「若者にオーディオを!」マニア禁制イベントmy-musicstyle vol.3開催
「若者にオーディオを知ってほしい」「どうしてオーディオというとジャズやクラシックばかりなんだ!もっとロックやポップスをちゃんとしたオーディオで聴こう」という声によって立ち上がった新しいかたちのオーディオイベント「my-musicstyle」の第3回目が、2008年1月5日(土)、これまでより規模を拡大し、横浜の「赤レンガ倉庫1号館」にて行われた。
今回は会場を3つに分割。展示システムで再生された音楽を自由に聴くことのできる「フリースタイル」ゾーンの他、ヘッドホンでの試聴や小音量再生を体験できる「リラックス&インフォメーション」ゾーン、また、来場者が持ち寄ったディスクやiPodなどを再生できる「リクエスト」ゾーンが設けられた。
とくに「リクエスト」ゾーンでチケットを手にした来場者が、普段聴いているサウンドとどう違うか、熱心に聴い入っていたのが印象的だった。
赤レンガ倉庫は、地元の人々ばかりでなく多くの観光客にも親しまれている「みなとみらい」の一角にあり、横浜の歴史を感じさせながらも、近年はショップやイベントスペースとして活用されているアート感覚溢れるスペース。脇では「アートリンク」というスケートリンクが賑わいを見せていた。
主催者である黒江昌之さん(ザ・ステレオ屋)は、「昨年4月に第一回目を銀座、昨年9月に二回目を原宿で行ってきましたが、その結果若い方がたくさん来場してくれ、オーディオに興味をもってもらえたという手応えを実感してきました。そこで、今回の第3回目はよりこの流れを広めていこうと、東京を離れて、自分の地元でもある横浜で開催したんです。以前から、音出しを複数のブースで同時にできるようにしたかったのですが、今回は会場にも恵まれ会場を3つのブースに分けて聴いてもらうようにできました。今回も次々と若い方が足を運んできてくれています」と熱心に語った。
アバック横浜店吉田知弘さんも「近年、お客様の質が変わってきました。オーディオを機械、家電としてではなく、音楽を楽しむ楽器と同等の道具として捉えてくれる方が増えてきているんです。ブランドイメージをたたき売りするのではなく、素直に音楽を聴く道具としてオーディオをすすめていきたいですね。」
会場には絢香の「三日月」などのポップスが驚くべき「聴かせる」サウンドで鳴っており、思わずどういうオーディオシステムなのか、としげしげと調べ出す来場者が見られた。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)
とくに「リクエスト」ゾーンでチケットを手にした来場者が、普段聴いているサウンドとどう違うか、熱心に聴い入っていたのが印象的だった。
赤レンガ倉庫は、地元の人々ばかりでなく多くの観光客にも親しまれている「みなとみらい」の一角にあり、横浜の歴史を感じさせながらも、近年はショップやイベントスペースとして活用されているアート感覚溢れるスペース。脇では「アートリンク」というスケートリンクが賑わいを見せていた。
アバック横浜店吉田知弘さんも「近年、お客様の質が変わってきました。オーディオを機械、家電としてではなく、音楽を楽しむ楽器と同等の道具として捉えてくれる方が増えてきているんです。ブランドイメージをたたき売りするのではなく、素直に音楽を聴く道具としてオーディオをすすめていきたいですね。」
会場には絢香の「三日月」などのポップスが驚くべき「聴かせる」サウンドで鳴っており、思わずどういうオーディオシステムなのか、としげしげと調べ出す来場者が見られた。
(季刊・オーディオアクセサリー編集部)