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オートフォーカス速度の向上など

オリンパス、“OLYMPUS PEN”3モデルをアップデート - 新編集ソフトの無償提供も発表

公開日 2010/04/15 18:12 ファイル・ウェブ編集部
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OLYMPUS PEN E-P2(ブラック)
オリンパスイメージング(株)は、「E-P1」「E-P2」「E-PL1」の“OLYMPUS PEN”3モデルのアップデートを実施。4月22日11時から同社ウェブサイトでアップデータの公開を開始する。

アップデートでは、静止画と撮影時のオートフォーカス速度を向上。「E-P1」「E-P2」の2機種では、別売の電子ビューファインダー「VF-2」装着時に、メニューおよび再生画像を背面液晶モニター表示に切り替えることが出来るようになる。

また、上記2機種については、4月23日に発売される「M.ZUIKO DIGITAL ED9-18mm F4.0-5.6」、および5月下旬発売の「M.ZUIKO DIGITAL ED14-150mm F4.0-5.6」を装着して動画を撮影した場合の、C-AFの追従性を向上させる。なお、同社では今後、動画撮影時のAF性能を改善したこれらのレンズ群に搭載された機構を、MSC(Movie and Still Compatible)機構と呼んでいくとしている。

また、同社では画像の選別やRAWデータの現像などの作業を行える編集ソフト「OLYMPUS Viewer 2」も公開。5月上旬から無償提供を開始することも発表した。

同ソフトでは、最新機種である「OLYMPUS PEN Lite E-PL1」はもちろん、Windows7やMac OS X Snow Leopardの最新OSに対応。アートフィルター効果を加えたRAW現像や、人物の肌をなめらかにする「eポートレート」機能、動画のカットや結合ができる編集機能などを、従来までの「OLYMPUS Master 2」および「OLYMPUS Studio 2」から継承している。

そのほか、新機能では「RAW現像」「画像編集」ウィンドウに新アートフィルター「ジェントルセピア」を追加。「E-P1」で撮影されたRAWデータの「ジオラマ」および「クロスプロセス」によるアートフィルター現像が可能になった。

なお、同ソフトの公開に伴い、「OLYMPUS Studio 2」は4月27日をもって製品版のライセンス販売と体験版のダウンロードサービスを終了。また、無償提供開始の詳細な日程は後日同社ホームページを通じてアナウンスするとしている。

【問い合わせ先】
オリンパスカスタマーサポートセンター
TEL/0120-084215

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