8視差バリア方式を採用
【Display2010】世界最大級の70インチ裸眼3Dディスプレイなど各社の3D関連技術をレポート
本日4月14日から16日までフラットパネルディスプレイの総合展示会「Display 2010」が東京ビックサイトで開催している。本項では3D関連製品を展示するブースをレポートする。
■ニューサイトジャパン
会場で最も熱い視線を浴びていたのが、ニューサイトジャパンの70インチ裸眼3D液晶ディスプレイだ。70インチは裸眼3Dとして世界最大級のサイズで、視差バリア(パララックスバリア)方式を採用している。視差数を8視差にすることで、切り替わりの際のブレや不自然さを解消したほか、120度の広い視野角を確保し複数人で3D映像を視聴できるようになっている。
コンテンツの再生は専用の3D映像の再生・管理ソフト「ニューサイトメディアプレーヤー」を使用する。また通常のカメラで撮影した2D画像を3D変換したり、現在の3D対応製品およびコンテンツの主流である2視差から8視差に変換できるバンドルソフトも付属する。
本機は完全受注生産品。価格はバックライトのカスタマイズ等により異なってくるというが、輝度600カンデラの展示モデルでおよそ300万円程度になるという。展示モデルは3D表示のみの対応だったが、技術的には2D表示の切り替えも行える。
また8インチの裸眼3Dデジタルフォトフレームも展示されている。価格は29,800円で、発売は6月を予定する。こちらは3D表示にレンチキュラーレンズ方式を採用している。ディスプレイ同様、バンドルソフトを使用することで通常のカメラで撮影した画像を5視差の3Dに変換して表示することもできる。表示画素数は800×600ドット、内蔵メモリーは2GB、対応メディアはSD/SDHDメモリーカード、マルチメディアカード、メモリースティック、USBメモリー。
■VMJ
VMJのブースには、同社取扱いの独VisuMotion社製の5視差のパララックスバリア方式を採用する3Dディスプレイが展示されている。また3Dドライバー、3Dソフトウェアを紹介するデモも行っている。
65インチ裸眼3Dディスプレイでは、3Dゲームコンテンツを表示するデモを実施。価格は300万程度でゲームセンターのゲーム機への採用を見込んでいるという。また40インチの3Dディスプレイでは、開発中のステレオドライバーソフトを使用した、PCゲームの3D変換デモを行っている。
■ピュアデプス
ピュアデプスでは両目視差ではなく、1つのモニター内に2枚の液晶パネルを重ね、それぞれに異なる映像を流すことで裸眼立体を表現するMLD(マルチ・レイヤー・ディスプレイ)を展示する。3Dというより奥行き感を重視しており、「目に優しく疲れない立体表現」を訴求する。
説明員によると、MLD技術では小型から大型までの対応が容易で、スマートフォンや商業広告ディスプレイなど多様な用途で展開が可能だという。現在はカジノのスロットマシーンや国内のパチンコ、パチスロ機で既に搭載されている。
■ニューサイトジャパン
会場で最も熱い視線を浴びていたのが、ニューサイトジャパンの70インチ裸眼3D液晶ディスプレイだ。70インチは裸眼3Dとして世界最大級のサイズで、視差バリア(パララックスバリア)方式を採用している。視差数を8視差にすることで、切り替わりの際のブレや不自然さを解消したほか、120度の広い視野角を確保し複数人で3D映像を視聴できるようになっている。
コンテンツの再生は専用の3D映像の再生・管理ソフト「ニューサイトメディアプレーヤー」を使用する。また通常のカメラで撮影した2D画像を3D変換したり、現在の3D対応製品およびコンテンツの主流である2視差から8視差に変換できるバンドルソフトも付属する。
本機は完全受注生産品。価格はバックライトのカスタマイズ等により異なってくるというが、輝度600カンデラの展示モデルでおよそ300万円程度になるという。展示モデルは3D表示のみの対応だったが、技術的には2D表示の切り替えも行える。
また8インチの裸眼3Dデジタルフォトフレームも展示されている。価格は29,800円で、発売は6月を予定する。こちらは3D表示にレンチキュラーレンズ方式を採用している。ディスプレイ同様、バンドルソフトを使用することで通常のカメラで撮影した画像を5視差の3Dに変換して表示することもできる。表示画素数は800×600ドット、内蔵メモリーは2GB、対応メディアはSD/SDHDメモリーカード、マルチメディアカード、メモリースティック、USBメモリー。
■VMJ
VMJのブースには、同社取扱いの独VisuMotion社製の5視差のパララックスバリア方式を採用する3Dディスプレイが展示されている。また3Dドライバー、3Dソフトウェアを紹介するデモも行っている。
65インチ裸眼3Dディスプレイでは、3Dゲームコンテンツを表示するデモを実施。価格は300万程度でゲームセンターのゲーム機への採用を見込んでいるという。また40インチの3Dディスプレイでは、開発中のステレオドライバーソフトを使用した、PCゲームの3D変換デモを行っている。
■ピュアデプス
ピュアデプスでは両目視差ではなく、1つのモニター内に2枚の液晶パネルを重ね、それぞれに異なる映像を流すことで裸眼立体を表現するMLD(マルチ・レイヤー・ディスプレイ)を展示する。3Dというより奥行き感を重視しており、「目に優しく疲れない立体表現」を訴求する。
説明員によると、MLD技術では小型から大型までの対応が容易で、スマートフォンや商業広告ディスプレイなど多様な用途で展開が可能だという。現在はカジノのスロットマシーンや国内のパチンコ、パチスロ機で既に搭載されている。