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テレビ対応無線LAN機器セットのレンタルサービスなど実施へ

ソネット、09年業績と中期経営計画を発表 - アクトビラやiPadのデモも実施

公開日 2010/05/11 16:24 ファイル・ウェブ編集部
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ソネットエンタテインメント(株)は、2009年度連結業績および中期経営計画を発表。発表会ではアクトビラ対応テレビやiPadなども用意し、今後展開予定のサービスのデモも実施された。

同社の2009年度連結業績は、売上高が前期比14.1パーセント増の756億5,300万円で、営業利益が前期比11.9パーセント増の66億2,600万円。当期純利益は、前期比48.5パーセント増の31億8,900万円。

中期経営計画では、ネットワークエンタテインメントの追求を行うというビジョンを発表。ネットワークにつながる環境とつながった後の楽しみを提供する「ネットワーク×エンタテインメント」におけるリーディングカンパニーを目指すとし、アクトビラなどインターネットコンテンツを始めとするホームネットワークに言及。「つながる環境の徹底サポート」を行っていくとした。

同施策では、インターネットコンテンツが視聴可能なテレビへ対応した無線LAN機器セットのレンタルサービスや、同サービスを接続サービスとの一体提供を実施する予定でいると発表。会場では、BUFFALOの新型無線LAN機器“Air Station NFINITI Giga”と、ソニー製液晶テレビ“BRAVIA”を接続してアクトビラを表示するデモも実施すると同時に、同レンタルサービスを今夏より開始することもアナウンスしていた。

アクトビラのデモ

ネット接続にはBUFFALO“Air Station NFINITI”の新モデルを使用

また、ホームネットワークに関してはサポート体制も充実させていくと発表。提供中の有料サポートサービス「あれmoこれmo」において、主要メーカーのテレビやゲーム機、BDプレーヤーや無線LAN機器の設定までまるごとサポートするなど、サポート範囲を拡充する予定であることも明らかにした。

サポート範囲の拡充などホームネットワーク関連ソリューションを提供

そして、オンラインゲームを中核へと育成する事業として位置続けるなど、メディア・エンタテインメント事業分野についても展望を発表。PC用オンラインゲームやモバイルゲームのデモを行うとともに、エンタテインメント事業の一角として、同社子会社のモーションポートレート(株)が開発を進めているiPad用アプリ「i Lash」も披露された。

オンラインゲームなどのデモスペースも用意

同アプリは女性に向けた、まつげエクステンションのシミュレーションアプリ。3D化された自分の顔写真で様々なまつげエクステンションの装着をシミュレーションできるというもの。サロンなどで店員と顧客がiPadを活用しながらコミュニケーションするような使い方を想定しているという。

iPad用アプリ「i Lash」の画面

写真をまばたきさせる機能も備えている

なお、同社はこれまで、年老いた際のシミュレーション画像など、自分の顔写真の未来と過去の姿を見られるiPhone用アプリ「HourFace」などを開発し、同アプリではiTunesの総合ランキング1位を獲得するなど実績を持っている。会場ではそのほかにも、顔写真に好きな言葉を喋らせることができる「PhotoSpeak」などが用意され、Android用アプリも登場したこともアナウンス。また、スタッフからはこれらiPhone用アプリがiPadでも問題なく使えるようになるとのコメントを聞くこともできた。

iPhoneアプリ「HourFace」などはiPadにも対応予定だという

「HourFace」での加齢後の顔写真例


Android機での「PhotoSpeak」のデモ

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