ペンタックス、1280×720/30fpsでの動画撮影に対応したデジカメ3製品を発売

HOYA（株）PENTAXイメージング・システム事業部は、IPX8相当に準拠した防水性能を備えた「Optio WS80」などデジタルカメラ3製品を8月20日より順次発売する。詳細は下記の通り。

・Optio WS80　￥OPEN（予想実売価格2万円台後半）　8月27日発売
・Optio P80　￥OPEN（予想実売価格2万円台半ば）　8月20日発売
・Optio E80　￥OPEN（予想実売価格2万円前後）　8月20日発売

■「WS80」はアウトドアでの使用を想定した各種機能を装備

IPX8（JIS保護等級8）相当に準拠した防水性能を備え、水深1.5mで連続2時間の水中撮影が可能なモデル。撮像素子には1/2.3型CCDを搭載し、有効画素数は約1,000万画素。35ミリ判換算で約35〜175mm相当の画角が得られる光学5倍ズームレンズを搭載し、デジタルズーム併用時には最大で約28.5倍相当のズーム撮影が可能。モニター部には2.7V型液晶を搭載している。

防水性能のほかにもアウトドアで使われることを想定した仕様になっている点が特徴。レンズ前面の保護ガラスには優れた撥水性で水滴をつきにくくする独自のSP（Super Protect）コーティングを施しており、砂や泥などで汚れた場合も水洗いできる。

また、JIS保護等級6級（耐じん形）に準拠した防塵性能も備えており、ウォータースポーツやウィンタースポーツといったアウトドアでの使用に加えて、そのほか水や汚れが心配な場所でも使用できるように配慮されている。

1280×720（16：9）ピクセルで30fpsでのHD動画撮影が可能。また、動画撮影時の手ブレを自動的に補正する「Movie SR」機能や、水中での動画撮影に最適な設定で撮影できる「マーメードムービー」モードなどの動画撮影用機能も搭載している。

顔認識機能では、最大32人、最短約0.03秒検出という数値を実現。撮影後に人物の顔部分だけをひとまわり小さくして画像を整える「小顔フィルター」や、笑顔を判別して自動的に撮影する「スマイルキャッチ」、目つぶり写真をカメラが教えてくれる「まばたき検出」などの各種機能も搭載している。

手ブレ補正は電子式で、被写体の明るさに応じて自動的に最高ISO6400の高感度まで自動的に感度を変更する「高感度ぶれ軽減モード」も搭載している。

■最薄部16.5mを実現した薄型コンパクト機「Optio P80」


薄型コンパクトボディを特徴とする「Pシリーズ」の新モデル。ボディの薄型化と小型軽量化を図ったほか、顔認識機能や自動追尾AF機能なども強化している。

中央のレンズ群を光軸上から外し、鏡筒にレンズを2段に収納することでレンズの全長を短くする独自の「スライディング・レンズ・システム」を採用。各部品の徹底的な小型化や部品の高密度小型実装技術などにより、最薄部で16.5mmというボディの薄型化と小型軽量化を実現した。

撮像素子は総画素数約1,239万画素の1/2.3型CCDを搭載し、有効画素数は約1210万画素。35ミリ判換算で約27.5〜110mm相当の光学4倍ズームレンズを搭載している。液晶モニターのサイズは2.7V型。

「Optio WS80」同様に1280×720（16：9）ピクセルで30fpsでのHD動画撮影が可能。3種類の手ブレ補正機能や顔検出機能なども「Optio WS80」同様の性能を有している。

■押しやすい「でかボタン」採用のエントリー機「Optio E80」

初心者にも分かりやすい簡単な操作性を採用したエントリーモデル。入手が容易な単3形電池をバッテリーに採用した点も特徴のひとつ。

撮像素子は総画素数約1,070万画素の1/2.33型CCDを搭載し、有効画素数は約1,000万画素。35ミリ判換算で約31.5〜94.5mm相当の光学3倍ズームレンズと、2.7V型の液晶モニターを搭載している。

シャッターボタンや背面の各操作ボタンに大きく押しやすい「でかボタン」を採用。モニターに表示される各種アイコンやメニューなどの文字も一回り大きくした「でか文字」表示を採用し、使いやすさを向上させている。

撮影モードをカメラが自動選択してくれる「オートピクチャー」機能や、ボタンひと押しで撮影シーンに応じた露出や感度などが自動的に設定される「グリーン」モードなどを搭載。本機でも1280×720ピクセルのHD動画撮影が行える。

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