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≪CEDIA REPORT 2004(10)≫サムスン、大画面PDPへのワイヤレスHD映像伝送を提案

公開日 2004/09/12 12:26
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●サムスンのブースではハイビジョンソースのワイヤレス伝送技術を採用したプラズマテレビの展示など、興味深い新製品が数多く展示されていた。

50インチのプラズマテレビ新製品「HPP5091」では、専用のセットトップボックスによるHDソースのワイヤレス伝送技術が紹介されていた。外付けのチューナー内蔵セットトップボックスから802.11aの方式で伝送した映像信号を、ディスプレイ上部に設置したレシーバーで受信し表示するというもの。パネルは1,366×768ドットの解像度を実現。セットトップボックスにはHDMI端子、DVI端子を装備。11,999ドルの価格で今年末に発売を予定している。

HDソースのワイヤレス伝送を実現したプラズマ「HPP5091」

「HPP5091」のチューナ内蔵セットトップボックス

DLP方式のリアプロジェクションテレビでは、デザインにも注力したという50インチサイズの「HLP5085W」が紹介されていた。こちらはTI社のHD2+を採用し、2,500対1の高コントラストを実現した。価格は4,199ドル。本機よりも画面サイズの大きい56インチモデルもラインナップするという。また、TI社の最新デバイスであるHD3チップを搭載したDLPリアプロの新製品も紹介されていた。61/50/46インチが用意され、61インチのもので4,499ドルの価格が設定されている。

DLPリアプロジェクションテレビ「HLP5085W」

「HLP5085W」を側面から見てみると、思いの外薄型の設計を実現している


TIのHD3パネルを搭載したDLPリアプロジェクションテレビ
また7.1ch対応AVアンプのプロトタイプ「AV-R3000」も展示。本機はマルチゾーンに対応し、IEEE1394、HDMI、DVIの各端子が搭載される。発売時期や価格は現時点ではまだ未定とのことだ。


7.1chAVアンプ「AV-R3000」のプロトタイプ

「AV-R3000」の背面端子部
(Phile-web編集部 山本)

[CEDIA2004REPORT]

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