「Stage8」の記録・再生互換検証が完了
RWPPI、ラウンドロビンテストの最終全体会議を開催
RWプロダクツプロモーションイニシアティブ(略称:RWPPI)は第40回の開催となるラウンドロビンテストの全体会議を2月24日、パイオニア(株)目黒本社にて開催した。
本日の会議において、RWPPIが6年間続けてきたラウンドロビンテスト(以下:RRT)の活動を2009年3月をもって終了することが発表された。会議の冒頭にはRWPPI代表の相澤宏紀氏も駆けつけ挨拶した。
相澤氏は「私自身もユーザーの立場として、今のDVD-RW/R関連製品は使い勝手がとても良く、安心して活用できることを実感している。これはまさに今日まで9年間に渡って展開してきたRRTの活動の成果に他ならず、多くのユーザーにとってかけがえのないものとして残される資産に違いないだろう」と評価した。「現在、デジタルAV市場を取り巻く環境は確かに厳しいが、私はディスクによる記録文化はこの先も続いて行くと確信している。もちろんシステムやメディアには新しいものが生まれてくるだろうが、RWPPIの活動に参加された皆様はぜひ、この活動から得た経験と成果を活かして、それぞれのビジネスを発展へ導いて欲しい」と語り、参加者に向けてエールを贈った。
なお、この日の全体会議ではRRTヘッドチェアマンの石井英宏氏より、RRTの足跡と概要紹介が行われたほか、各ワーキンググループのチェアマンより、今期の互換性検証活動のメインである「Stage8」の結果が報告された。それぞれの詳細な成果報告については3月13日に開かれるRWPPIの定期ミーティングの中で、改めて取りまとめた内容が報告される予定である。
今回はRWPPI事務局スタッフの方々に、これまでのRRTを振り返って、それぞれの思いを語っていただいた。
事務局長の森下氏は「スタートから6年を迎えたRRTが今こうして大きな成果を得て、業界全体に広がったことに満足感を感じている。DVD関連製品をお使いになるユーザーの方々に、商品を使う際の“安心感”を提供できたことが大きい。ディスクの規格を策定してきたDVDフォーラムと、コンシューマーレベルで商品の信頼性や品質を高めることに尽力してきたRRTは、それぞれがうまく役割を分担しながら良いかたちでディスク製品の進化を牽引して来られたのではないだろうか。参加者メンバーの皆様には、大変熱心かつ、真面目に活動へご参加いただけたことに、事務局長として改めて敬意を表したい」と語った。
事務局の礒貝氏は「事務局長の森下氏をサポートしながら、ここまでRWPPIの活動を盛り上げて来られたことを嬉しく思う。事務局スタッフの仕事は様々なお客様の声を吸い上げて、円滑にコミュニケーションできる場をご提供していくことだが、RRTが達成した大きな成果と、また業界でも注目を集めてきた活動に一員として参加できたことを誇りに思う」と語った。また事務局の市東氏は「いち消費者としてDVDプレーヤーやレコーダーを使っているが、今はその互換性にまったく不安を感じることがない。これはRRTにご参加されてきた方々の努力によるものであることを、強く実感している」とした。
事務局の斉藤氏は、「参加者の皆様が、とても真剣に活動に取り組まれていたことが印象的」と語る。事務局スタッフの中でもとりわけ海外参加者とのコミュニケーションを担当する機会の多かった斉藤氏だが、海外の参加者から「RRTの活動から得るものがとても大きかった」という声を受けることも多かったという。各ワーキンググループのテストや全体会議に参加することで、メーカーどうしのネットワークが作れること、または海外のメーカーにとっては自社製品の品質に目を向け、高めていくためのきっかけが得られることも、RRTのメリットとして評価されてきた。斉藤氏は「私自身としても、多くの参加者の方々と知り合いながら、気持ちをひとつにして互換性検証を推し進めてきた実感がある。今は皆様も同じ達成感を共にできているのではないだろうか」と語った。
本日の会議において、RWPPIが6年間続けてきたラウンドロビンテスト(以下:RRT)の活動を2009年3月をもって終了することが発表された。会議の冒頭にはRWPPI代表の相澤宏紀氏も駆けつけ挨拶した。
今回はRWPPI事務局スタッフの方々に、これまでのRRTを振り返って、それぞれの思いを語っていただいた。
事務局の礒貝氏は「事務局長の森下氏をサポートしながら、ここまでRWPPIの活動を盛り上げて来られたことを嬉しく思う。事務局スタッフの仕事は様々なお客様の声を吸い上げて、円滑にコミュニケーションできる場をご提供していくことだが、RRTが達成した大きな成果と、また業界でも注目を集めてきた活動に一員として参加できたことを誇りに思う」と語った。また事務局の市東氏は「いち消費者としてDVDプレーヤーやレコーダーを使っているが、今はその互換性にまったく不安を感じることがない。これはRRTにご参加されてきた方々の努力によるものであることを、強く実感している」とした。
事務局の斉藤氏は、「参加者の皆様が、とても真剣に活動に取り組まれていたことが印象的」と語る。事務局スタッフの中でもとりわけ海外参加者とのコミュニケーションを担当する機会の多かった斉藤氏だが、海外の参加者から「RRTの活動から得るものがとても大きかった」という声を受けることも多かったという。各ワーキンググループのテストや全体会議に参加することで、メーカーどうしのネットワークが作れること、または海外のメーカーにとっては自社製品の品質に目を向け、高めていくためのきっかけが得られることも、RRTのメリットとして評価されてきた。斉藤氏は「私自身としても、多くの参加者の方々と知り合いながら、気持ちをひとつにして互換性検証を推し進めてきた実感がある。今は皆様も同じ達成感を共にできているのではないだろうか」と語った。