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D&Mがグループ各社の次世代製品向けにブロードコムのチップセット採用を決定

公開日 2005/01/06 16:57
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●(株)ディーアンドエムホールディングス(以降:D&M)は、D&Mグループ各ブランド(デノン、マランツ、マッキントッシュ、エシェント、リプレイTV、リオ)及び、OEM製品用プラットフォーム開発に向けて、HD-DVD、メディア・サーバー用などの次世代製品開発に必要となるチップセットの供給元の一つに、米ブロードコム社を選択したことを発表した。

今後はD&M各ブランドの製品用にプラットフォームを開発するACT(アドバンスト・センター・フォー・テクノロジーズ)において、ブロードコムのチップセットと、D&MグループのリプレイTVやエシェントのソフトウエア技術を組み込んだアプリケーションの開発が進められることも明らかにされている。同社はこれにより「さまざまなAV機器にDVRやEPG(電子番組表)、ミュージック・ジュークボックス、映画・音楽データ・サービス機能を持たせることが可能になる」と示唆しながら、同プラットフォームやソフトウエアのソリューションを、外部顧客にも提供していく考えも示している。

リオ、リプレイTV、エシェント、ACTを率いるバーニー・セパニアック氏はブロードコムを選択した経緯を「家庭内ネットワークにおけるオーディオ及びビジュアルのエンターテイメントの将来像はチップセットのソリューションの能力にかかっている。チップ供給元の一つにブロードコムを選択した理由は、ブロードコムが高度に統合され、多機能かつコスト競争力のある製品を提供しているためである」と説明している。また「ブロードコム製最新式チップセットにより、D&Mは高画質のデジタル・ビデオ・コンテンツの配信に求められる、最先端の機能と性能を備えた製品の開発が可能になる」と期待をあらわにしている。

【問い合わせ先】
(株)ディーアンドエムホールディングス
042-748-7700

(Phile-web編集部)

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