<InterBEE 2007>オーディオ編(1) − オヤイデのプロ向けブランド初登場/FOSTEXアクティブSP新機種
本日開幕したInterBEE 2007。本項では「プロオーディオ部門」の展示内容「その1」をお届けする。
■オヤイデ電気
ピュアオーディオの分野で高い評価を得ているオヤイデ電気は、この夏に立ち上げたプロ用ケーブルブランド“NEO”を初お披露目した。NEOの各製品は、OYAIDEがこれまで培ってきた技術を継承しPCOCC-A導体を採用。設計は新規に行っているという。
ラインケーブルは、2種類のサウンドバリエーションを持たせた「PA-01」「PA-01 H」をラインナップ。ともにフォンプラグ、RCAプラグを装備したモデルを用意する。ノイズ対策や振動対策、導体構造にこだわり、高水準の信号伝送を可能にしているという。
また、3芯×8chのマルチ・ケーブル「PA-08C」も同時に公開した。本ケーブルも中心導体にPCOCC-Aを採用。プラグはD-Sub、XLR、フォンに対応可能で、それぞれを組み合わせたケーブルをラインナップしている。
■BOSE
プロフェッショナル用サウンドシステム“FreeSpace”シリーズ(発表時のニュース)を様々な組み合わせで展示。天井埋め込みスピーカー「FS16」は天吊りスタイルで展示し、商業施設などでゾーンコントロールが可能な「FreeSpace4400」と組み合わせている。また、屋内専用スピーカー「DS 16S」、屋外・屋内兼用スピーカー「DS 16SE」は、FreeSpaceシステム「DXA2120」と組み合わせた展示を行っている。
中規模施設へのインストールに向いた3ウェイタイプのフルレンジスピーカー「Panaray LT9403/6403」も展示。こちらは、標準でアナログ8in 8outに対応する高性能DSPエンジニアード・サウンド・プロセッサー「ControlSpace ESP-88」との組み合わせてデモを行っている。
音響デザインの可聴化システムとして展示されたのは「Auditioner」。ソフトウェア「Modeler」で3D空間をデザインすると、その空間でどのような音響が再現されるかを確認できるシステムで、これまでスタジアムや教会など、世界で100件以上の施設の音響システムの設計に採用されたという。
■オーディオテクニカ
ワイヤレスマイクシステムや、録音用マイクを多数展示。ヘッドホンは、9月に発売したスタジオモニターヘッドホンの新製品「ATH-M50」を展示している。M50は、「ATH-M30」の上位機で密閉ダイナミック型。高磁力ネオジウムマグネットを採用した大口径45mm径ドライバーユニットを装備している。
また、同社テレビCMに起用されているAIの、スペシャルカスタムモデルとして、ラメの入ったマイクとヘッドセットが展示され注目を集めた。
■フォステクス
スタジオ用モニターとして高い実績を残すFOSTEXは、来春の発売を予定しているアクティブスピーカー「NF-4A」の再生デモを実施。本機はニアフィールド用のリファレンス機で、「HR振動板」を採用したウーファーに、クラス最大級の磁気回路を搭載したという。トゥイーターは、金属固有のクセが無く優れた応答性を実現するという「純マグネシウムトゥイーター」を採用。また筐体は、スピーカー部とアンプ部をセパレートした、剛性の高いエンクロージャーを採用している。
■ヤマハ
ヤマハは、本格的な大型オーディオミキサーを数多く展示する。また、ライブ/コンサート会場や各種スタジオ向けの業務向けスピーカーを展示。2ウェイ・フルレンジスピーカー「IF2112/95」(¥451,500)はカットモデルを用意し、その内部を公開している。同機のネットワークは、大容量の電流にも耐えられるよう太い導線を用いたコイルを採用。シンプルな回路構成により色づけのない再生音を実現しているという。
■D&Mホールディングス
参考出品として展示されたMARANTZ PROFESSIONALブランドのPCMレコーダー「PMD620」に注目が集まる。手軽に16/24bitのリニアPCM録音が楽しめるオーディオレコーダーで、記録メディアはSD/SDHCカード。プロ用レコーダーとして位置付けているが、楽器演奏の練習や会議の録音など様々な用途を提案している。北米、欧州では11月より販売開始しており、国内では年内発売を目指しているという。価格は4万円台になる見込み。
(Phile-web編集部)
■オヤイデ電気
ピュアオーディオの分野で高い評価を得ているオヤイデ電気は、この夏に立ち上げたプロ用ケーブルブランド“NEO”を初お披露目した。NEOの各製品は、OYAIDEがこれまで培ってきた技術を継承しPCOCC-A導体を採用。設計は新規に行っているという。
ラインケーブルは、2種類のサウンドバリエーションを持たせた「PA-01」「PA-01 H」をラインナップ。ともにフォンプラグ、RCAプラグを装備したモデルを用意する。ノイズ対策や振動対策、導体構造にこだわり、高水準の信号伝送を可能にしているという。
また、3芯×8chのマルチ・ケーブル「PA-08C」も同時に公開した。本ケーブルも中心導体にPCOCC-Aを採用。プラグはD-Sub、XLR、フォンに対応可能で、それぞれを組み合わせたケーブルをラインナップしている。
■BOSE
プロフェッショナル用サウンドシステム“FreeSpace”シリーズ(発表時のニュース)を様々な組み合わせで展示。天井埋め込みスピーカー「FS16」は天吊りスタイルで展示し、商業施設などでゾーンコントロールが可能な「FreeSpace4400」と組み合わせている。また、屋内専用スピーカー「DS 16S」、屋外・屋内兼用スピーカー「DS 16SE」は、FreeSpaceシステム「DXA2120」と組み合わせた展示を行っている。
中規模施設へのインストールに向いた3ウェイタイプのフルレンジスピーカー「Panaray LT9403/6403」も展示。こちらは、標準でアナログ8in 8outに対応する高性能DSPエンジニアード・サウンド・プロセッサー「ControlSpace ESP-88」との組み合わせてデモを行っている。
音響デザインの可聴化システムとして展示されたのは「Auditioner」。ソフトウェア「Modeler」で3D空間をデザインすると、その空間でどのような音響が再現されるかを確認できるシステムで、これまでスタジアムや教会など、世界で100件以上の施設の音響システムの設計に採用されたという。
■オーディオテクニカ
ワイヤレスマイクシステムや、録音用マイクを多数展示。ヘッドホンは、9月に発売したスタジオモニターヘッドホンの新製品「ATH-M50」を展示している。M50は、「ATH-M30」の上位機で密閉ダイナミック型。高磁力ネオジウムマグネットを採用した大口径45mm径ドライバーユニットを装備している。
また、同社テレビCMに起用されているAIの、スペシャルカスタムモデルとして、ラメの入ったマイクとヘッドセットが展示され注目を集めた。
■フォステクス
スタジオ用モニターとして高い実績を残すFOSTEXは、来春の発売を予定しているアクティブスピーカー「NF-4A」の再生デモを実施。本機はニアフィールド用のリファレンス機で、「HR振動板」を採用したウーファーに、クラス最大級の磁気回路を搭載したという。トゥイーターは、金属固有のクセが無く優れた応答性を実現するという「純マグネシウムトゥイーター」を採用。また筐体は、スピーカー部とアンプ部をセパレートした、剛性の高いエンクロージャーを採用している。
■ヤマハ
ヤマハは、本格的な大型オーディオミキサーを数多く展示する。また、ライブ/コンサート会場や各種スタジオ向けの業務向けスピーカーを展示。2ウェイ・フルレンジスピーカー「IF2112/95」(¥451,500)はカットモデルを用意し、その内部を公開している。同機のネットワークは、大容量の電流にも耐えられるよう太い導線を用いたコイルを採用。シンプルな回路構成により色づけのない再生音を実現しているという。
■D&Mホールディングス
参考出品として展示されたMARANTZ PROFESSIONALブランドのPCMレコーダー「PMD620」に注目が集まる。手軽に16/24bitのリニアPCM録音が楽しめるオーディオレコーダーで、記録メディアはSD/SDHCカード。プロ用レコーダーとして位置付けているが、楽器演奏の練習や会議の録音など様々な用途を提案している。北米、欧州では11月より販売開始しており、国内では年内発売を目指しているという。価格は4万円台になる見込み。
(Phile-web編集部)