「魂のシネアスト、高林陽一の宇宙」新作+特集上映中。明日、監督来館決定!
●6月12日より、7月2日まで、東京中野のポレポレ東中野において、日本の前衛映画を牽引した孤高の映画作家、高林陽一監督作品の特集上映が行われているプログラムは日替わりでトークショーも予定している。
高林監督は、1931年京都西陣生まれ。青年期より、8ミリ映画製作を通じて大林宣彦、飯村隆彦らと交友し、記録映画の野田真吉、小川紳介、松本俊夫らとも親交を結んだ。日本の実験映画・個人映画の草分け的存在。『ひなのかげ』(65年)は、日本人としては初めてニューヨーク近代美術館所蔵。70年代半ばからは、ATG、大映などで、個人的な情念と伝統的な美意識の交差する耽美的な作品を制作し、映画ファンに衝撃を与えた。2003年には、72歳で、新作「愛なくして」を撮影。鮮やかな色彩に、生と死をめぐる美意識が織り込まれた官能的な画面を展開し、感銘を与えている。
19日(土)には、12:40・14:20 上映前に、高林陽一監督・遠藤久仁子氏(予定)ほかのトークイベントが予定されている。
この特集上映についての、詳しい情報は、以下のURLまで。
「魂のシネアストー高林陽一の宇宙」
http://www.mmjp.or.jp/pole2/
上映館については、以下を。
ポレポレ東中野
http://www.mmjp.or.jp/pole2/now.htm
(文:山之内優子)
高林監督は、1931年京都西陣生まれ。青年期より、8ミリ映画製作を通じて大林宣彦、飯村隆彦らと交友し、記録映画の野田真吉、小川紳介、松本俊夫らとも親交を結んだ。日本の実験映画・個人映画の草分け的存在。『ひなのかげ』(65年)は、日本人としては初めてニューヨーク近代美術館所蔵。70年代半ばからは、ATG、大映などで、個人的な情念と伝統的な美意識の交差する耽美的な作品を制作し、映画ファンに衝撃を与えた。2003年には、72歳で、新作「愛なくして」を撮影。鮮やかな色彩に、生と死をめぐる美意識が織り込まれた官能的な画面を展開し、感銘を与えている。
19日(土)には、12:40・14:20 上映前に、高林陽一監督・遠藤久仁子氏(予定)ほかのトークイベントが予定されている。
この特集上映についての、詳しい情報は、以下のURLまで。
「魂のシネアストー高林陽一の宇宙」
http://www.mmjp.or.jp/pole2/
上映館については、以下を。
ポレポレ東中野
http://www.mmjp.or.jp/pole2/now.htm
(文:山之内優子)