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CES2009レポート

CES Unveiled − 4K×2K、3D対応のHDMI新規格が発表/ロボット型の3Dウェブカメラが登場

公開日 2009/01/07 18:22 Phile-web編集部・伊藤
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米国時間1月6日、International CES 2009の本番開幕前に行われる恒例のプレスイベント「CES Unveiled」が開催された(関連ニュース)。本項では会場で注目を集めていたユニークな製品の数々をご紹介する。

HDMIのブースでは次世代HDMI規格についてアナウンスされた。09年前半までに実現するという新規格は4K×2Kや3D映像信号の伝送にも対応し、ネットワーク機能も追加されるという。詳細は後日改めてレポートする。


アクセサリーメーカー E-FILLIATE社のHDMIケーブル「FLEXICORD」は10フィートのコードを渦巻状に巻くことで1フィートの長さにまで縮めることができるというケーブル。verは1.3。

三菱電機は3Dリアプロジェクションディスプレイを展示。会場では3D対応のゲームソフトでデモを行い、各国のプレスが同社ブースに集まっていた
PDT Ltdは、3Dウェブカメラを展示し注目を集めていた。「MINORU 3D webcam」という名称の本機はユニークなロボットの形をした3D対応のウェブカメラで、目の部分にカメラが2個設置されている。メッセンジャーやSkypeで3Dの動画や写真を送信することができる。3Dメガネを5個同梱し、877ドルで販売されるという。

MINORU 3D webcam


MINORU 3D webcamで撮影した映像

メガネは5個同梱されている
Sharper Image社は、iPodドック搭載のアクティブスピーカーを多数展示している。スピーカー部と本体部で構成されるオーディオシステム「EC-W145」は、150フィート(約45m)の距離まで伝送可能なワイヤレス技術を採用しており、本体から離して2chスピーカーとしても使用できる。


ワイヤレスオーディオシステム「EC-W145」

iPhoneの画面の向きにあわせて回転するアクティブスピーカーも登場
Parrotからは、フランスの著名デザイナーMARTIN SZEKELY氏とのコラボレーションにより実現したスタイリッシュなデザインの新製品が発表された。Wi-Fi、Blutoothに対応するワイヤレススピーカーシステム「Zikmu」は、ユニット上部にiPodドックを搭載し、iPod/iPhoneの再生が行える。隣に展示されていたデジタルフォトフレームは、フレーム部にセンサーを内蔵し、縦置き、横置きにあわせて写真の配置も連動するようになっている。こちらもMARTIN SZEKELY氏がデザインを担当。ディスプレイ消灯時は普通の鏡としても使用できる。

Parrotのワイヤレススピーカー。販売価格は1500ドルとなかなかの値段だ


JPEG、GIFの再生に対応するデジタルフォトフレーム

同じParrotのデジタルフォトフレーム
一見ただのサングラスにしか見えないTRI-Specs社の「TriSpecs Eyewear」は、よくみるとメガネの耳掛け部分にイヤーピースがついている。本機はワイヤレスヘッドホン、Bluetoothヘッドセット機能を搭載したサングラス。MP3対応のオーディオプレーヤーや携帯電話での使用を想定しているという。


ヘッドホン機能搭載のサングラス「TriSpecs Eyewear」。眼鏡掛けの内側には右サイドにMP3の再生ボタンや停止ボタンが、左サイドにボリュームコントロールが配置されている。
POWERMAT社はワイヤレス充電機を展示する。iPod/iPhone、携帯電話、ゲーム機などのポータブル機器を専用のケースにセットし、ワイヤレスマットに置くだけで充電が行えるというもの。最大6個の機器まで同時充電が可能だという。

マットに置くだけで充電が行えるワイヤレス充電機

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