ドキュメンタリー映画注目の秋(1) − 山形国際ドキュメンタリー映画祭で知る中国民衆の姿
20日まで開催されている、山形国際ドキュメンタリー映画祭の東京上映会。今週は、インド、チェチェン、イスラエル、レバノンなど政治的な騒乱の続く各地からの映像に加え、映画界で注目される中国作品の上映がある。
中国では、ダイレクト・シネマ手法(少人数のクルーで状況を客観的に撮影し、ナレーションなしの長時間カットを多用してカメラがいないかのように状況を伝えるキュメンタリー手法。巨匠、ロバート・ワイズマンが用いて、映画界に大きな影響を与えている)の映画が大きな成果を収め注目されているが、20日の夜に上映される「水没の前に」は、中国ダイレクトシネマの真髄と評価され、2005年の山形国際ドキュメンタリー映画祭大賞を受賞した。映画は三峡ダムに沈む村を取材、民衆の生活の様々な側面を映像化している。
この他にも、中国の雲南地方の若手作家の作品など、ドキュメンタリー映像により各地の民衆の生活を知ることができる。
会場は御茶ノ水のアテネ・フランセ文化センター
当日券 1回1300円 3回 3600円
詳細は以下まで ドキュメンタリー・ドリーム・ショー 山形in東京
http://www.cinematrix.jp/dds/2006/08/post_7.html
(文・山之内優子)
中国では、ダイレクト・シネマ手法(少人数のクルーで状況を客観的に撮影し、ナレーションなしの長時間カットを多用してカメラがいないかのように状況を伝えるキュメンタリー手法。巨匠、ロバート・ワイズマンが用いて、映画界に大きな影響を与えている)の映画が大きな成果を収め注目されているが、20日の夜に上映される「水没の前に」は、中国ダイレクトシネマの真髄と評価され、2005年の山形国際ドキュメンタリー映画祭大賞を受賞した。映画は三峡ダムに沈む村を取材、民衆の生活の様々な側面を映像化している。
この他にも、中国の雲南地方の若手作家の作品など、ドキュメンタリー映像により各地の民衆の生活を知ることができる。
会場は御茶ノ水のアテネ・フランセ文化センター
当日券 1回1300円 3回 3600円
詳細は以下まで ドキュメンタリー・ドリーム・ショー 山形in東京
http://www.cinematrix.jp/dds/2006/08/post_7.html
(文・山之内優子)