PC&デジタルの総合展示会「WPC EXPO 2005」開幕レポート
日経BP社が主催するPCとデジタル機器の総合展示会「WPC EXPO 2005」が10月26日(水)から29日(土)までの4日間、東京ビッグサイトにおいて開催される。
本イベントは、PCを中心としたネットワーク機器を軸に、モバイル機器、デジタル家電製品までを含めたすべてのプラットフォーム、およびビジネスシーンやパーソナルシーンにおけるネット上での様々なソリューション、コンテンツ、サービスなどの先端技術が一堂に集まる総合展示会だ。1995年のスタートから11回目を数える今年は、アジアを中心に5つの国と地域から329の企業と団体が出展する。
今年のイベントのテーマは、「感動と創造、未来を拓く!デジタル・ルネッサンーあなたが変わる、ビジネスが変わる!」と題し、デジタルテクノロジーの発展と融合を体験させるブース展示のほか、業界のキーパーソンによる講演会も多数開催される。
今回は会場の模様の一部をフォトレポート形式でお伝えしていく。
■KDDI
KDDIのブースで注目を集めていたのは、三洋電機が24日に正式発表した、上デジタル放送の携帯・移動体向けサービス「ワンセグ」に対応するチューナー搭載の携帯電話「W33SA」の展示だ。デモ機による体験展示では試験放送の受信を行い、高精細な映像を再生していた。また、同じく三洋電機から発売される3Dサラウンド機能を搭載した携帯電話「W31SAII」も注目を浴びていた。
■PANASONIC
パナソニックは今月発表したSDオーディオプレーヤー「D-snap」と、SDオーディオシステム「D-dock」による、新しいデジタルオーディオスタイルの提案に力をいれた展示内容だ。デジタルカメラLUMIXシリーズの展示では、最新モデルのラインナップを紹介するほか、SDカードムービーの「SDR-S100」の展示にも注目が集まる。SDカードムービーのコンセプトモデルとして、ハイビジョン録画への対応を想定したプロトタイプも展示されている。他にも電力線を使ったPLC(Power Line Communication:電力線搬送通信)の技術をベースに構築した家庭内ネットワークによる、HD映像伝送、IP電話、データ伝送のデモンストレーションも行っている。
■SHARP
同社が21日に発表した、32V型液晶モニターを軸としたAVセンターパソコン“Mebius”シリーズを展示のメインに掲げる。最上位機のPC-TX100K(PC部)/PC-32MD3(TV部)では、パソコンとしてだけではく、メディアセンターとしても機能する本体にHDD+DVDレコーダーの機能を追加している。ダブルデジタルチューナーも搭載している。
■WILLCOM
ウィルコムは先日マイクロソフト、シャープとともに発表したモバイル端末向けOS「Microsoft Windows Mobile 5.0」を搭載したPHS“W-ZERO3(ダブリューゼロスリー)”「WS003SH」を展示し、大変な反響を得ている。本機の体験展示には絶え間なく行列ができあがり、ユーザーからの関心の高さをうかがわせた。
■TOSHIBA
東芝はHD DVDの特設展示を設け、HD DVD-ROMの再生機能を搭載したノートPCの試作機を展示している。他にもビジネス用途として展開を予定している、光源にLED(発光ダイオード)を用いた小型データプロジェクターも投射デモを行っていた。また小型燃料電池を活用したAV機器の応用イメージもコンセプトモデルを一堂に展示しアピールしている。
■EPSON
エプソンのブースでは液晶プロジェクター「ドリーミオ」シリーズを核としたホームシアター展示を展開している。中でもDVDプロジェクター「EMP-TWD1」は2つの特設展示コーナーを設けて、その魅力を強くアピールしている。
■大日本印刷
大日本印刷のブースには同社が新しく開発したスクリーンが展示され注目を集めている。ブース正面には独自開発の素材を用いて明るい部屋でも高精細な大画面映像を実現する外光吸収スクリーンのハードボードタイプを展示する。またインタラクティブ機能を実装した透明タイプのスクリーンも展示されている。
■ホームシアター満喫ワールド
広大な展示会場の一角には、ホームシアターの大画面と迫力のサウンドが体験できる「ホームシアター満喫ワールド」が設置され話題を集めている。日立、三洋、パナソニック、パイオニア、三菱、シャープ、東芝、ビクターなどが展示する大画面機器と、ボーズ、ヤマハ、オンキヨーなどが展示するサラウンド機器による迫力のホームシアター体験が味わえる。
(Phile-web編集部)
本イベントは、PCを中心としたネットワーク機器を軸に、モバイル機器、デジタル家電製品までを含めたすべてのプラットフォーム、およびビジネスシーンやパーソナルシーンにおけるネット上での様々なソリューション、コンテンツ、サービスなどの先端技術が一堂に集まる総合展示会だ。1995年のスタートから11回目を数える今年は、アジアを中心に5つの国と地域から329の企業と団体が出展する。
今年のイベントのテーマは、「感動と創造、未来を拓く!デジタル・ルネッサンーあなたが変わる、ビジネスが変わる!」と題し、デジタルテクノロジーの発展と融合を体験させるブース展示のほか、業界のキーパーソンによる講演会も多数開催される。
今回は会場の模様の一部をフォトレポート形式でお伝えしていく。
■KDDI
KDDIのブースで注目を集めていたのは、三洋電機が24日に正式発表した、上デジタル放送の携帯・移動体向けサービス「ワンセグ」に対応するチューナー搭載の携帯電話「W33SA」の展示だ。デモ機による体験展示では試験放送の受信を行い、高精細な映像を再生していた。また、同じく三洋電機から発売される3Dサラウンド機能を搭載した携帯電話「W31SAII」も注目を浴びていた。
■PANASONIC
パナソニックは今月発表したSDオーディオプレーヤー「D-snap」と、SDオーディオシステム「D-dock」による、新しいデジタルオーディオスタイルの提案に力をいれた展示内容だ。デジタルカメラLUMIXシリーズの展示では、最新モデルのラインナップを紹介するほか、SDカードムービーの「SDR-S100」の展示にも注目が集まる。SDカードムービーのコンセプトモデルとして、ハイビジョン録画への対応を想定したプロトタイプも展示されている。他にも電力線を使ったPLC(Power Line Communication:電力線搬送通信)の技術をベースに構築した家庭内ネットワークによる、HD映像伝送、IP電話、データ伝送のデモンストレーションも行っている。
■SHARP
同社が21日に発表した、32V型液晶モニターを軸としたAVセンターパソコン“Mebius”シリーズを展示のメインに掲げる。最上位機のPC-TX100K(PC部)/PC-32MD3(TV部)では、パソコンとしてだけではく、メディアセンターとしても機能する本体にHDD+DVDレコーダーの機能を追加している。ダブルデジタルチューナーも搭載している。
■WILLCOM
ウィルコムは先日マイクロソフト、シャープとともに発表したモバイル端末向けOS「Microsoft Windows Mobile 5.0」を搭載したPHS“W-ZERO3(ダブリューゼロスリー)”「WS003SH」を展示し、大変な反響を得ている。本機の体験展示には絶え間なく行列ができあがり、ユーザーからの関心の高さをうかがわせた。
■TOSHIBA
東芝はHD DVDの特設展示を設け、HD DVD-ROMの再生機能を搭載したノートPCの試作機を展示している。他にもビジネス用途として展開を予定している、光源にLED(発光ダイオード)を用いた小型データプロジェクターも投射デモを行っていた。また小型燃料電池を活用したAV機器の応用イメージもコンセプトモデルを一堂に展示しアピールしている。
■EPSON
エプソンのブースでは液晶プロジェクター「ドリーミオ」シリーズを核としたホームシアター展示を展開している。中でもDVDプロジェクター「EMP-TWD1」は2つの特設展示コーナーを設けて、その魅力を強くアピールしている。
■大日本印刷
大日本印刷のブースには同社が新しく開発したスクリーンが展示され注目を集めている。ブース正面には独自開発の素材を用いて明るい部屋でも高精細な大画面映像を実現する外光吸収スクリーンのハードボードタイプを展示する。またインタラクティブ機能を実装した透明タイプのスクリーンも展示されている。
■ホームシアター満喫ワールド
広大な展示会場の一角には、ホームシアターの大画面と迫力のサウンドが体験できる「ホームシアター満喫ワールド」が設置され話題を集めている。日立、三洋、パナソニック、パイオニア、三菱、シャープ、東芝、ビクターなどが展示する大画面機器と、ボーズ、ヤマハ、オンキヨーなどが展示するサラウンド機器による迫力のホームシアター体験が味わえる。
(Phile-web編集部)