<CEDIA2008:B&W>CMシリーズに新機種「CM9/CM5」登場 − 日本でも発売予定
デンバーで開催中の「CEDIA EXPO 2008」。B&Wブースでは、CMシリーズの新機種として、トールボーイ「CM9」、ブックシェルフ「CM5」、そしてセンタースピーカー「CM Center 2」(CMC2)の3機種が展示されている。
国内では「CM1」と「CM7」、そして「CM Centre」が販売されているCMシリーズ。特にCM1は、発売以来、コンパクトブックシェルフの代表的モデルとして、常に売れ筋ランキングの上位に顔を出す人気モデルだ。今回の3機種追加によって、CMシリーズのフルラインナップが揃うことになる。国内でも導入を検討しているとのことだが、導入時期や日本での販売価格は未定という。また、今後はCMシリーズが従来の700シリーズをカバーする計画で、B&Wの製品レンジは、エントリークラスから順に600シリーズ→CMシリーズ→800シリーズという構成になりそうだ。
ブックシェルフスピーカー「CM5」は2ウェイ・バスレフ型で、CM1を一回り大きくしたスケールアップモデル。外形寸法は200W×340H×301Dmm。トゥイーターは25mmアルミドーム、ミッド/ウーファーユニットには165mmのウォーブンケブラーコーンが採用されている。再生周波数帯域は45〜50kHzで、出力音圧レベルは88dB。
トールボーイの「CM9」はCM7のスケールアップバージョンで、形式は3ウェイ4スピーカー、バスレフ型。外形寸法は200W×990H×300Dmmとなる。25mmアルミニウムドーム・トゥイーターと160mmのウォーブンケブラーコーン・FSTミッドレンジ、さらに2基の165mmペーパー/ケブラーコーン バスユニットを備える。再生周波数帯域は30Hz〜50kHz、出力音圧レベルは89dB。
「CM Center 2」は、CM9をメインとしたシアターシステムにマッチングさせたセンタースピーカー。形式は3ウェイ3スピーカーで、25mmトゥイーター1基と165mmのバス2基を搭載しているのはCM9と同じ。ミッドレンジの口径はCM7の160mmから100mmにサイズダウンしている。再生周波数帯域は40Hz〜50kHz、出力音圧レベルは89dBとなる。
上記の3モデルは、すべてローズナットとウェンジの2色が標準色として用意される。
なお、CM1やCM7を含む、CMシリーズの全ラインナップに、ピアノブラック仕上げの「Premium Finish Series」が新たに設定される。「Premium」という名称からもわかるとおり、ローズナットやウェンジよりも販売価格は若干上がることになるはずだ。
さらに、埋め込みスピーカーやカスタムインスタレーション専用スピーカーも多数展示。中でも注目したいのは、巨大なタワースピーカー「CT8LR」だ。国内での発売はないだろうと思いつつ、現地係員に聞いてみたら、「おそらく発売するんじゃないか」と曖昧な返事が帰ってきた。価格は1本15,000ドルと、プライスタグも超弩級だ。
(Phile-web編集部・風間)
国内では「CM1」と「CM7」、そして「CM Centre」が販売されているCMシリーズ。特にCM1は、発売以来、コンパクトブックシェルフの代表的モデルとして、常に売れ筋ランキングの上位に顔を出す人気モデルだ。今回の3機種追加によって、CMシリーズのフルラインナップが揃うことになる。国内でも導入を検討しているとのことだが、導入時期や日本での販売価格は未定という。また、今後はCMシリーズが従来の700シリーズをカバーする計画で、B&Wの製品レンジは、エントリークラスから順に600シリーズ→CMシリーズ→800シリーズという構成になりそうだ。
ブックシェルフスピーカー「CM5」は2ウェイ・バスレフ型で、CM1を一回り大きくしたスケールアップモデル。外形寸法は200W×340H×301Dmm。トゥイーターは25mmアルミドーム、ミッド/ウーファーユニットには165mmのウォーブンケブラーコーンが採用されている。再生周波数帯域は45〜50kHzで、出力音圧レベルは88dB。
トールボーイの「CM9」はCM7のスケールアップバージョンで、形式は3ウェイ4スピーカー、バスレフ型。外形寸法は200W×990H×300Dmmとなる。25mmアルミニウムドーム・トゥイーターと160mmのウォーブンケブラーコーン・FSTミッドレンジ、さらに2基の165mmペーパー/ケブラーコーン バスユニットを備える。再生周波数帯域は30Hz〜50kHz、出力音圧レベルは89dB。
「CM Center 2」は、CM9をメインとしたシアターシステムにマッチングさせたセンタースピーカー。形式は3ウェイ3スピーカーで、25mmトゥイーター1基と165mmのバス2基を搭載しているのはCM9と同じ。ミッドレンジの口径はCM7の160mmから100mmにサイズダウンしている。再生周波数帯域は40Hz〜50kHz、出力音圧レベルは89dBとなる。
上記の3モデルは、すべてローズナットとウェンジの2色が標準色として用意される。
なお、CM1やCM7を含む、CMシリーズの全ラインナップに、ピアノブラック仕上げの「Premium Finish Series」が新たに設定される。「Premium」という名称からもわかるとおり、ローズナットやウェンジよりも販売価格は若干上がることになるはずだ。
さらに、埋め込みスピーカーやカスタムインスタレーション専用スピーカーも多数展示。中でも注目したいのは、巨大なタワースピーカー「CT8LR」だ。国内での発売はないだろうと思いつつ、現地係員に聞いてみたら、「おそらく発売するんじゃないか」と曖昧な返事が帰ってきた。価格は1本15,000ドルと、プライスタグも超弩級だ。
(Phile-web編集部・風間)