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<CES2007>日立製作所の注目新製品の価格と出荷時期が明らかに!

公開日 2007/01/10 11:07
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CES開会を目前に控えた1月8日の早朝、日立がプレスカンファレンスを開催した。


冒頭で事業展開について解説をおこなった江幡誠氏
まず冒頭では江幡誠氏が登場、今後の事業展開について説明をおこなった。まずテレビ事業については、プラズマテレビでは130以上の特許を持つなど、技術開発の面で先行しており、それが色再現や動画解像度の面で優れた画質を提供できる結果に繋がっていること、そしてさらに今年はこうしたHDTVの増産体制が整い、右肩上がりの市場の要求に十分応えられる状況が整うことを強調した。

さらにビデオカメラについても、日本のマーケットで17週にわたってトップのセールスシェアを記録したDVDとHDDのハイブリッドタイプを今年ようやく米国市場でも投入できるので、大いに期待しているとした。

そのほか、日立マクセルが開発したHDDなど、ユーザーの暮らしを楽しく便利なものにする日立の最新技術の成果が2007CESで発表されているので、ブースを注目してほしい、と締めくくった。

続いてKevin Sullivan氏とDaniel Lee氏が登場。米国でも技術的な優位性を生かすために、さらにベストバイやサーカスシティといった販売店とのリレーションシップを深めていくこと、そして各種キャンペーンによってブランド力を向上していくというビジョンを示した。

Chief Strategy OfficerのKevin Sullivan氏

このあとCESで注目される日立の最新製品について各担当者が登壇、解説をおこなった。今回のプレスカンファレンスで明らかにされたトピックは以下のとおりだ。

<テレビ関連>

●最新プラズマテレビH501シリーズは50型を2007年の4月から、42型を同4月から、55型を同6月から出荷する

●1080ALISを搭載した50型プラズマテレビH401シリーズ(画素数は1280×1080)が、2500ドルを下回る低価格で提供される

●動画性能を高めた液晶テレビH201シリーズは32型を2007年の5月から、37型を同6月から出荷する

●2007年はフルHDのリアプロジェクションテレビを50、55、62型のラインナップで展開する計画である

<ビデオカメラ関連>

●米国で初となるHDD/DVDハイブリッドタイプのモデルDZH500Aが2007年の4月には出荷される見込み。価格は約800ドル。HDDが8GBの下位機も同時にラインナップするが、こちらは約600ドルで展開

●そのほかのDVDカムコーダー(The Ultra Vision)のシリーズとして、DZGX5080AおよびDZGX5020Aをラインナップ。価格はそれぞれ約450ドル、約350ドル。出荷時期はそれぞれ2007年の3月、2月としている

<ハードディスク関連>

●Hitachi Global Strage TechnologyからDeskstar 7K1000(3.5型1TBタイプ)がこの四半期中(3月前後)に出荷される。デジタルレコーダーなどへの搭載が見込まれており、価格は卸値で399ドル(1GBあたりの価格は約40セント!)

Deskstar 7K1000

世界最初のHDDはわずか5MBしかなかったが、いよいよ1TBに到達。より規模の大きなライブラリーづくりが可能になった

詳細については、ブースのレポートを併せて参照してほしい。

(ホームシアターファイル編集部・平野)

ces2007

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