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[CEDIA EXPO 2005レポート]レポートもぼちぼち終わり。小ネタを棚卸しします

公開日 2005/09/12 11:09
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筆者のインディアナポリスからのレポートもあと3本で締めくくらなければならない。隅から隅まで虱潰しに見ていくのがCEDIA EXPOの正しい見方だと思うが、それでは1週間あっても足りない。実際、全出品の4分の一くらいしか見ていないかもしれない。最後にCEDIA EXPO名物の小ネタをざっと紹介しよう。

まず、ステルスアコースティック社のインビジブルスピーカー。インウォールスピーカーなのだが、まったく存在に気づかない。RCAドームの同社ブースでデモしていたのはF8という8インチのコーンウーファーと25mmのネオマグネットトゥイーターで構成された2ウェイタイプ。実装状態で45HZ〜20kHZまでの再生能力がある。F8はバッフルにドライバー(薄い)とネットワークが取り付けられた状態で2×6住宅の壁に取り付け、表を内装でおおってしまうと存在がわからず、しかしクリアな再生音を聴かせる。


やはりRCAドームで見つけたサウンドマターズ社の“サブステージ100”は、“フラットマジック・ステルスサブウーファー”を名乗る小型で薄型の低音システム。ソファの下に隠しておく。同社のオールインワンハイファイシアターコンソール“メインステージHD”と組み合わせるとベター。メーカーではこのシステムを“フルレンジステージHD”と呼ぶ。



ドレーパー社は、公共施設や商業施設からホームシアターまでのディスプレイやプロジェクター、スクリーンなどの取り付け金具や昇降機の専門メーカー。エキジビションホールで多種多様なアイテムを出品していた。大画面の主流が徐々にプロジェクションテレビからプラズマディスプレイや液晶に移行し始めている北米のマーケットを反映して、万能型(全社商品に対応)の壁掛け金具を出品した。日本では壁掛けは伸びていないが、初期からこうしたアイテムがあれば受け入れられ方も違っていたかもしれない。


(ホームシアターファイル編集部・大橋)

[CEDIA2005]

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