ウォルフソン、高音質と電源管理機能を実現したシステムPMIC「WM8350」を発表
ウォルフソン・マイクロエレクトロニクス・ピーエルシーは、システムPMIC「WM8350」を発表した。本製品は、7x7mmの129ピンBGAパッケージで既にサンプル出荷を開始している。
WM8350は同社「AudioPlus」の新シリーズである「AudioPlus Power Management」の製品。アナログ入力6系統、ステレオ/アナログ出力2系統、モノラル・ライン出力2系統をサポートし、直接ヘッドホンを駆動することもできる。
オーディオコーデックと、2MHz DC-DCコンバーターを6個、150mAのLDOレギュレーターを4個、A/Dコンバーターのほか、充電機能などのパワーマネージメント・サブシステムを統合したのが特長。クラス最高のオーディオ性能を持ち、パワーマネジメントに優れるため長い電池寿命を実現することが可能だ。また、多くの部品を集積することにより、コストを削減するほか、デバイスの小型化・軽量化を実現できるという。
また、1MHz DC-DCステップアップ(ブースト)コンバーターも2個搭載しており、バックライトディスプレイやUSB OTGへの+5Vの電力供給に使用可能だ。
シングルセル・リチウム充電機能や目標電圧のプログラミング機能、細流・高速充電モードをサポート。USBまたはウォール・アダプタの自動電力選択機能により、電池が切れていても、あらゆるポータブル・アプリケーションで「インスタントオン」の機能を使用することが可能だ。
本製品の記者発表会には、同社マーケティング&アプリケーション担当副社長のジュリアン・ヘイズ氏が登壇。新製品の説明を行った。
ヘイズ氏は「今回新たに加わった『AudioPlus Power Management』は、パワーマネージメント技術を向上させ、長時間寿命を実現した。単体デバイスにも遜色ない音を実現する素晴らしい製品だと自負している」と、新製品への自信をあらわにした。同社は今後、2007年度第4四半期にはシステムPMIC「WM8351」をサンプル出荷し、2008年度上半期には、現在開発中の「WM840x」をリリースするとのロードマップを明らかにした。
(Phile-web編集部)
WM8350は同社「AudioPlus」の新シリーズである「AudioPlus Power Management」の製品。アナログ入力6系統、ステレオ/アナログ出力2系統、モノラル・ライン出力2系統をサポートし、直接ヘッドホンを駆動することもできる。
オーディオコーデックと、2MHz DC-DCコンバーターを6個、150mAのLDOレギュレーターを4個、A/Dコンバーターのほか、充電機能などのパワーマネージメント・サブシステムを統合したのが特長。クラス最高のオーディオ性能を持ち、パワーマネジメントに優れるため長い電池寿命を実現することが可能だ。また、多くの部品を集積することにより、コストを削減するほか、デバイスの小型化・軽量化を実現できるという。
また、1MHz DC-DCステップアップ(ブースト)コンバーターも2個搭載しており、バックライトディスプレイやUSB OTGへの+5Vの電力供給に使用可能だ。
シングルセル・リチウム充電機能や目標電圧のプログラミング機能、細流・高速充電モードをサポート。USBまたはウォール・アダプタの自動電力選択機能により、電池が切れていても、あらゆるポータブル・アプリケーションで「インスタントオン」の機能を使用することが可能だ。
本製品の記者発表会には、同社マーケティング&アプリケーション担当副社長のジュリアン・ヘイズ氏が登壇。新製品の説明を行った。
ヘイズ氏は「今回新たに加わった『AudioPlus Power Management』は、パワーマネージメント技術を向上させ、長時間寿命を実現した。単体デバイスにも遜色ない音を実現する素晴らしい製品だと自負している」と、新製品への自信をあらわにした。同社は今後、2007年度第4四半期にはシステムPMIC「WM8351」をサンプル出荷し、2008年度上半期には、現在開発中の「WM840x」をリリースするとのロードマップを明らかにした。
(Phile-web編集部)