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CEDIA2010レポート

米JVC、3D対応D-ILAプロジェクター「DLA-X9」など6機種を発表 − 上位機はネイティブコントラスト10万対1

公開日 2010/09/24 00:06 ファイル・ウェブ編集部
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JVC U.S.A.は、3D対応のD-ILAプロジェクター6機種をCEDIA EXPO 2010で発表した。

発表したのは、コンシューマー向け機器として販売されるプロシジョンシリーズの「DLA-X9」「DLA-X7」「DLA-X3」と、JVCの業務用機器として販売されるリファレンスシリーズの「DLA-RS60」「DLA-RS50」「DLA-RS40」。コンシューマー向けのフラグシップ機はDLA-X9となる。

DLA-RS50

DLA-RS40


DLA-X7

DLA-X7

6機種は11月に発売を予定しており、RS60とX9は11,995ドル、RS50とX7は7,995ドル、RS40とX3は4,495ドル。

6機種はすべて0.7インチ、1,920×1,080のD-ILAを表示素子として使用。ネイティブコントラスト比はDLA-X9とRS60が10万対1、X7とRS50が7万対1、X3とRS30が5万対1。同社では「JVCのコントラスト比は、電気回路やダイナミックアイリスで膨らませたものではない」と強調している。

なおX9/X7、RS60/50の4機種はTHX認証を取得するため現在審査中。また、この4機種はR/G/B/C/M/Y/オレンジの、7軸の色調整機能も備えている。


DLA-X7。レンズはセンター配置。スクエアなフォルムが印象的だ
いずれの機種もHDMI 1.4a端子を備え、3D映像はBlu-ray 3Dのフレームパッキングのほか、放送などで使われるサイド・バイ・サイドなどに対応している。また、3D映像の同期信号送信機「PK-EM1」は外付けで、アクティブシャッターグラス「PK-AG1」で3D視聴を行う。

DLA-X9とDLA-RS60はアクティブシャッターメガネ2個と送信機を付属。そのほかの機種は、別途購入することで3D視聴に対応できる。3Dメガネ「PK-AG1」は179ドル、送信機「PK-EM1」は79ドルで、11月後半に販売を開始する。

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