ヤマハ「Kripschスピーカー+DSP-AX2500」試聴会イベントレポート
●ヤマハ(株)は、同社が輸入販売を開始する米Klipsch(クリプシュ)のスピーカーと、AVアンプ「DSP-AX2500」の試聴会を10月30日(土)に開催した。
会場は港区の同社東京事業所1Fプレゼンテーションルーム。30人ほどがゆったりと座ることができ、Kripschのホーンサウンドをじっくりと堪能することができた。
使用されたのは、Klipsch「リファレンスシリーズ」のスピーカーシステムと、ヤマハのAVアンプ「DSP-AX2500」。Klipschスピーカーでは、フロントに「RF-35」(1本10万円前後)、センターには「RC-35」(1本6万円前後)、フロントエフェクト、リア用にはブックシェルフ型の「RB-35」(1本5〜6万円前後)が使用された。また、プロジェクターにはこの冬の発売を予定するDLPプロジェクター新モデルの試作機、スクリーンには120インチワイドが使われた。
ヤマハはKlipsch製品すべての国内販売権を持ち、まず11月にReferenceシリーズと2.1chスピーカー「GMX A-2.1」を発売する。その後、年内には壁面・天井埋め込みタイプのスピーカーも販売開始する。
Referenceシリーズは、能率の高いTractrixホーンを全機種に搭載し、2チャンネル、マルチチャンネルのどちらにも対応する。発売するのはサブウーファーも含めて8モデル。
イベントでは、名機として名高い「クリプシュ・ホーン」の紹介など、1946年創業の同社の来歴が説明されるとともに、同社を訪問した際のエピソードも紹介された。それによれば、アメリカではKripschスピーカーとヤマハAVアンプが「黄金の組み合わせ」とされており、ベストバイなど大手量販店でも、この組み合わせで店頭デモが行われることが非常に多いという。
また、Klipschは家庭用機器だけで300ほどのラインナップを持ち、アメリカで市場シェア1,2位を争う人気ブランドであること、ほかに例を見ない本格的な無響室を備え、音質に細心の注意が図られていることなども説明された。
試聴では、SACDの2チャンネル/マルチチャンネルやDVDビデオなど、多彩なソフトでその音質を確かめることができた。特にライブものでは、同社のシンボルであるTractrixホーンが高音をしっかりと描き出すとともに、観客のどよめきやベースなどの低音部も淀みがなく、全域に渡ってスムーズな再生が確認できた。
同社では、今後も定期的に視聴会イベントを開催する予定。イベント情報は随時Phile-webニュースにてご紹介するので、チェックをお忘れなく。
(Phile-web編集部)
会場は港区の同社東京事業所1Fプレゼンテーションルーム。30人ほどがゆったりと座ることができ、Kripschのホーンサウンドをじっくりと堪能することができた。
使用されたのは、Klipsch「リファレンスシリーズ」のスピーカーシステムと、ヤマハのAVアンプ「DSP-AX2500」。Klipschスピーカーでは、フロントに「RF-35」(1本10万円前後)、センターには「RC-35」(1本6万円前後)、フロントエフェクト、リア用にはブックシェルフ型の「RB-35」(1本5〜6万円前後)が使用された。また、プロジェクターにはこの冬の発売を予定するDLPプロジェクター新モデルの試作機、スクリーンには120インチワイドが使われた。
ヤマハはKlipsch製品すべての国内販売権を持ち、まず11月にReferenceシリーズと2.1chスピーカー「GMX A-2.1」を発売する。その後、年内には壁面・天井埋め込みタイプのスピーカーも販売開始する。
Referenceシリーズは、能率の高いTractrixホーンを全機種に搭載し、2チャンネル、マルチチャンネルのどちらにも対応する。発売するのはサブウーファーも含めて8モデル。
イベントでは、名機として名高い「クリプシュ・ホーン」の紹介など、1946年創業の同社の来歴が説明されるとともに、同社を訪問した際のエピソードも紹介された。それによれば、アメリカではKripschスピーカーとヤマハAVアンプが「黄金の組み合わせ」とされており、ベストバイなど大手量販店でも、この組み合わせで店頭デモが行われることが非常に多いという。
また、Klipschは家庭用機器だけで300ほどのラインナップを持ち、アメリカで市場シェア1,2位を争う人気ブランドであること、ほかに例を見ない本格的な無響室を備え、音質に細心の注意が図られていることなども説明された。
試聴では、SACDの2チャンネル/マルチチャンネルやDVDビデオなど、多彩なソフトでその音質を確かめることができた。特にライブものでは、同社のシンボルであるTractrixホーンが高音をしっかりと描き出すとともに、観客のどよめきやベースなどの低音部も淀みがなく、全域に渡ってスムーズな再生が確認できた。
同社では、今後も定期的に視聴会イベントを開催する予定。イベント情報は随時Phile-webニュースにてご紹介するので、チェックをお忘れなく。
(Phile-web編集部)