スレート型PCへの期待も表明
【CES】マイクロソフト バルマーCEO基調講演 ー Windows 7の好調がすべてのプロダクトを加速する
2010年のInternational CES、マイクロソフトのキーノートスピーチは、同社CEOスティーブ・バルマー氏が行った。今回は電源関係のトラブルによって、10分程度開幕が遅れたのだが、その間も観客のボルテージは下がるどころか、逆に向上していった。これもWindows 7を市場が好意的に受け止め、マイクロソフトに対する期待が高まっているためだろう。
そして、引っ張るだけ引っ張って、ようやく登場したバルマー氏は、カジュアルな服装とフレンドリーなしゃべりで、会場を沸かせていった。
テクノロジー進化の良い面と悪い面を見せるユーモラスなビデオを見せたりしながら、現在の同社の焦点が「Screens Everywhere」「CLOUD」「Natural User Interface」にあることなどを紹介した。
その後は同社の製品が市場にどれだけ好意的に受け止められているかをXBOX、Windows Phone、ZuneHDなど個々の商品ごとに紹介していき、最後はWindows 7の好調さを強調してしめくくった。
そして、話はWindows 7に移り、現在、市場に多様なWindows PCが存在し、柔軟に多様な使い方をされていることを説明した。
例として、電子ブックリーダーソフトが登場したことによって、スレート型のWindows PCが電子ブックリーダーとしても活用されていくであろうこと、Windows Media Centerを使えばPCで簡単にテレビを見たり、ビデオ管理ができるというような、Windows PCの多様な活用法について紹介していった。
また、IPTVプラットフォームサービスのMediaRoomについても触れ、PCだけでなくXBOX 360、Windows Phoneでも視聴できることなどを紹介した。
さらに今年秋に発売予定となるXBOX360のヒットゲーム、HALOの新作「HALO REACH」のデモ映像が紹介されたり、体の動作でゲーム操作が可能なインターフェース「プロジェクトNATAL」が2010年に発売されることが発表された。さらに懐かしのゲームが遊べる「GameRoom」サービスも今年、開始されるという。
■Windows 7好調ですべてのビジネスが加速する
マイクロソフトは現在、ゲーム機、Webサービス、モバイルデバイスのOSなど、OSだけでなく数々のビジネスを手がけている。しかし、それもコアになるOSにパワーがなければ、ほかのビジネスがうまくいくはずがない。
今回、特にインパクトのある新製品発表はなかったが、Windows 7のヒットにともない、不遇なVista時代に地道にまいていた種が実を結び、さまざまな製品、サービスの魅力が底上げされたような感がある。
同社のビジネスにおいて、Windowsと比較的連動性の薄いXBOXだが、プロジェクトNATALの実際の発売が決まったことで、その出来と価格によってはさらに大きくブレークしそうだ。
そして、引っ張るだけ引っ張って、ようやく登場したバルマー氏は、カジュアルな服装とフレンドリーなしゃべりで、会場を沸かせていった。
テクノロジー進化の良い面と悪い面を見せるユーモラスなビデオを見せたりしながら、現在の同社の焦点が「Screens Everywhere」「CLOUD」「Natural User Interface」にあることなどを紹介した。
その後は同社の製品が市場にどれだけ好意的に受け止められているかをXBOX、Windows Phone、ZuneHDなど個々の商品ごとに紹介していき、最後はWindows 7の好調さを強調してしめくくった。
そして、話はWindows 7に移り、現在、市場に多様なWindows PCが存在し、柔軟に多様な使い方をされていることを説明した。
例として、電子ブックリーダーソフトが登場したことによって、スレート型のWindows PCが電子ブックリーダーとしても活用されていくであろうこと、Windows Media Centerを使えばPCで簡単にテレビを見たり、ビデオ管理ができるというような、Windows PCの多様な活用法について紹介していった。
また、IPTVプラットフォームサービスのMediaRoomについても触れ、PCだけでなくXBOX 360、Windows Phoneでも視聴できることなどを紹介した。
さらに今年秋に発売予定となるXBOX360のヒットゲーム、HALOの新作「HALO REACH」のデモ映像が紹介されたり、体の動作でゲーム操作が可能なインターフェース「プロジェクトNATAL」が2010年に発売されることが発表された。さらに懐かしのゲームが遊べる「GameRoom」サービスも今年、開始されるという。
■Windows 7好調ですべてのビジネスが加速する
マイクロソフトは現在、ゲーム機、Webサービス、モバイルデバイスのOSなど、OSだけでなく数々のビジネスを手がけている。しかし、それもコアになるOSにパワーがなければ、ほかのビジネスがうまくいくはずがない。
今回、特にインパクトのある新製品発表はなかったが、Windows 7のヒットにともない、不遇なVista時代に地道にまいていた種が実を結び、さまざまな製品、サービスの魅力が底上げされたような感がある。
同社のビジネスにおいて、Windowsと比較的連動性の薄いXBOXだが、プロジェクトNATALの実際の発売が決まったことで、その出来と価格によってはさらに大きくブレークしそうだ。