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業界展望2005 メーカーアンケート「カシオ」

公開日 2004/12/29 00:22
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国内営業統轄部 QV推進部 次長 小俣 肇氏
●進化するデジカメのニーズに応えた新しい楽しみ方を提案

設問1.業界を取り巻く環境は大きく変化する中で、ユーザー・ライフスタイルおよびその消費行動は、どのように変化していくとお考えですか

HDDレコーダーやネットワークハードディスク等の大容量のストレージへ、写真や音楽・ムービー等をデジタルにて保存することが可能となり、従来とは、異なった楽しみ方が急速に広まることが予想される。

写真や画像の楽しみ方も、すでに、印刷して見るということから、さらにメールで送ったり、WEBで公開したりと、活用の仕方も拡がっている。今後は、静止画を組み合わせてスライドショーを楽しんだり、画像に音声をつけたり、動画を撮ったりと新しいツールが多数発売されることと思う。

その中で、どんな機能を持ったどんな商品がユーザーから受け入れられ、残ってゆくか。その見極めが重要になると思う。


設問2.2005年の中心となる商品ジャンルについて、需要喚起、市場創造へ向けて、どのような提案・展開を考えているか

生活のデジタル化が進むにつれて、デジタルカメラの果たす役割も非常に大きくなり、単に銀塩の写真をデジタルに置き換えるということではなく、常に、新しい楽しみ方をユーザーの方に提供していかなければならないと考えている。

3年目を迎えるEXILIM(エクシリム)シリーズも大きく3つのコンセプトに基づいて商品提供をしている。

一つ目は、薄型・スタイリッシュさを追求したブランドのフラッグシップジャンルである、EXILIMCARD(エクシリムカード)、二つ目は、一番のボリュームゾーンである、コンパクトズームシリーズのEXILIMZOOM(エクシリムズーム)、三つ目は、マニュアル撮影などの写真を撮る楽しみを追求した、EXILIMPRO(エクシリムプロ)である。

カシオ計算機としては、今後もお客様の使用用途に合わせた新しい提案を展開したいと思う。


(Senka21編集部)

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