国内は10月中旬に発売
ビクター、D-ILAプロジェクター「DLA-HD950/HD550」の国内発売を正式発表
日本ビクター(株)は、IFA2009の出展で発表したD-ILAプロジェクター新製品の10月中旬国内発売を正式にアナウンスした。上位機HD950の価格は787,500円(税込)。
兄弟機のHD550にはブラックとホワイトのカラーバリエーションが用意され、価格はともに577,500円(税込)となる。
両機ともに、ビクター独自の映像フレーム補間技術「Clear Motion Drive」を搭載し、動きの速い映像のクリアな表現力を向上させている。独自の高精度補間アルゴリズムにより画像の検出精度を高め、複雑で動きの速い映像に対しても中間フレームを正確に生成し、残像感の少ないクリアで滑らかな映像を実現している。
ネイティブコントラスト値は独自開発のD-ILAデバイスとWire Grid光学エンジンとの組み合わせにより高めており、HD950は5万対1、HD550は3万対1のスペックを実現している。映像処理回路は両モデルともにSilicon Optix社のHQV Reon-VXを搭載する。
上位のHD950には劇場のフイルムの質感を追求したという「シネマ画質」モードを搭載。プロジェクターと劇場フイルムの異なる発色方法を徹底解析し、内蔵のLSIにより高度な映像処理を施し、フイルム独特の艶や質感という、これまで再現が難しいとされてきた映像の表示を楽しめるようにしている。またHD950はRGBCMYの各色を個別に調整できるカラーマネージメント機構を採用。色調整/明るさ/彩度/ゲインの各項目が調整できる。HD550はカスタムガンマ機能を搭載する。ユーザーのカスタマイズ設定は2つまで保存することもできる。
またHD950は「THXディスプレイ規格認証」を取得しており、「THX」モードを含め、映像コンテンツに合わせて最適な画質を選べる下記7種類のモードを用意している。HD550はTHXモードを除く6種類を同様に設けている。
・「CINEMA1」:劇場で再現される質感に忠実な映像を追求したモード
・「CINEMA2」:より色彩感や高精細感を高め、SFやアクション系のコンテンツにイコライズしたモード
・「CINEMA3」:CGやアニメ作品を楽しむモード
・「NATURAL」:ドラマ・スポーツ・ビデオなど一般的な映像を楽しむモード
・「STAGE」:舞台やライブなど音楽作品の視聴向けモード
・「DYNAMIC」:リビングなど完全に暗室にできない環境で映像を楽しむ時に最適なモード
・「THX」:THXが認定する画質モード
・「USER」:ユーザーメモリーを2つまで保存可能
その他、両機ともにスクリーン補正モードを備え、ユーザーが所有するスクリーンの特性に合わせて最適なモードを選択することにより、より自然で色彩バランスのとれた映像に補正することが可能だ。さらに両機ともにテレビの放送や市販DVDに多い2-3プルダウンされた映像ソースを表示する際、「逆2-3プルダウン」により映像ソースを24コマ/秒へ戻してから48コマ/秒に変換する機能を実現。よりオリジナルの映像ソースに忠実で滑らかな映像表現を可能にしている。
それぞれED(低分散)レンズを含む15群17枚のオールガラスレンズを搭載した新開発「高性能2倍電動ズーム・フォーカスレンズ」を採用。フォーカス性能の向上とともに、色収差や色にじみを大幅に低減している。独自開発の「レンズアパーチャー」により、 HD950は16段階、HD550は3段階で任意の明るさに調整が行え、より深みのある黒表現が楽しめる。
レンズ部はオフセンター配置され、電源投入時に自動開閉するオートレンズカバーも搭載。映像表示モードに「V-ストレッチモード」を設け、市販のアナモフィックレンズの装着にも対応している。電動レンズシフトは上下80%/左右34%に対応。デジタルキーストン補正も垂直30度、水平40度の幅まで対応する。使用環境に応じてランプパワーをノーマル/ハイで切り換えることもできる。
Ver.1.3のHDMI端子を2系統搭載し、DeepColorや1080/24p入力、HDMI CECによるコントロール機能にも対応する。HDMI端子は端子間の距離も広く取られており、コネクターの太いHDMIケーブルも2本同時に接続することが可能。HD950はトリガー端子、RS-232Cも設けている。リモコンは新デザインを採用。シルバーグレーの高級感ある色を採用し、ボタンの位置も見直しをかけ、映像入力のダイレクトセレクトボタンを設けている。
【問い合わせ先】
日本ビクター お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17
兄弟機のHD550にはブラックとホワイトのカラーバリエーションが用意され、価格はともに577,500円(税込)となる。
両機ともに、ビクター独自の映像フレーム補間技術「Clear Motion Drive」を搭載し、動きの速い映像のクリアな表現力を向上させている。独自の高精度補間アルゴリズムにより画像の検出精度を高め、複雑で動きの速い映像に対しても中間フレームを正確に生成し、残像感の少ないクリアで滑らかな映像を実現している。
ネイティブコントラスト値は独自開発のD-ILAデバイスとWire Grid光学エンジンとの組み合わせにより高めており、HD950は5万対1、HD550は3万対1のスペックを実現している。映像処理回路は両モデルともにSilicon Optix社のHQV Reon-VXを搭載する。
上位のHD950には劇場のフイルムの質感を追求したという「シネマ画質」モードを搭載。プロジェクターと劇場フイルムの異なる発色方法を徹底解析し、内蔵のLSIにより高度な映像処理を施し、フイルム独特の艶や質感という、これまで再現が難しいとされてきた映像の表示を楽しめるようにしている。またHD950はRGBCMYの各色を個別に調整できるカラーマネージメント機構を採用。色調整/明るさ/彩度/ゲインの各項目が調整できる。HD550はカスタムガンマ機能を搭載する。ユーザーのカスタマイズ設定は2つまで保存することもできる。
またHD950は「THXディスプレイ規格認証」を取得しており、「THX」モードを含め、映像コンテンツに合わせて最適な画質を選べる下記7種類のモードを用意している。HD550はTHXモードを除く6種類を同様に設けている。
・「CINEMA1」:劇場で再現される質感に忠実な映像を追求したモード
・「CINEMA2」:より色彩感や高精細感を高め、SFやアクション系のコンテンツにイコライズしたモード
・「CINEMA3」:CGやアニメ作品を楽しむモード
・「NATURAL」:ドラマ・スポーツ・ビデオなど一般的な映像を楽しむモード
・「STAGE」:舞台やライブなど音楽作品の視聴向けモード
・「DYNAMIC」:リビングなど完全に暗室にできない環境で映像を楽しむ時に最適なモード
・「THX」:THXが認定する画質モード
・「USER」:ユーザーメモリーを2つまで保存可能
その他、両機ともにスクリーン補正モードを備え、ユーザーが所有するスクリーンの特性に合わせて最適なモードを選択することにより、より自然で色彩バランスのとれた映像に補正することが可能だ。さらに両機ともにテレビの放送や市販DVDに多い2-3プルダウンされた映像ソースを表示する際、「逆2-3プルダウン」により映像ソースを24コマ/秒へ戻してから48コマ/秒に変換する機能を実現。よりオリジナルの映像ソースに忠実で滑らかな映像表現を可能にしている。
それぞれED(低分散)レンズを含む15群17枚のオールガラスレンズを搭載した新開発「高性能2倍電動ズーム・フォーカスレンズ」を採用。フォーカス性能の向上とともに、色収差や色にじみを大幅に低減している。独自開発の「レンズアパーチャー」により、 HD950は16段階、HD550は3段階で任意の明るさに調整が行え、より深みのある黒表現が楽しめる。
レンズ部はオフセンター配置され、電源投入時に自動開閉するオートレンズカバーも搭載。映像表示モードに「V-ストレッチモード」を設け、市販のアナモフィックレンズの装着にも対応している。電動レンズシフトは上下80%/左右34%に対応。デジタルキーストン補正も垂直30度、水平40度の幅まで対応する。使用環境に応じてランプパワーをノーマル/ハイで切り換えることもできる。
Ver.1.3のHDMI端子を2系統搭載し、DeepColorや1080/24p入力、HDMI CECによるコントロール機能にも対応する。HDMI端子は端子間の距離も広く取られており、コネクターの太いHDMIケーブルも2本同時に接続することが可能。HD950はトリガー端子、RS-232Cも設けている。リモコンは新デザインを採用。シルバーグレーの高級感ある色を採用し、ボタンの位置も見直しをかけ、映像入力のダイレクトセレクトボタンを設けている。
【問い合わせ先】
日本ビクター お客様ご相談センター
TEL/0120-2828-17
関連リンク
トピック
- ジャンルD-ILAプロジェクター
- ブランドVICTOR
- 型番DLA-HD950
- 発売日2009年10月中旬
- 価格¥787,500(税込)
【SPEC】●表示デバイス:フルハイビジョン対応D-ILA デバイス ●パネルサイズ:0.7インチ×3(16:9) ●解像度:1920×1080 ●レンズ:2倍電動ズーム・フォーカスレンズ f=21.4〜42.8mm F=3.2〜4 ●レンズシフト:上下80 %、左右34 % ●投影サイズ:60インチ〜200インチ ●光源ランプ:200W超高圧水銀ランプ ●輝度:900lm ●コントラスト:50000対1 ●ビデオ入力端子:HDMI2、コンポーネント1、S映像1、コンポジット1、PC入力1、トリガー端子、RS-232C ●騒音レベル:19dB(ランプ標準モード時) ●消費電力:310W(スタンバイ時2.7W) ●外形寸法:365W×167H×478Dmm ●質量:11.2kg
- ジャンルD-ILAプロジェクター
- ブランドVICTOR
- 型番DLA-HD550
- 発売日2009年10月中旬
- 価格¥577,500(税込)
【SPEC】●表示デバイス:フルハイビジョン対応D-ILA デバイス ●パネルサイズ:0.7インチ×3(16:9) ●解像度:1920×1080 ●レンズ:2倍電動ズーム・フォーカスレンズ f=21.4〜42.8mm F=3.2〜4 ●レンズシフト:上下80 %、左右34 % ●投影サイズ:60インチ〜200インチ ●光源ランプ:200W超高圧水銀ランプ ●輝度:1000lm ●コントラスト:30000対1 ●ビデオ入力端子:HDMI2、コンポーネント1、S映像1、コンポジット1、RS-232C ●騒音レベル:19dB(ランプ標準モード時) ●消費電力:310W(スタンバイ時2.7W) ●外形寸法:365W×167H×478Dmm ●質量:11.2kg