読者投票で決定
【ホームシアターグランプリ「インストール部門」発表その3】その他の「特別賞」授賞物件はこちら!
今日は個性溢れるホームシアターを選出した「特別賞」授賞物件の紹介です。
■特別賞(リフォーム) のだや宇都宮店 田村邸(ホームシアターファイル53号掲載)
インストール/鈴木真則氏
ピュアオーディオの世界では老舗として知られ、ホームシアターの世界ではホームネットワークに造詣の深い先進的なショップとして名を馳せる「のだや」。同店がリフォームで手がけたホームシアターが特別賞に輝きました。施工に制限の多いマンションを舞台としているにもかかわらず、ただ機器を設置するだけでなく、照明や収納まで含め、空間を美しくデザインしています。
のだや http://www.audio-nodaya.com/
■特別賞(音響設計) Budscene O邸(ホームシアターファイル54号掲載)
インストール/並木勇一氏
防音、ルームチューニングにこだわりぬいた物件として、Budscene(バドシーン)が手がけたプライベートシアターが特別賞に輝きました。施主が好きなサウンドを体感型ショールームで丁寧にヒアリングしたのちに、その音を実現できるように、音響特性を考慮しながら部屋の形状そのものまでデザインしながら、絶妙な吸音・拡散を施した「音のいい」物件です。
Budscene(バドシーン)http://www.budscene.co.jp/
■特別賞(ライティング) アートクルー K邸(ホームシアターファイル55号掲載)
インストール/水原真一郎氏、川崎弘一郎氏
福岡県のインストールショップ、アートクルーが手がけたホームシアターです。ルートロンの調光器を活用して、デザイン性と機能性を両立した美しい照明プランニングが施されています。上質なライフシーンをつくりあげるために、照明計画はホームシアターのみならず、外灯まで含めた住まい全体のライティングをコントロールできるようにプログラミングされています。
アートクルー http://www.artcrew.co.jp/
■特別賞(マルチゾーン) ホームシアター工房 大阪 K邸(ホームシアターファイル53号掲載)
インストール/和田信介氏
ホームシアターだけでなく、キッチンやベッドルームなど、他の空間まで音楽を配信する仕組み、マルチルーム・マルチゾーンというスタイルが増えてきています。ホームシアター工房 大阪が手がけたK邸は、「エシェント」を核にしたシステムで、リモコンのタッチパネルで楽曲を選ぶだけで好きな場所で好きな音楽が快適に楽しめる、洗練されたライフスタイルを具現化しています。
ホームシアター工房 http://www.ht-kobo.jp/
■特別賞(インビジブル) ホームシアター工房 大阪 鈴木邸(ホームシアターファイル54号掲載)
インストール/田中雅史氏
ホームシアター工房 大阪が手がけたリビングシアターがインビジブル分野での特別賞を授賞しました。プロジェクターを含めて、サブウーファー以外の機器はすべて埋め込みになっていて、普段は存在を感じさせません。小空間のリビングであっても、機器をビルトインしてしまえば、すっきり広々としたホームシアターをつくることができるという好例です。
ホームシアター工房 http://www.ht-kobo.jp/
■特別賞(スマートハウス) AV Kansai堺本店 S邸(ホームシアターファイル54号掲載)
インストール/岩元秀明氏
先進のホームコントロールシステムAMXを活用したスマートハウスにも特別賞が授賞されました。インストールを手がけたのはAV Kansai堺本店の岩元氏。AV機器、空調、照明、セキュリティまで統合制御されています。しかも人感センサーとタイマーによって、それらは自動操作されます。テクノロジーが心地よい暮らしをさりげなくサポートしてくれる、究極のおもてなし空間です。
AV Kansai堺本店 http://www.avkansai.co.jp/
ホームシアターグランプリ<インストール部門>とは?
この1年、編集部のスタッフが東奔西走して取材した100件以上の実例から、本誌定期購読者500人が、今年印象に残ったホームシアターを、専用室、リビング、各3件ずつ投票しました。対象物件はvol.51?55に掲載された実例です。最多得票シアターに総合金賞、総合金賞を除いた全実例の中から専用室とリビングでそれぞれ得票を最も集めた物件を最優秀賞、ベスト2と3を優秀賞に選出。この7件を除いた中で得票の多かったベスト10のうち、際立った特徴を持つ実例から各ジャンル賞を選びました。ホームシアターのトレンドがここから見えてくるはずです。