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第7回東京フィルメックス開幕 − 岡本喜八監督特集も

公開日 2006/11/17 17:49
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「三峡好人」 ジャ・ジャンクー監督 中国・2006・107分 中国・2006・107分 三峡ダム建設の町を舞台に、現代中国社会とそこに生きる男女を描いている

「結婚のすべて」岡本喜八監督作品 (c) 1958 TOHO CO., LTD.
アジアと世界の秀作映画の最新トレンドを特集する映画祭、東京フィルメックスが7回目を迎え、本日11月17日(金)から26日(日)まで東京都有楽町の朝日ホール他の会場で開催されている。

アジアの新進作家の映画を上映するコンペティション部門ではイラン(3作)、中国(2作)、フィリピン、タジキスタン、イスラエル、日本の9作品。

特別招待作品は、日本、黒沢清監督の刑事ものミステリー「叫(さけび)」、香港、ジョニー・トーが香港マフィアを描いた「エレクション」など11作品で、日のクロージング作品としては台湾のツァイ・ミンリャン監督が故郷マレーシアで撮影した「黒眼圏」が上映される。

恒例となっている国立近代美術館フィルムセンターとの共催の日本映画監督特集は、今年は岡本喜八監督をとりあげ、初期から中期の12本を特集。他に本年8月に亡くなったスイスの映画作家ダニエル・シュミットの二作品など合わせて計34作品を上映する。

東京FILMEXは、上映される監督を招聘し、観客や作家どうしの交流を進めることに力をいれており、今回も上映監督の多くが来日し、会場でトーク、質疑応答が行われる予定。岡本喜八特集では18日(土)、19日(日)に俳優の雪村いずみ、寺田農、寺島進などのトークが予定されている。

プログラム、会場等の詳細については下記のURLを参照のこと。

(文・山之内優子)

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