ヤフー、無料音楽配信サービス「サウンドステーション」を開始
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これまで、無料音楽配信は曲の途中までしか聴けないものが多かったが、このサービスでは楽曲をまるごと一曲聴くことができる。視聴時に流す広告で採算を取るビジネスモデルだ。
サービスの利用にはOSにWindows 98 SE以上、Inter net Explorer(ver5.5以上)、Windows Media Player(ver9.0以上)、Flash Player(ver6.0以上)が必要。
サウンドステーションでは、同じテーマの曲を数十曲以上集めたものを「番組」と呼び、「番組」単位で曲をシャッフルして再生する。1つ以上の「番組」を集めたものを「チャンネル」と呼ぶ。「チャンネル」は、「ジャンル」での分類と、音楽誌やライターなどが選んだ「レコメンド」に分かれている。
視聴はサウンドステーションの専用プレーヤーで行う。サイト上で興味を持った番組をクリックすると、プレーヤーが立ち上がり再生が始まる。1つの番組では10曲が聴けるようになっており、最初と途中に広告が流れる。また専用プレーヤーでは、音楽を聴くだけでなく、アーティストのプロフィールや作品情報を見たり、気に入った曲のダウンロード、CDの購入も行える。
現在、サウンドステーションには約10万曲がストックされている。同社では、サウンドステーションを「手持ちのCDともラジオとも違う、新鮮な音楽体験」と位置づけ、新たなサービスの普及を進める考えだ。
(Phile-web編集部)