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音声同時出力も可能に

新PS3はHDオーディオビットストリーム出力対応 − システムソフト3.00でDTCP-IP対応も

公開日 2009/08/21 13:40 Phile-web編集部
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(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、9月3日に発売する新型PS3「CECH-2000A」(関連ニュース)の詳細なスペックを公開した。

PS3の新モデル「CECH-2000A」

新モデルではハードウェアを変更したことにより、HDMI出力端子からドルビーTrueHDとDTS-HD Master Audioなどのビットストリーム出力が行えることが明らかになった。これまでのPS3ではビットストリーム出力が行えず、リニアPCMに変換するなどして出力する必要があった。なお新モデルは既報の通り、HDMIのCEC機能を活用した「ブラビアリンク」にも対応。テレビのリモコンでPS3のXMBを操作したり、電源ON/OFFの連携動作などが可能となる。

■PS3全モデルがDTCP-IP対応に

また、9月1日に公開する最新システムソフトウェア(ver.3.00)がDTCP-IPに対応することもあわせて発表された。これにより、同じくDTCP-IPに対応したレコーダーなどで録画したデジタル放送番組を、ネットワークを通じて、PS3で再生することが可能になる。なおシステムソフトウェアVer3.00は既存のPS3でも利用できるので、従来機種でもDTCP-IP対応が実現することになる。

さらに新システムソフトウェアVer3.00では、複数の音声出力端子からの音声同時出力が可能になる。HDMI出力端子、光デジタル、AVマルチ出力から同時出力が可能だが、[サウンド設定]→[音声出力設定]で設定した端子以外では、チャンネル数が2chに制限される。

またビデオコンテンツの再生中に、ワイヤレスコントローラーの右スティックを使って、早送りと巻き戻しの操作が行えるようになった。さらに[ビデオ設定]に[HDD音声言語]と[HDD字幕言語]を追加、Playstation Storeから配信されたコンテンツなど、HDDに保存したビデオコンテンツの言語設定と音声設定が行えるようになった。

なお既報の通り、システムソフトウェアVer3.00ではXMBのデザインをリニューアル。PlayStation Networkのお薦めコンテンツや最近遊んだゲームの情報などを一目で確認できる「What's New画面」などが新設されている。

【問い合わせ先】
(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント
インフォメーションセンター
TEL/0570-000-929

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