【更新】アップル、iPod新モデルを発表 − 加速度センサー内蔵nanoや第2世代touchなど登場
アップルは、iPodの新モデルとして、薄型化した第2世代のiPod touch、新デザインや新カラーを採用したiPod nano、新容量120GBのiPod classicなどを発表した。
■スピーカー内蔵になった「iPod touch」
新iPod touchは従来と同じく8GB/16GB/32GBのラインナップ。価格は8GBが27,800円、16GBが35,800円、32GBが47,800円で、前モデルの36,800円、48,800円、59,800円から値下げされた。発売は9月下旬だが、日本のオンラインアップルストアでは本日から予約受付を開始している。
ディスプレイは前モデルと同じく3.5インチのマルチタッチ液晶で、解像度は320×480ピクセル。ライブラリ内から組み合わせのいい曲を探し、自動的にGeniusプレイリストを作成する新機能「Genius」を搭載している。
筐体は背面に光沢のあるステンレススチールをゆるやかにカーブさせた新デザインを採用。シルバーの縁取りだった外周も金属フレームに変更され、よりiPhoneに見た目が近づいた印象だ。外形寸法は61.8W×110H×8.5Dmmと、前モデルより0.5mm厚みが増えた。質量は115g。
また、本体左側に独立した音量調節ボタンを設け、操作を行いやすくした。さらに内蔵スピーカーを備え、ヘッドホン無しでも音声を聴くことができる。バッテリー駆動時間も伸び、音楽で36時間、動画で6時間の連続再生が行える。
なお搭載されているソフトウェアはiPhone 2.1 Software Update for iPod touch。前モデルのiPhoneユーザーのうち、ver.2.0のユーザーには無償で、それ以前のユーザーには1,200円でアップデートが実施され、Genius機能に対応させることができる。
■加速度センサーを搭載した「iPod nano」
新しいiPod nanoはこれまでの4GB/8GBから、8GB/16GBのラインナップとなった。本モデルが第4世代めとなるnanoは、やや幅広だった前モデルから、2インチのワイド液晶ディスプレイを搭載した縦長の筐体に変更。アップル独占販売の「(PRODUCT)RED」を含む9色のカラーバリエーションも用意する。価格は8GBモデルが17,800円、16GBモデルが23,800円。
8GBモデルは本日より販売開始。16GBモデルは9月中旬発売だが、日本のオンラインアップルストアでは予約受付を開始している。
アルミの筐体はゆるやかなカーブを描く曲面仕上げデザイン。外形寸法は38.7W×90.7H×6.2Dmmとこれまでで最薄を実現した。質量は36.8g。ディスプレイは2インチ液晶で、解像度は320×240ピクセル。バックライトはLEDを採用する。最大連続再生時間は音楽で24時間、動画で4時間だ。
加速度センサーを備え、本体が縦向きか横向きかを検知。横向き時にはジャケットをパラパラめくるユーザーインターフェース「Cover Flow」を利用できるほか、動画を横向き状態で再生することもできる。また、本体を振って曲をシャッフルする機能も備える。新iPod touchと同じく、自動ライブラリ作成機能「Genius」にも対応している。
■iPod shuffle/iPod classicにも新ラインナップが登場
iPod shuffleは機能はそのままに本体色のラインナップが変更。シルバー、ブルー、グリーン、レッド、ピンクの5色が用意される。価格は1GBが5,800円、2GBが7,800円と、これまでと同様だ。
iPod classicは、HDD容量が120GBに一本化され、価格は29,800円となった。本体色はホワイトとブラックから選択できる。なお、オンラインのApple Storeでは、これまで販売されていた160GBモデルはすでに商品ラインナップから外れている。
本機も自動ライブラリ作成機能「Genius」に対応している。
■「iTunes 8」やカナル型イヤホンも発表
なお、新モデルの発売にあわせ、コンテンツ管理ソフト「iTunes」の最新版「iTunes 8」も公開した。iTunes経由でさまざまなユーザーのプレイリストや再生回数、レーティングなどの情報を取得し、好みをプール。このデータをもとに、自分のiPodライブラリの中から選択した楽曲と相性の良い曲を集めたプレイリストを作ってくれる「Geniusプレイリスト」や、サイドバーに相性の良い曲を表示する「Geniusサイドバー」などの新機能を搭載した点が特長だ。
Geniusプレイリストは最大100曲までの収集が可能(デフォルト設定は25曲)。またGeniusは週1回更新され、新たなプレイリストを作ることが可能。なおユーザーのiTunes Storeアカウントは収集しないため、プライバシーは守られるとのことだ。
また、カバーアートを使ってミュージックライブラリ全体を表示する新たなユーザーインターフェース「グリッドビュー」や、新ビジュアライザーなども備えている。
さらに、アップルブランドからカナル型イヤホン「Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic」が10月より発売される。価格は9,400円。高音用/低音用の2つのバランスドアーマチュアドライバーを搭載した2ウェイタイプで、周波数帯域は5Hz〜21kHz。シリコン製のイヤーピースの内側には、ゴミやホコリの侵入を防ぐステンレススチールのメッシュキャップが取り付けられている。
右側のイヤーピースにつながるケーブル部分には、マイクと3つのボタンがついたコントロールカプセルを装備。ボリューム調節、音楽とビデオの再生操作(再生/一時停止/早送り/巻戻し)、ボイスメモ録音などの操作が可能だ。
(Phile-web編集部)
■スピーカー内蔵になった「iPod touch」
新iPod touchは従来と同じく8GB/16GB/32GBのラインナップ。価格は8GBが27,800円、16GBが35,800円、32GBが47,800円で、前モデルの36,800円、48,800円、59,800円から値下げされた。発売は9月下旬だが、日本のオンラインアップルストアでは本日から予約受付を開始している。
ディスプレイは前モデルと同じく3.5インチのマルチタッチ液晶で、解像度は320×480ピクセル。ライブラリ内から組み合わせのいい曲を探し、自動的にGeniusプレイリストを作成する新機能「Genius」を搭載している。
筐体は背面に光沢のあるステンレススチールをゆるやかにカーブさせた新デザインを採用。シルバーの縁取りだった外周も金属フレームに変更され、よりiPhoneに見た目が近づいた印象だ。外形寸法は61.8W×110H×8.5Dmmと、前モデルより0.5mm厚みが増えた。質量は115g。
また、本体左側に独立した音量調節ボタンを設け、操作を行いやすくした。さらに内蔵スピーカーを備え、ヘッドホン無しでも音声を聴くことができる。バッテリー駆動時間も伸び、音楽で36時間、動画で6時間の連続再生が行える。
なお搭載されているソフトウェアはiPhone 2.1 Software Update for iPod touch。前モデルのiPhoneユーザーのうち、ver.2.0のユーザーには無償で、それ以前のユーザーには1,200円でアップデートが実施され、Genius機能に対応させることができる。
■加速度センサーを搭載した「iPod nano」
新しいiPod nanoはこれまでの4GB/8GBから、8GB/16GBのラインナップとなった。本モデルが第4世代めとなるnanoは、やや幅広だった前モデルから、2インチのワイド液晶ディスプレイを搭載した縦長の筐体に変更。アップル独占販売の「(PRODUCT)RED」を含む9色のカラーバリエーションも用意する。価格は8GBモデルが17,800円、16GBモデルが23,800円。
8GBモデルは本日より販売開始。16GBモデルは9月中旬発売だが、日本のオンラインアップルストアでは予約受付を開始している。
アルミの筐体はゆるやかなカーブを描く曲面仕上げデザイン。外形寸法は38.7W×90.7H×6.2Dmmとこれまでで最薄を実現した。質量は36.8g。ディスプレイは2インチ液晶で、解像度は320×240ピクセル。バックライトはLEDを採用する。最大連続再生時間は音楽で24時間、動画で4時間だ。
加速度センサーを備え、本体が縦向きか横向きかを検知。横向き時にはジャケットをパラパラめくるユーザーインターフェース「Cover Flow」を利用できるほか、動画を横向き状態で再生することもできる。また、本体を振って曲をシャッフルする機能も備える。新iPod touchと同じく、自動ライブラリ作成機能「Genius」にも対応している。
■iPod shuffle/iPod classicにも新ラインナップが登場
iPod shuffleは機能はそのままに本体色のラインナップが変更。シルバー、ブルー、グリーン、レッド、ピンクの5色が用意される。価格は1GBが5,800円、2GBが7,800円と、これまでと同様だ。
iPod classicは、HDD容量が120GBに一本化され、価格は29,800円となった。本体色はホワイトとブラックから選択できる。なお、オンラインのApple Storeでは、これまで販売されていた160GBモデルはすでに商品ラインナップから外れている。
本機も自動ライブラリ作成機能「Genius」に対応している。
■「iTunes 8」やカナル型イヤホンも発表
なお、新モデルの発売にあわせ、コンテンツ管理ソフト「iTunes」の最新版「iTunes 8」も公開した。iTunes経由でさまざまなユーザーのプレイリストや再生回数、レーティングなどの情報を取得し、好みをプール。このデータをもとに、自分のiPodライブラリの中から選択した楽曲と相性の良い曲を集めたプレイリストを作ってくれる「Geniusプレイリスト」や、サイドバーに相性の良い曲を表示する「Geniusサイドバー」などの新機能を搭載した点が特長だ。
Geniusプレイリストは最大100曲までの収集が可能(デフォルト設定は25曲)。またGeniusは週1回更新され、新たなプレイリストを作ることが可能。なおユーザーのiTunes Storeアカウントは収集しないため、プライバシーは守られるとのことだ。
また、カバーアートを使ってミュージックライブラリ全体を表示する新たなユーザーインターフェース「グリッドビュー」や、新ビジュアライザーなども備えている。
さらに、アップルブランドからカナル型イヤホン「Apple In-Ear Headphones with Remote and Mic」が10月より発売される。価格は9,400円。高音用/低音用の2つのバランスドアーマチュアドライバーを搭載した2ウェイタイプで、周波数帯域は5Hz〜21kHz。シリコン製のイヤーピースの内側には、ゴミやホコリの侵入を防ぐステンレススチールのメッシュキャップが取り付けられている。
右側のイヤーピースにつながるケーブル部分には、マイクと3つのボタンがついたコントロールカプセルを装備。ボリューム調節、音楽とビデオの再生操作(再生/一時停止/早送り/巻戻し)、ボイスメモ録音などの操作が可能だ。
(Phile-web編集部)
関連リンク
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