リオ、有機ELディスプレイを採用したフラッシュメモリータイプの「Rio Unite 130」を発売
リオ・ジャパンよりUSBコネクター搭載のデジタルオーディオプレーヤー新製品「Rio Unite 130」が3月下旬より発売される。価格、およびカラーバリエーションの詳細は下記の通りとなる。
■Rio Unite 130 256MB/Rio eStore価格\15,800(税込)
■Rio Unite 130 512MB/Rio eStore価格\19,800(税込)
■Rio Unite 130 1GB/Rio eStore価格\27,800(税込)
上記3モデルはシルバー/オレンジ/レッド/ネイビー/スカイブルーの5色展開
■Rio Unite 130 2GB/Rio eStore価格\37,800(税込)/シルバー
「Rio Unite 130」は、同社のデジタルオーディオプレーヤー「Rio SUシリーズ」の後継機となる、フラッシュメモリー内蔵型のシリーズモデルだ。スライド式の薄型USBコネクターを本体に搭載し、PCとケーブルなしで直結して使うことができる。USBコネクターを搭載したデジタルオーディオプレーヤーとしては、クラス最小サイズを実現している。USB2.0に対応する。
Rioの製品としては、操作部ディスプレイに初めて有機ELを採用し、視認性を向上させているほか、電力消費が高いと言われている有機ELを採用しながら、新らしいチップの搭載により、3時間の充電で27時間の連続再生を実現している。
再生可能フォーマットはWMA/MP3/OGG/WAV/ASFをサポート。マイクロソフト社のDRM(デジタル著作権管理)技術であるDRM 9に対応する。本体にはボイスレコーディング機能のほか、FMチューナーも搭載されている。またUSBストレージメディアとしても活用できる。また赤外線リモコン機能では、本機をリモコンとして使って、デノンの販売するミニコンポや、他社製のテレビを操作することができる。
対応OSはWindows/Mac/Linux。2GBモデルはシルバー、他のモデルはオレンジ/レッド/ネイビー/スカイブルーも取りそろえ豊富なカラー展開となる。
本日リオ・ジャパンが開催した新製品発表会には(株)ディーアンドエムホールディングス リオ・ジャパン事業部ゼネラル・マネージャーの矢野間也寸志氏が駆けつけ、新製品の詳細説明と、リオ・ジャパンの事業戦略について語った。
「Rio Unite 130」について矢野間氏は「今までやってきた機能は全て入っている新製品だ。価格も戦略的に設定し、月販2万台を狙う」と語った。デジタルオーディオプレーヤー市場については「2004年後半から伸びが顕著になり、今年は市場全体で250万から260万台の売上が予想される」とコメントし、さらにリオ・ジャパンとしては年間40万台の出荷台数を予想していることを明らかにした。
今年の市場動向について「大手オーディオメーカーが数多く参戦してくるのでは」と予測を語った矢野間氏は「リオのフラッシュメモリーシリーズとしては、USBダイレクト接続、USB2.0対応をはじめ、Windows Media Playerとの優れた連動機能やDRMへの対応を全面に打ち出していきたい」と意気込みをみせた。Rio製品の今後の展開については「カラー液晶をはじめとする表示の見やすさ、ワイヤレステクノロジー、カー製品やミニコンとの連携を進めながら、Rio製品をより高音質に楽しんでいただける専用のヘッドホンやスピーカーにも力を入れて行きたい」と語った。
本日同社からはHDDデジタルオーディオプレーヤーの「Rio Carbon」について、新しいカラーバリエーションモデルも発表された。
この度新たに加わるのは「ブラック」「パールホワイト」の2色。従来の「シルバー」と合わせた3色展開となる。価格も直販サイト価格で26,800円に値下げされる。
Rio製品と合わせて高音質再生が楽しめるヘッドフォン「Rio LIVE gear」も発表された。こちらは4月下旬から5月上旬の発売となり、価格は3,980円。
軽量・薄型設計のアルミハウジングを使った、イヤーフックタイプのヘッドフォンとなり、イヤーフックには長時間の使用にもやさしいシリコンイヤーフックを採用。Rioのデジタルオーディオプレーヤーと一緒に収納できるキャリングケースも付属する。
発表会の最後に、リオ・ジャパンの矢野間氏は今後の新製品リリースのスケジュールも語った。今年の夏以降には、より大容量のHDDデジタルオーディオプレーヤー「Carbon」シリーズのリリースが予定されているほか、有機ELディスプレイも積極的に展開されるとのことだ。また5月の連休明けには、新たなフラッシュメモリータイプ2機種の導入も予定されているという。こちらにも期待したい。
最後に本日の会場で行われた質疑応答の模様を掲載する。
【質疑応答】
Q:リオ・ジャパンが取扱う「SiGN」ブランドの製品との住み分けはどのように行っていくのか
A:「SiGN」は当社が香港から輸入販売を行っているブランドだ。「SiGN」はデザインに特化した製品を展開していく予定だが、Rioはどちらかといえばゼネラルな製品で展開していきたいと考えている。
Q:今後SUシリーズは併売されるのか
A:夏ぐらいからUniteシリーズの新製品でやっていく予定だ。
Q:今後フラッシュメモリータイプのプレーヤーにも大容量のモデルが増えると思うが、HDDタイプとの住み分けはどのように行っていくのか
A:確かにあまり大きい容量になると、HDDプレーヤーも人気があって難しいが、フラッシュメモリータイプの価格もこれから安く抑えることができるようになるだろう。一方で128MBタイプは今年の前半から数が減って行き、今年の春過ぎには512MBタイプがメインになってくるだろう。HDDタイプとフラッシュタイプは使い方が違うので、それぞれの特徴や楽しみ方の違いをユーザーが認識して、どのように使い分けていくのかを見極めていきたいと考えている。
Q:店頭プロモーションの戦略についてはどのように展開するのか
A:フラッシュメモリータイプの品数も確かに増大しているので、他社製品との差別化は大事と考えている。店頭ではプロモーション用のDVDをつくって流している。デジタルオーディオプレーヤーの使い方がまだまだご理解いただけていない部分もあるので、これからも積極的に啓蒙活動を推し進めていきたい。
【問い合わせ先】
リオ・ジャパン サポートセンター
TEL/0570-00-2111
(Phile-web編集部)
■Rio Unite 130 256MB/Rio eStore価格\15,800(税込)
■Rio Unite 130 512MB/Rio eStore価格\19,800(税込)
■Rio Unite 130 1GB/Rio eStore価格\27,800(税込)
上記3モデルはシルバー/オレンジ/レッド/ネイビー/スカイブルーの5色展開
■Rio Unite 130 2GB/Rio eStore価格\37,800(税込)/シルバー
「Rio Unite 130」は、同社のデジタルオーディオプレーヤー「Rio SUシリーズ」の後継機となる、フラッシュメモリー内蔵型のシリーズモデルだ。スライド式の薄型USBコネクターを本体に搭載し、PCとケーブルなしで直結して使うことができる。USBコネクターを搭載したデジタルオーディオプレーヤーとしては、クラス最小サイズを実現している。USB2.0に対応する。
Rioの製品としては、操作部ディスプレイに初めて有機ELを採用し、視認性を向上させているほか、電力消費が高いと言われている有機ELを採用しながら、新らしいチップの搭載により、3時間の充電で27時間の連続再生を実現している。
再生可能フォーマットはWMA/MP3/OGG/WAV/ASFをサポート。マイクロソフト社のDRM(デジタル著作権管理)技術であるDRM 9に対応する。本体にはボイスレコーディング機能のほか、FMチューナーも搭載されている。またUSBストレージメディアとしても活用できる。また赤外線リモコン機能では、本機をリモコンとして使って、デノンの販売するミニコンポや、他社製のテレビを操作することができる。
対応OSはWindows/Mac/Linux。2GBモデルはシルバー、他のモデルはオレンジ/レッド/ネイビー/スカイブルーも取りそろえ豊富なカラー展開となる。
本日リオ・ジャパンが開催した新製品発表会には(株)ディーアンドエムホールディングス リオ・ジャパン事業部ゼネラル・マネージャーの矢野間也寸志氏が駆けつけ、新製品の詳細説明と、リオ・ジャパンの事業戦略について語った。
「Rio Unite 130」について矢野間氏は「今までやってきた機能は全て入っている新製品だ。価格も戦略的に設定し、月販2万台を狙う」と語った。デジタルオーディオプレーヤー市場については「2004年後半から伸びが顕著になり、今年は市場全体で250万から260万台の売上が予想される」とコメントし、さらにリオ・ジャパンとしては年間40万台の出荷台数を予想していることを明らかにした。
今年の市場動向について「大手オーディオメーカーが数多く参戦してくるのでは」と予測を語った矢野間氏は「リオのフラッシュメモリーシリーズとしては、USBダイレクト接続、USB2.0対応をはじめ、Windows Media Playerとの優れた連動機能やDRMへの対応を全面に打ち出していきたい」と意気込みをみせた。Rio製品の今後の展開については「カラー液晶をはじめとする表示の見やすさ、ワイヤレステクノロジー、カー製品やミニコンとの連携を進めながら、Rio製品をより高音質に楽しんでいただける専用のヘッドホンやスピーカーにも力を入れて行きたい」と語った。
本日同社からはHDDデジタルオーディオプレーヤーの「Rio Carbon」について、新しいカラーバリエーションモデルも発表された。
この度新たに加わるのは「ブラック」「パールホワイト」の2色。従来の「シルバー」と合わせた3色展開となる。価格も直販サイト価格で26,800円に値下げされる。
Rio製品と合わせて高音質再生が楽しめるヘッドフォン「Rio LIVE gear」も発表された。こちらは4月下旬から5月上旬の発売となり、価格は3,980円。
軽量・薄型設計のアルミハウジングを使った、イヤーフックタイプのヘッドフォンとなり、イヤーフックには長時間の使用にもやさしいシリコンイヤーフックを採用。Rioのデジタルオーディオプレーヤーと一緒に収納できるキャリングケースも付属する。
発表会の最後に、リオ・ジャパンの矢野間氏は今後の新製品リリースのスケジュールも語った。今年の夏以降には、より大容量のHDDデジタルオーディオプレーヤー「Carbon」シリーズのリリースが予定されているほか、有機ELディスプレイも積極的に展開されるとのことだ。また5月の連休明けには、新たなフラッシュメモリータイプ2機種の導入も予定されているという。こちらにも期待したい。
最後に本日の会場で行われた質疑応答の模様を掲載する。
【質疑応答】
Q:リオ・ジャパンが取扱う「SiGN」ブランドの製品との住み分けはどのように行っていくのか
A:「SiGN」は当社が香港から輸入販売を行っているブランドだ。「SiGN」はデザインに特化した製品を展開していく予定だが、Rioはどちらかといえばゼネラルな製品で展開していきたいと考えている。
Q:今後SUシリーズは併売されるのか
A:夏ぐらいからUniteシリーズの新製品でやっていく予定だ。
Q:今後フラッシュメモリータイプのプレーヤーにも大容量のモデルが増えると思うが、HDDタイプとの住み分けはどのように行っていくのか
A:確かにあまり大きい容量になると、HDDプレーヤーも人気があって難しいが、フラッシュメモリータイプの価格もこれから安く抑えることができるようになるだろう。一方で128MBタイプは今年の前半から数が減って行き、今年の春過ぎには512MBタイプがメインになってくるだろう。HDDタイプとフラッシュタイプは使い方が違うので、それぞれの特徴や楽しみ方の違いをユーザーが認識して、どのように使い分けていくのかを見極めていきたいと考えている。
Q:店頭プロモーションの戦略についてはどのように展開するのか
A:フラッシュメモリータイプの品数も確かに増大しているので、他社製品との差別化は大事と考えている。店頭ではプロモーション用のDVDをつくって流している。デジタルオーディオプレーヤーの使い方がまだまだご理解いただけていない部分もあるので、これからも積極的に啓蒙活動を推し進めていきたい。
【問い合わせ先】
リオ・ジャパン サポートセンター
TEL/0570-00-2111
(Phile-web編集部)
関連リンク
- ブランドRIO
- 型番Rio Unite 130
- 発売日本文を参照
- 価格本文を参照
【SPEC】●対応OS:Windows 98SE/Me/2000/XP、Macc OS 9.1以降/Mac OS 10.1以降、Linux Kernel ver2.2以降 ●ファイル形式:MP3/WMA/ASF/WAV/OGG ●音楽配信対応:Windows Media Technology - DRM対応 ●ディスプレイ:有機EL(128×64) ●インターフェイス:USB2.0 ●外形寸法:26W×70H×18Dmm ●質量:約40g
- ブランドRIO
- 型番Rio LIVE gear
- 発売日4月下旬
- 価格\3,980(税込)
【SPEC】●規格形式:ダイナミック型 ●インピーダンス:32Ω ●実効周波数域:50Hz〜20kHz ●最大入力:50mW ●質量:30g(コード、プラグ含まず) ●付属品:キャリーケース