サンヨー、“TopazReal”を採用した新液プロ「Z3」を発売 下位モデルも発表
●三洋電機(株)は、液晶プロジェクター「LP-Z2」の後継モデル「LP-Z3」を10月15日より、また、エントリーモデルとして「LP-Z1X」を10月21日より発売する。
「LP-Z3」294,000円(税込)
本機は、2003年10月に発売されたLP-Z2の後継モデルで、新技術「TopazReal(トパーズリアル)」を採用することにより、より高い画質再現を実現。引き続き1280×720ドットのハイビジョン対応液晶パネルを搭載した。
TopazRealは「映像信号処理」「電動アイリス」「ランプ制御」の3つからなるトータル映像ソリューション。映像信号処理として「リアル10ビットデジタル映像処理回路」を搭載し、Z2で256段階であった階調表現を1024段階に向上。電動アイリスでは透過型液晶プロジェクターでは最高の63段階のアイリス調整を実現した。また、画面の平均輝度を解析し、ランプ出力を自動的にコントロールする「リアクトイメージモード」を採用することでコントラスト感の向上を実現した。
本機は、TopazRealの調整をあらかじめプリセットした7つの映像モードを用意したほか、様々な要素を自分で調整できるアドバンストモードを用意している。
また本機はレンズアイリスとランプ制御により最大で2000対1の高コントラスト比を実現。Z2の1300対1に比べ、大幅な向上を実現した。
冷却ファンには新開発の静音ファンを採用することで最小23dBの静音化を実現。HDMI端子の搭載やフルライトアップリモコンの採用など、使い勝手も向上した。3mの投写距離で100型を映し出す短焦点レンズは、最大で上下3画面分、左右2画面分のレンズシフトを実現している。
「LP-Z1X」231,000円(税込)
2002年に発売された「LP-Z1」に、今回発表されたZ3の機構を盛り込んだ液晶プロジェクターのエントリーモデル。液晶パネルは画素数964×544ドット。コントラスト比は1000対1だ。
Z3と同じレンズシフト機能、短焦点レンズを採用したほか、静音ファン、フルライトアップリモコンも同様に採用した。
本日10日、都内にて行われた製品発表会にはAVソリューションズカンパニー プロジェクタービジネスユニットの佐藤信一氏が出席し、同社のプロジェクター事業についての説明を行った。同氏は、ビジネス・ホームユースをあわせたプロジェクター事業の目標として2006年度には1,000億円を売り上げたいと説明。また、ホームユースプロジェクター市場の需要見込みが本年度は6万台、2006年度には15万台に達すると説明し、この中でナンバーワンを勝ち取りたいと語った。
発表会で行われた質疑応答の内容は以下の通り。
Q.TopazRealのリアル10ビットデジタル映像処理回路などは自社開発か?
A.リアル10ビットデジタル映像処理回路は、他社が開発したものをいち早く採用したものです。電動アイリスについては自社で開発を行いました。
Q.パネル解像度はZ2と同じだが、なぜ変えなかったのか?
A.この上を採用すると1080となり、専門分野の域になってしまうと思います。ホームユースの場合、720で十分ではないかと考えています。
Q.販売に際してキャンペーンなどを行うか?
A.Z1、Z2とプレミアムを付けてやってきましたので、今回も何らかのかたちで行いたいと思っています。店舗販売は500店舗くらいに拡大し、投影ボックスを設置する予定です。
【問い合わせ先】
三洋電機(株)
サンヨープロジェクターお問い合わせセンター
TEL/0120-341117
(Phile-web編集部 伊藤)
「LP-Z3」294,000円(税込)
本機は、2003年10月に発売されたLP-Z2の後継モデルで、新技術「TopazReal(トパーズリアル)」を採用することにより、より高い画質再現を実現。引き続き1280×720ドットのハイビジョン対応液晶パネルを搭載した。
TopazRealは「映像信号処理」「電動アイリス」「ランプ制御」の3つからなるトータル映像ソリューション。映像信号処理として「リアル10ビットデジタル映像処理回路」を搭載し、Z2で256段階であった階調表現を1024段階に向上。電動アイリスでは透過型液晶プロジェクターでは最高の63段階のアイリス調整を実現した。また、画面の平均輝度を解析し、ランプ出力を自動的にコントロールする「リアクトイメージモード」を採用することでコントラスト感の向上を実現した。
本機は、TopazRealの調整をあらかじめプリセットした7つの映像モードを用意したほか、様々な要素を自分で調整できるアドバンストモードを用意している。
また本機はレンズアイリスとランプ制御により最大で2000対1の高コントラスト比を実現。Z2の1300対1に比べ、大幅な向上を実現した。
冷却ファンには新開発の静音ファンを採用することで最小23dBの静音化を実現。HDMI端子の搭載やフルライトアップリモコンの採用など、使い勝手も向上した。3mの投写距離で100型を映し出す短焦点レンズは、最大で上下3画面分、左右2画面分のレンズシフトを実現している。
「LP-Z1X」231,000円(税込)
2002年に発売された「LP-Z1」に、今回発表されたZ3の機構を盛り込んだ液晶プロジェクターのエントリーモデル。液晶パネルは画素数964×544ドット。コントラスト比は1000対1だ。
Z3と同じレンズシフト機能、短焦点レンズを採用したほか、静音ファン、フルライトアップリモコンも同様に採用した。
本日10日、都内にて行われた製品発表会にはAVソリューションズカンパニー プロジェクタービジネスユニットの佐藤信一氏が出席し、同社のプロジェクター事業についての説明を行った。同氏は、ビジネス・ホームユースをあわせたプロジェクター事業の目標として2006年度には1,000億円を売り上げたいと説明。また、ホームユースプロジェクター市場の需要見込みが本年度は6万台、2006年度には15万台に達すると説明し、この中でナンバーワンを勝ち取りたいと語った。
発表会で行われた質疑応答の内容は以下の通り。
Q.TopazRealのリアル10ビットデジタル映像処理回路などは自社開発か?
A.リアル10ビットデジタル映像処理回路は、他社が開発したものをいち早く採用したものです。電動アイリスについては自社で開発を行いました。
Q.パネル解像度はZ2と同じだが、なぜ変えなかったのか?
A.この上を採用すると1080となり、専門分野の域になってしまうと思います。ホームユースの場合、720で十分ではないかと考えています。
Q.販売に際してキャンペーンなどを行うか?
A.Z1、Z2とプレミアムを付けてやってきましたので、今回も何らかのかたちで行いたいと思っています。店舗販売は500店舗くらいに拡大し、投影ボックスを設置する予定です。
【問い合わせ先】
三洋電機(株)
サンヨープロジェクターお問い合わせセンター
TEL/0120-341117
(Phile-web編集部 伊藤)
関連リンク
- ブランドSANYO
- 型番LP-Z3
- 発売日2004年10月15日
- 価格294,000円(税込)
【SPEC】
●液晶パネル画素数:1280×720×3枚 ●光源:135W UHPランプ ●明るさ:800lm ●コントラスト比:2000対1 ●騒音:約23dB〜約29dB ●映像入力端子:HDMI×1、コンポーネント×1、D4×1、S×1、コンポジット×1、アナログRGB×1 ●消費電力:210W ●外形寸法:359W×116.7H×273.5Dmm ●質量:4.1kg
●液晶パネル画素数:1280×720×3枚 ●光源:135W UHPランプ ●明るさ:800lm ●コントラスト比:2000対1 ●騒音:約23dB〜約29dB ●映像入力端子:HDMI×1、コンポーネント×1、D4×1、S×1、コンポジット×1、アナログRGB×1 ●消費電力:210W ●外形寸法:359W×116.7H×273.5Dmm ●質量:4.1kg
- ブランドSANYO
- 型番LP-Z1X
- 発売日2004年10月21日
- 価格231,000円(税込)
【SPEC】
●液晶パネル画素数:964×544×3枚 ●光源:135W UHPランプ ●明るさ:700lm ●コントラスト比:1000対1 ●騒音:約23dB〜約29dB ●映像入力端子:コンポーネント×1、S×1、コンポジット×1、アナログRGB×1 ●消費電力:210W ●外形寸法:359W×116.7H×273.5Dmm ●質量:4.1kg
●液晶パネル画素数:964×544×3枚 ●光源:135W UHPランプ ●明るさ:700lm ●コントラスト比:1000対1 ●騒音:約23dB〜約29dB ●映像入力端子:コンポーネント×1、S×1、コンポジット×1、アナログRGB×1 ●消費電力:210W ●外形寸法:359W×116.7H×273.5Dmm ●質量:4.1kg