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<IFA2005レポート:サムスン【2】>先端のマルチメディア商品やBDレコーダーも出品

公開日 2005/09/03 11:21
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サムスンは広大なブースを構え、幅広い分野において先端のデジタルAV機器を展示する。サムスンの戦略商品を語る上では「マルチメディア」がキーワードとなってくる。「マルチメディアジュークボックス」のコンセプトを掲げるデジタルオーディオプレーヤーでは、HDDタイプ、フラッシュメモリータイプの双方にMPEG4ビデオの再生が可能な商品を展開する。


HDDタイプのマルチメディアプレーヤー「YH-J70」

「YP-T8」は2GB/1GB/512MBのフラッシュメモリーを搭載するモデルが揃う
「YH-J70」は30GB/20GBのHDDを搭載するマルチメディアプレーヤー。MP3/WMA/WAV/OGGなど音楽ファイルのほか、MPEG4ビデオが再生できる。30GBのモデルで399ユーロ。「YP-T8」は2GB/1GB/512MBのフラッシュメモリーを搭載するマルチメディアプレーヤー。こちらは2GBが379ユーロ。両機とも販売は既に行っているという。


スリムな筐体に6つの機能を統合したデジタルムービー「VP-M110」
デジタルムービーは「ウルトラスリム」と「6ファンクション搭載」がキーワード。新製品を代表する「VP-M110」ではデジタルムービー撮影のほか、静止画撮影、MP3再生、ボイスレコーダー機能、Webカメラ機能、大容量ストレージとしての活用ができることをアピール。記録媒体はSDメモリーカードで販売価格は699ユーロ。2メガピクセルのCCDを搭載した上位機種のVP-M2100も価格899ユーロでラインナップする。


BDレコーダーのプロトタイプ「BD-R1000」

BDプレーヤーのプロトタイプ「BD-P1000」
Blu-ray Disc関連のコンセプトモデルも幾つか展示された。「BD-R1000」は2層・1層それぞれのBlu-rayディスクへの記録と、DVD再生機能を搭載する。「BD-P1000」はBlu-rayに対応するプレーヤー。それぞれの市場への導入時期については「市場の状況を見極めながら考えたい(展示解説員談)」とのこと。


フロントサラウンドシステム「HT-RP16」のデモも行う
ホームシアターの展示で特別目を引いたのがフロントサラウンドシステム「HT-RP16」。1個のユニットに5本のサラウンドスピーカーを配置し、サブウーファーを別筐体としている。コンパクトなスペースでも快適なサラウンド環境が構築可能であることをデモにより実演していた。

(Phile-web編集部・山本)

[IFA2005REPORT]

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