三菱電機、同社初のBDレコーダー“REALブルーレイ”2機種など発売
三菱電機(株)は、同社初のBDレコーダー“REALブルーレイ”2機種を5月24日に発売する。
500GB HDDの「DVR-BZ200」と、250GBの「DVR-BZ100」の2モデルをラインナップ。価格はともにオープンだが、BZ200は20万円前後、BZ100は16万円前後での販売が予想される。
ともに地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2基、地上アナログチューナーを1基装備する。またダビング10にも、対応番組の放送開始に合わせ、放送波を利用したバージョンアップで対応する予定。
録画・再生に対応するBDディスクは、BD-R SL/DL(Ver.1.1、Ver.1.2)、BD-RE SL/DL(Ver.2.1)。有機色素の「BD-R LTH TYPE」の記録・再生にも対応する。
放送を直接録画できるメディアは、前述のBD-R/REとHDD。DVDメディアへの直接録画は行えない。
■AVCRECに対応
また、MPEG-4 AVC/H.264エンコーダーも内蔵。エンコーダーは外部から調達している。AVCREC規格にも対応しており、HDDに録画したH.264映像をDVD-R/-R DL/-RWにダビングすることもできる。ただし、DVD-RWへのAVCREC記録は、放送波を利用したバージョンアップで対応する予定。なお、H.264エンコードはリアルタイムで行える。H.264録画時の録画モードと平均ビットレートはAF(約12.9Mbps)、AN(約8.6Mbps)、AE(約5.7Mbps)の3種類。High Profileに対応しており、解像度は3モードとも1,920×1,080のフルHD。なお、エンコーダーは1基のみなので、2番組同時録画の場合、片方の番組はDRモードで録画する必要がある。
録画・再生機能も充実。録画・再生の履歴から、ユーザーの傾向や嗜好を解析し、それに合った番組を自動録画する「おすすめ自動録画機能」を装備。過去の傾向から予約録画しそうな番組を自動録画する「安心型」、ユーザーの好みに合わせた新たなおすすめ番組を自動録画する「発掘型」の2種類を用意する。安心型と発掘型を組み合わせて設定することもできる。
また録画・再生関連では、本編のみ、またはCMのみを連続再生できる「オートカットi」も便利な機能。デジタル放送、アナログ放送のどちらでも有効で、しかも本編のみ、またはCMのみをそのままBDやDVDにダビングすることも可能。デフォルトでは本機能はオフになっているので、セットアップ画面であらかじめ設定しておく必要がある。
なお、前述したように、両機はDVDへの直接録画が行えないが、「オートカットi」を利用した場合、2時間の映画のうち本編部分のみを切り出すことで約1時間40分程度に縮めることができ、ちょうどDVD-R 1枚分に収めることができることから、まずHDDに録画し、その後DVDにダビングするというスタイルを選択したのだという。H.264だけでなくMPEG2 PSのDVDへの直接録画もできないことについては、「ある録画モードは直接録画ができ、あるモードはできないということだとお客様が混乱するので、あえてDVDへは一切直接録画ができないようにした」(同社説明員)とのこと。
そのほか再生機能では、スポーツ番組のハイライトシーンだけを連続視聴できる「ハイライト再生機能」を装備。直接録画した番組だけでなく、外部入力からの予約録画についても適用できる。また、音楽番組についても、演奏シーンだけを連続再生できる「楽曲再生機能」を搭載。両機能とも、ハイライトシーンのみをBD/DVDにダビングすることが可能。なお、ハイライト再生機能はデフォルトではオフになっており、使用するためにはセットアップ画面でハイライト再生情報を「生成する」を選んでおく必要がある。
また、AVCHDの再生にも対応。DVDディスクに記録された映像は直接再生ができ、SDカード内の映像は、いったんHDDにダビングすることで再生が可能になる。SDカード内のJPEG映像の表示にも対応している。
さらに音声面では、「DIATONEサラウンドHEADPHONE」技術も搭載。ヘッドホンで自然なサラウンド再生が楽しめる。またBDソフトの再生機能では24p出力に対応。また、HDオーディオのビットストリーム出力にも対応している。
■かんたん操作を実現する機能を豊富に装備
簡便に操作が行えるよう、様々な工夫や新機能がふんだんに盛り込まれている。
標準リモコンのほか、液晶タッチパネルで操作する「液晶グット楽リモコン」を同梱。スタート画面には「予約する」「再生する」などの機能が表示され、それぞれを選択すると、次の画面で必要なボタンだけが表示されるので、順を追って操作を行うことが可能となっている。また、同社製エアコンの操作も行える。ただし、グット楽リモコンはあくまで補助的な位置づけで、操作できる機能は限定される。なお、グット楽リモコンには学習機能はなく、ソフトウェアを後から書き換えることもできない。
また、HDMIのCECを利用したリンク機能「REALINK」も進化し、新たに新「REALINK」として搭載。テレビのリモコンから、レコーダーの再生リストを表示させたり、テレビ内蔵のチューナーとレコーダー内蔵のチューナーで2画面表示を行う機能、またテレビのEPGでレコーダーの録画予約状況を確認できる機能、レコーダーの残量や録画の重複などをテレビ側から確認できる機能が追加された。
なお、前述の新「REALINK」の機能が利用できるテレビは、今回同時に発表されたHZW100シリーズ3機種のみ。これまでのREALINK対応液晶テレビとの接続では、「操作パネル表示」「番組ポーズ」「一発録画」「音声ガイド付き録画予約」などの基本的なリンク機能が利用できる。
さらに、新たなヘルプ機能「使い方ナビ」も新搭載。(株)カナックと共同開発したもので、操作方法を「使い方メニュー」「キーワードで探す」「困ったときは」の3種類から検索することができる。検索すると、実際の機能の説明や設定方法が表示され、リモコンの「決定」キーを押すと、実際の設定画面の第一階層が自動的に表示される。
■AVCREC対応のHDD+DVDレコーダーも同時発売
なおREALブルーレイと同じ5月24日には、HDD+DVDレコーダー「DVR-DW200」「DVR-DW100」の2機種も発売される。DW200は500GB、DW100は250GBのHDDを内蔵する。
価格はオープンだが、DW200は12万円前後、DW100は9万円前後での販売が予想される。
REALブルーレイと同様、ともに地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2基、地上アナログチューナーを1基装備する。また、ダビング10にも、対応番組の放送開始に合わせ、放送波を利用したバージョンアップで対応する予定。
この2機種にもMPEG-4 AVC/H.264エンコーダーが内蔵され、AVCRECに対応。HDDからDVD-R/-RWへH.264映像をダビングすることが可能。DVDへの直接録画はREALブルーレイと同様に行えず、録画はまずHDDに行うスタイルを採用している。H.264記録時の画質モードはREALブルーレイと同様。
記録・再生機能はREALブルーレイにほぼ準じており、「おすすめ自動録画」「オートカットi」「ハイライト再生」「楽曲再生」などに対応している。また、AVCHDの再生に対応しているのもREALブルーレイと同様。
本機も通常リモコンに加え、タッチパネル搭載の「グット楽リモコン」を同梱。また、新「REALINK」機能や「使い方ナビ」なども搭載している。
【問い合わせ先】
三菱電機お客様相談センター
TEL/0120-139-365
(Phile-web編集部)
500GB HDDの「DVR-BZ200」と、250GBの「DVR-BZ100」の2モデルをラインナップ。価格はともにオープンだが、BZ200は20万円前後、BZ100は16万円前後での販売が予想される。
ともに地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2基、地上アナログチューナーを1基装備する。またダビング10にも、対応番組の放送開始に合わせ、放送波を利用したバージョンアップで対応する予定。
録画・再生に対応するBDディスクは、BD-R SL/DL(Ver.1.1、Ver.1.2)、BD-RE SL/DL(Ver.2.1)。有機色素の「BD-R LTH TYPE」の記録・再生にも対応する。
放送を直接録画できるメディアは、前述のBD-R/REとHDD。DVDメディアへの直接録画は行えない。
■AVCRECに対応
また、MPEG-4 AVC/H.264エンコーダーも内蔵。エンコーダーは外部から調達している。AVCREC規格にも対応しており、HDDに録画したH.264映像をDVD-R/-R DL/-RWにダビングすることもできる。ただし、DVD-RWへのAVCREC記録は、放送波を利用したバージョンアップで対応する予定。なお、H.264エンコードはリアルタイムで行える。H.264録画時の録画モードと平均ビットレートはAF(約12.9Mbps)、AN(約8.6Mbps)、AE(約5.7Mbps)の3種類。High Profileに対応しており、解像度は3モードとも1,920×1,080のフルHD。なお、エンコーダーは1基のみなので、2番組同時録画の場合、片方の番組はDRモードで録画する必要がある。
録画・再生機能も充実。録画・再生の履歴から、ユーザーの傾向や嗜好を解析し、それに合った番組を自動録画する「おすすめ自動録画機能」を装備。過去の傾向から予約録画しそうな番組を自動録画する「安心型」、ユーザーの好みに合わせた新たなおすすめ番組を自動録画する「発掘型」の2種類を用意する。安心型と発掘型を組み合わせて設定することもできる。
また録画・再生関連では、本編のみ、またはCMのみを連続再生できる「オートカットi」も便利な機能。デジタル放送、アナログ放送のどちらでも有効で、しかも本編のみ、またはCMのみをそのままBDやDVDにダビングすることも可能。デフォルトでは本機能はオフになっているので、セットアップ画面であらかじめ設定しておく必要がある。
なお、前述したように、両機はDVDへの直接録画が行えないが、「オートカットi」を利用した場合、2時間の映画のうち本編部分のみを切り出すことで約1時間40分程度に縮めることができ、ちょうどDVD-R 1枚分に収めることができることから、まずHDDに録画し、その後DVDにダビングするというスタイルを選択したのだという。H.264だけでなくMPEG2 PSのDVDへの直接録画もできないことについては、「ある録画モードは直接録画ができ、あるモードはできないということだとお客様が混乱するので、あえてDVDへは一切直接録画ができないようにした」(同社説明員)とのこと。
そのほか再生機能では、スポーツ番組のハイライトシーンだけを連続視聴できる「ハイライト再生機能」を装備。直接録画した番組だけでなく、外部入力からの予約録画についても適用できる。また、音楽番組についても、演奏シーンだけを連続再生できる「楽曲再生機能」を搭載。両機能とも、ハイライトシーンのみをBD/DVDにダビングすることが可能。なお、ハイライト再生機能はデフォルトではオフになっており、使用するためにはセットアップ画面でハイライト再生情報を「生成する」を選んでおく必要がある。
また、AVCHDの再生にも対応。DVDディスクに記録された映像は直接再生ができ、SDカード内の映像は、いったんHDDにダビングすることで再生が可能になる。SDカード内のJPEG映像の表示にも対応している。
さらに音声面では、「DIATONEサラウンドHEADPHONE」技術も搭載。ヘッドホンで自然なサラウンド再生が楽しめる。またBDソフトの再生機能では24p出力に対応。また、HDオーディオのビットストリーム出力にも対応している。
■かんたん操作を実現する機能を豊富に装備
簡便に操作が行えるよう、様々な工夫や新機能がふんだんに盛り込まれている。
標準リモコンのほか、液晶タッチパネルで操作する「液晶グット楽リモコン」を同梱。スタート画面には「予約する」「再生する」などの機能が表示され、それぞれを選択すると、次の画面で必要なボタンだけが表示されるので、順を追って操作を行うことが可能となっている。また、同社製エアコンの操作も行える。ただし、グット楽リモコンはあくまで補助的な位置づけで、操作できる機能は限定される。なお、グット楽リモコンには学習機能はなく、ソフトウェアを後から書き換えることもできない。
また、HDMIのCECを利用したリンク機能「REALINK」も進化し、新たに新「REALINK」として搭載。テレビのリモコンから、レコーダーの再生リストを表示させたり、テレビ内蔵のチューナーとレコーダー内蔵のチューナーで2画面表示を行う機能、またテレビのEPGでレコーダーの録画予約状況を確認できる機能、レコーダーの残量や録画の重複などをテレビ側から確認できる機能が追加された。
なお、前述の新「REALINK」の機能が利用できるテレビは、今回同時に発表されたHZW100シリーズ3機種のみ。これまでのREALINK対応液晶テレビとの接続では、「操作パネル表示」「番組ポーズ」「一発録画」「音声ガイド付き録画予約」などの基本的なリンク機能が利用できる。
さらに、新たなヘルプ機能「使い方ナビ」も新搭載。(株)カナックと共同開発したもので、操作方法を「使い方メニュー」「キーワードで探す」「困ったときは」の3種類から検索することができる。検索すると、実際の機能の説明や設定方法が表示され、リモコンの「決定」キーを押すと、実際の設定画面の第一階層が自動的に表示される。
■AVCREC対応のHDD+DVDレコーダーも同時発売
なおREALブルーレイと同じ5月24日には、HDD+DVDレコーダー「DVR-DW200」「DVR-DW100」の2機種も発売される。DW200は500GB、DW100は250GBのHDDを内蔵する。
価格はオープンだが、DW200は12万円前後、DW100は9万円前後での販売が予想される。
REALブルーレイと同様、ともに地上・BS・110度CSデジタルチューナーを2基、地上アナログチューナーを1基装備する。また、ダビング10にも、対応番組の放送開始に合わせ、放送波を利用したバージョンアップで対応する予定。
この2機種にもMPEG-4 AVC/H.264エンコーダーが内蔵され、AVCRECに対応。HDDからDVD-R/-RWへH.264映像をダビングすることが可能。DVDへの直接録画はREALブルーレイと同様に行えず、録画はまずHDDに行うスタイルを採用している。H.264記録時の画質モードはREALブルーレイと同様。
記録・再生機能はREALブルーレイにほぼ準じており、「おすすめ自動録画」「オートカットi」「ハイライト再生」「楽曲再生」などに対応している。また、AVCHDの再生に対応しているのもREALブルーレイと同様。
本機も通常リモコンに加え、タッチパネル搭載の「グット楽リモコン」を同梱。また、新「REALINK」機能や「使い方ナビ」なども搭載している。
【問い合わせ先】
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トピック
- ブランドMITSUBISHI
- 型番DVR-BZ200
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- ブランドMITSUBISHI
- 型番DVR-BZ100
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- 価格¥OPEN(予想実売価格160,000円前後)
【SPEC】●記録可能メディア:BD-RE、BD-R、DVD-RW、DVD-R ●内蔵HDD:250GB ●チューナー:地上デジタル×2、BS・110度CSデジタル×2、地上アナログ×1 ●入力端子:S映像×2、映像×2、音声×2 ●出力端子:HDMI×1、D4映像×1、S映像×1、映像×1、音声×1、光デジタル音声×1、ヘッドホン×1 ●消費電力:37W ●外形寸法:430W×77H×361Dmm ●質量:約5.3kg
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- 型番DVR-DW200
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- ブランドMITSUBISHI
- 型番DVR-DW100
- 発売日2008年5月24日
- 価格¥OPEN(予想実売価格90,000円前後)
【SPEC】●記録可能メディア:DVD-RW、DVD-R ●内蔵HDD:250GB ●チューナー:地上デジタル×2、BS・110度CSデジタル×2、地上アナログ×1 ●入力端子:S映像×2、映像×2、音声×2 ●出力端子:HDMI×1、D4映像×1、S映像×1、映像×1、音声×1、光デジタル音声×1 ●消費電力:36W ●外形寸法:430W×77H×361Dmm ●質量:約5.3kg