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業界展望2005 メーカーアンケート「ヤマハエレクトロニクスマーケティング」

公開日 2005/01/04 12:46
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営業統括部 部長 永井春夫氏
既存のホームシアターの訴求に加え新ソリューションビジネスを構築

設問1.業界を取り巻く環境は大きく変化する中で、ユーザー・ライフスタイルおよびその消費行動は、どのように変化していくとお考えですか  

近年は映像商品とのシステム購入比率が高まり、さらに個人及びパートナーとのライフスタイルの中心のリビング空間を重視する傾向が強まり、AV商品は単体購入から家の新築・改築を機会にシステムで購入する傾向が出てきて、2005年以降は一層強まると予想している。この傾向は従来の電気業界での購入形態と同時に、ハウジング業界、家具業界でのAV商品システム購入といったユーザーのソリューション的購入形態といった新たなビジネス変化が起こってくるという面が想定され、ユーザー心理の変化が流通に新たな変化を促進するのではないかと予想している。  

また、弊社で発売している無線LANを応用したMusic CASTなど米国では先行しているAV機器のデジタルホームネットワーク化を推進する商品も出始めており、今後は国内においても家庭用AVPCサーバーなどが市場提案されて、家庭内でもAVホームネットワークが進展すると予想している。

設問2.2005年の中心となる商品ジャンルについて、 需要喚起、市場創造へ向けて、 どのような提案・展開を考えているか

競争戦略:既存ビジネスとして、
<1>ホームシアターシステムはシネマステーション、お茶の間デジタルシアターシステム、スリムシステムといったHTシステム商品を主体に展開 
<2>DPX-1200などプロジェクター視聴会とHTソリューション展開、MX-D1デジタルアンプなどHiFi試聴会を展開

成長戦略:新規ビジネスとして、
<1>ヤマハデジタルサウンドプロジェクター YSP-1を、PDP、液晶など薄型大画面TVと組み合わせて、ワンボディで本物の5・1chサラウンドを、シンプルな設置で簡単な操作で楽しめるご提案を全国主要販売店など店頭展開、体験会などを実施 
<2>米国KLIPSCH社スピーカシステムを主要販売店など店頭展開、視聴会など展開 
<3>シアターシステム、Music CAST、KLIPSCHスピーカーなど住宅家具業界、商業空間などへの展開による新ソリューションビジネスの構築

(Senka21編集部)

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