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松下電器、VOD機能など省いたプラズマ“VIERA”PZ70シリーズ2機種

公開日 2007/08/09 19:14
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松下電器産業(株)パナソニックマーケティング本部は、プラズマテレビ“VIERA”新製品として、PZ70シリーズ2機種を9月1日に発売する。製品の型番と発売日は以下の通り。

 ・「TH-50PZ70」¥OPEN(予想実売価格450,000円前後)
 ・「TH-42PZ70」¥OPEN(予想実売価格350,000円前後)

TH-50PZ70

TH-42PZ70
 
両機種とも1,920×1,080のフルHDパネルを搭載。パネルは同時発表の上位シリーズ「PZ750SK」(関連ニュース)と同等のもので、予備放電の駆動電圧を細かく制御する新アルゴリズムの採用などにより、コントラスト比10,000対1を実現。さらに、約10万時間というパネルの長寿命化も実現している。動画解像度や色再現力もPZ750と同等。

コントラスト比10,000対1を実現

そのほか、パネル駆動回路や映像処理技術などについても、PZ750とほぼ同等のものを採用している。

PZ750と異なるのはチューナーの数で、PZ700は地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2基搭載しているが、PZ70は1基となる。また、スピーカーはアンダータイプとなり、PZ750が採用した3ウェイ6スピーカーは搭載していない。

また、SDメモリーカードやネット経由の動画再生機能も省略されている。PZ750で行える、SDメモリーカード内のAVCHD動画の再生がPZ70では行えない。ただし、静止画再生機能「フルハイビジョン テレ写」には対応している。また、アクトビラのVODサービス「アクトビラ ビデオ」の再生にも対応していない。

接続端子では、HDMI入力端子が2系統で、PZ750の3系統から1系統少なくなっている。また、PZ750が装備するi.Link端子も省略されている。そのほかの端子はPZ750と同様で、D4入力2系統、光デジタル出力1系統、D-Sub 15ピン入力1系統などを備える。

本体からはチタングレーで、この点もブラック筐体を採用したPZ750との違いとなっている。

パネルや映像回路などの仕様は最上位機のPZ750と同等で、価格差は約8万円程度。手頃な価格で高画質なテレビを探しているユーザーには有力な選択肢となるはずだ。

【問い合わせ先】
お客様ご相談センター
TEL/0120-878-365

(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドPANASONIC
  • 型番TH-50PZ70
  • 発売日2007年9月1日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格450,000円前後)
【SPEC】●画面サイズ: 50V型 ●画素数:1,920×1,080 ●コントラスト比:10,000対1 ●受信チャンネル:地上デジタル(CATVパススルー対応)、BSデジタル、110度CSデジタル、地上アナログ ●音声実用最大出力:総合20W(JEITA) ●入出力端子:HDMI×2、D4×2、S2映像入力×3、ビデオ入力×4、モニター出力×1、RGB入力端子(ミニD- Sub15Pin)×1、光デジタル音声出力端子、Irシステム端子、LAN端子、ほか ●本体外形寸法(スタンドあり):1,210W×866H×369Dmm ●質量(スタンドあり):約49.5kg
  • ブランドPANASONIC
  • 発売日2007年9月1日
【SPEC】●画面サイズ: 42V型 ●画素数:1,920×1,080 ●コントラスト比:10,000対1 ●受信チャンネル:地上デジタル(CATVパススルー対応)、BSデジタル、110度CSデジタル、地上アナログ ●音声実用最大出力:総合20W(JEITA) ●入出力端子:HDMI×2、D4×2、S2映像入力×3、ビデオ入力×4、モニター出力×1、RGB入力端子(ミニD- Sub15Pin)×1、光デジタル音声出力端子、Irシステム端子、LAN端子、ほか ●本体外形寸法(スタンドあり):1,020W×752H×330Dmm ●質量(スタンドあり):約39.5kg