あす12月1日、「スター・チャンネル ハイビジョン」などBSデジタル3局がスタート
オーディオビジュアルファンにとって、この3局の中で最も気になるのは、なんと言ってもスター・チャンネル ハイビジョンだろう。
視聴するには、BSの「スター・チャンネル ハイビジョン」と、CSの日本語吹き替え専門チャンネル「スター・チャンネル プラス」、名作チャンネル「スター・チャンネル クラシック」の3チャンネルをセットにした「スター・チャンネル プレミア3」に加入する必要がある。料金は月額1,890円(税込)。なお、12月1日と2日は、全12作品を無料で視聴できる。
なお、現在e2 by スカパー!で「スター・チャンネルBS+HV+Classic」を契約しているユーザーは、そのまま新たなチャンネルを視聴できる。
スター・チャンネル ハイビジョンでは、映像のクオリティに注目したい。日本で初めて、フィルムの取り込みからすべてHDフォーマットで行う“ピュアハイビジョン”を全洋画作品に適用。SD素材からHDにアップコンした作品は存在しないことから、作品によるクオリティの差を気にする必要は少なくなりそうだ。もちろん、主要作品については5.1chサラウンド音声に対応しており、音質面のクオリティにも期待が集まる。
スター・チャンネル ハイビジョンの12月のラインナップは非常に豪華。『硫黄島からの手紙』『マリー・アントワネット』『カポーティ』といった最近の作品から、『地獄の黙示録 特別完全版』、『2001年宇宙の旅』、『JAWS/ジョーズ』といった名作まで、幅広い作品群を用意している。
さらに、開局を記念したプレゼントキャンペーンなども、明日から応募を受け付ける。
映画のハイビジョン放送といえば、これまでWOWOWの存在感が大きかったが、今回のスター・チャンネル ハイビジョンの登場により、どう勢力図が塗り変わるか注視したい。
(Phile-web編集部)