その一方、放送形式が増えたことで視聴者に混乱が見られるとし、正しい理解を促し普及促進につなげるため、パンフレットやBPAホームページなどでを通じてBSデジタルの魅力を再度訴求する。その一環として行うのが「BSデジタルパワー 体感デー」で、今年は7月、9〜10月、11〜12月の計3回実施する。体感デーでは、各局が特別編成を行い、魅力的な番組をこの時期に集中的に放送する予定。第1回目となる7月は、アテネ五輪の開催をにらみ、プレ五輪番組などのスポーツ番組を中心に編成する。また、9〜10月はBSデジタル映画祭を、11〜12月はハイビジョン&5.1chサラウンドなどのスペシャル番組をそれぞれ特集する予定だ。
【問い合わせ先】
社団法人BSデジタル放送推進協会
TEL/03-5766-6801(代表)
(Phile-web編集部)