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発表会では日本未発売モデルも参考展示

ベンキュー、3D対応の超短焦点DLPプロジェクター3製品を発売

公開日 2010/09/08 17:20 ファイル・ウェブ編集部
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ベンキュージャパン(株)は、1mで95V型の画面投影が可能な「MW811ST」など、3Dにも対応した超短焦点DLPプロジェクター3製品および関連アクセサリーを10月5日より順次発売する。

MX812ST ¥OPEN(予想実売価格198,000円前後)10月上旬発売
MW811ST ¥OPEN(予想実売価格99,800円前後)10月上旬発売
MS612ST ¥OPEN(予想実売価格69,800円前後)10月上旬発売
・3D専用メガネ ¥OPEN(予想実売価格13,000円前後)10月5日発売
・ワイヤレスディスプレイアダプター ¥OPEN(予想実売価格9,800円前後)11月中旬発売

「MX812ST」と「MW811ST」は共通のデザイン

MS612ST


3D専用メガネ

■3モデルすべてがDLP Link方式による3Dに対応

3製品ともDLP Link方式での3D投影に対応。解像度や輝度、投写距離などはそれぞれ異なっている。なお、製品に3D用メガネは同梱されず、必要に応じて別途購入する形となる。

プロジェクターに接続可能な機器はパソコンとDVDプレーヤーで、BDプレーヤーには対応していない。またHDMIからの3D映像入力も行えない。なお、PCについてはNvidia Quardro seriesのグラフィックボード搭載で、120Hzのリフレッシュレートに対応していることが必須条件となる。

Type-AとType MIni-BのUSB端子を1系統ずつ搭載し、TypeA端子接続時にはUSBリーダー機能を利用可能。PCレスでUSBメモリ内の画像ファイルなどを投写できる。

「MS612ST」の背面端子部

電源が供給されると自動的に起動する「ダイレクトパワーオン」と、電源シャットダウン後すぐに電源コードを引き抜けるようになる「ダイレクトパワーオフ」の各機能も搭載。そのほか、色彩深度を向上させるテキサス・インスツルメンツ社の技術、BrilliantColorも採用している。

「MX812ST」は、1mの距離で81V型の投影が可能なモデル。解像度はXGA(1,024×768)で、輝度が3,500ルーメン。光源は300Wで、コントラストが4,600対1。画面サイズは41V型から300V型まで対応している。

「MX812ST」の背面端子部

「MX812ST」の天面

RJ-45端子を備え、ハブなどを利用してLANケーブルで複数のパソコンを接続した際に最大4台分の画面を同時投写できる「LANディスプレイ機能」を搭載。なお、パソコンは最大8台まで接続できる。

4台分のPC画面を同時に投写可能

出力10Wのスピーカーを2基搭載するほか、自動的に傾きを検知してリアルタイムに縦方向の台形補正を行う機能も装備。そのほか、データプロジェクターを操作・管理するための統一規格「PJ Link」にも対応している。

「MW811ST」は、1mの距離で95V型の投影が可能なモデル。解像度はWXGA(1,280×800)で、輝度が2,500ルーメン。光源は210Wで、コントラストが4,600対1。画面サイズは48V型から300V型まで対応している。

そのほかのスペックや機能は前述の「MX812ST」と同等で、「LANディスプレイ機能」なども搭載している。

「MS612ST」は、1mの距離で55V型の投影が可能なモデル。解像度はSVGA(800×600)で、輝度が2,500ルーメン。光源は190Wで、コントラストが5,000対1。画面サイズは27V型から300V型まで対応している。

「MS612ST」の天面

今回発表された3製品のうち、本機のみVer.1.3のHDMI端子を搭載。スピーカーは出力10Wのものを1基搭載している。

同社独自のカラーマッチングテクノロジー「6色カラーホイール」を搭載。RGB+白の4セグメントカラーホイールに、独自の黄色セグメントとシアンセグメント追加。今までのDLPプロジェクターでは難しかったパステルカラーの忠実な色再現を可能にしたという。

別売のワイヤレスディスプレイアダプターは、その名の通り、パソコンとプロジェクターをワイヤレスで接続できるようにするもの。対応OSはWindows Vista/XP/2000で、IEEE 802.11 b/g/nに対応している。

■発表会で日本未発表モデルも参考展示 - 液晶ディスプレイなども

同社は本日、都内にて新製品の発表会を実施。発表会では、上記3製品のほかに、解像度XGAで輝度3,200ルーメン、コントラスト5,300対1の「MX711」や、ミラー式モデルの「MX880UST」など日本未発表モデルも参考展示されていた。

「MX711」

MX880UST

そのほかプロジェクターでは、同梱のポインターを使って投影画面へ文字などを描けるソフト「Q Draw」をバンドルした「MP780ST」も参考出展されていた。なお、参考出展品のうち「MX711」は日本での発売も検討しているという。

MP780ST

投影画面に文字などを書くためのポインター


デモの様子

そして、発表会では9月3日に発売されたばかりの「VW2420」など、液晶ディスプレイも展示。同製品は24V型液晶ディスプレイとして世界で初めて、アドバンストVAパネルとLEDバックライトを組み合わせたモデルで、上下左右の視野角178度という広視野角と、3,000対1という高コントラストを実現した点が特徴。また、液晶ディスプレイについても「GL2230M」など日本未発表モデルも参考展示していた。

VW2420

GL2230M

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製品スペックやデータを見る
  • ジャンルDLPプロジェクター
  • ブランドBENQ
  • 型番MX812ST
  • 発売日2010年10月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格198,000円前後)
【SPEC】●入力端子:ミニD-sub15ピン×2、Sビデオ端子×1、ビデオコンポジット端子×1、RJ-45×1,USB Type-A×1、USB Type mini-B×1 ●スピーカー:10wスピーカー×2 ●消費電力:最大290W ●外形寸法:290W×128H×252Dmm ●質量:約3.4kg
  • ジャンルDLPプロジェクター
  • ブランドBENQ
  • 型番MW811ST
  • 発売日2010年10月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格99,800円前後)
【SPEC】●入力端子:ミニD-sub15ピン×2、Sビデオ端子×1、ビデオコンポジット端子×1、RJ-45×1,USB Type-A×1、USB Type mini-B×1 ●スピーカー:10wスピーカー×2 ●消費電力:最大290W ●外形寸法:290W×128H×252Dmm ●質量:約3.4kg
  • ジャンルDLPプロジェクター
  • ブランドBENQ
  • 型番MS612ST
  • 発売日2010年10月上旬
  • 価格¥OPEN(予想実売価格69,800円前後)
【SPEC】●入力端子:ミニD-sub15ピン×1、Sビデオ端子×1、ビデオコンポジット端子×1、HDMI(ver.1.3)×1,USB Type-A×1、USB Type mini-B×1 ●スピーカー:10wスピーカー×1 ●消費電力:最大275W ●外形寸法:312W×104H×244Dmm ●質量:約3.4kg