パッケージソフトも視野に
NTT、12ビットのAVCリアルタイムイントラエンコーダーを開発
NTTは、MPEG-4 AVC/H.264の国際標準に準拠し、最大12ビットの4:2:2映像をエンコードできる、フルHD対応のリアルタイムイントラエンコーダー構成技術を開発したと発表した。
現在のMPEG-4 AVCのエンコーダーの多くは、1ピクセルあたりの階調が最大8ビットにとどまっているが、今回、最大12ビット(4,096階調)の映像を、4:2:2フォーマットで、MPEG-4 AVC/H.264に準拠してエンコードすることに成功。フレーム間差分予測を使用しないイントラエンコードを用いているため処理遅延が小さく、またエンコードしたあとのデータの編集も容易に行えるという。
同社では、今回の技術によって「臨場感あふれる高階調HDTV映像コンテンツの作成がIPネットワークを介して大きく促進される」と予測。また「今後、高階調対応のディスクパッケージやIPTV映像配信技術が開発されれば、高階調のコンテンツが各家庭に供給されることも可能になる」としている。
今回開発した技術は、2009年9月11日からオランダ・アムステルダムで開催されるIBC2009で展示する予定。
現在のMPEG-4 AVCのエンコーダーの多くは、1ピクセルあたりの階調が最大8ビットにとどまっているが、今回、最大12ビット(4,096階調)の映像を、4:2:2フォーマットで、MPEG-4 AVC/H.264に準拠してエンコードすることに成功。フレーム間差分予測を使用しないイントラエンコードを用いているため処理遅延が小さく、またエンコードしたあとのデータの編集も容易に行えるという。
同社では、今回の技術によって「臨場感あふれる高階調HDTV映像コンテンツの作成がIPネットワークを介して大きく促進される」と予測。また「今後、高階調対応のディスクパッケージやIPTV映像配信技術が開発されれば、高階調のコンテンツが各家庭に供給されることも可能になる」としている。
今回開発した技術は、2009年9月11日からオランダ・アムステルダムで開催されるIBC2009で展示する予定。