CEATECで展示
NICT、視野角15度・表示サイズ対角4cmの電子ホログラフィ再生システムを開発
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)は、電子ホログラフィ方式で、視域角15度、表示サイズ対角4cmでカラー動画表示できるシステムを、世界で初めて開発したと発表した。
こちらは3,300万画素の表示デバイスに独自の視域拡大技術を適用することにより、従来の装置と比較して視野角で3倍以上、表示面積で約2倍の動画ホログラフィを再生することができるという。
3,300万画素・対角4cmの液晶表示素子を右向き/正面向き/左向き用に3枚使用。素子1枚の場合の約3倍の方向の光を再生できるほか、水平方向に15度の視野角を実現した。カラー表示は時分割カラー方式で行っている。
NICTは「今回の開発により、将来の立体テレビや、それを利用した超臨場感コミュニケーションの実現に向けて技術を前進させることができた。まだ表示できる立体像が小さく、装置が大きいという課題があるが、今後も、眼鏡なしでかつ疲労もなく、高画質で、忠実な奥行き再生が可能な究極の立体映像表示の実現に向けて取り組んでいく」とコメントしている。
なおこちらは10月5日から開催されるCEATEC JAPAN 2010に展示される。
こちらは3,300万画素の表示デバイスに独自の視域拡大技術を適用することにより、従来の装置と比較して視野角で3倍以上、表示面積で約2倍の動画ホログラフィを再生することができるという。
3,300万画素・対角4cmの液晶表示素子を右向き/正面向き/左向き用に3枚使用。素子1枚の場合の約3倍の方向の光を再生できるほか、水平方向に15度の視野角を実現した。カラー表示は時分割カラー方式で行っている。
NICTは「今回の開発により、将来の立体テレビや、それを利用した超臨場感コミュニケーションの実現に向けて技術を前進させることができた。まだ表示できる立体像が小さく、装置が大きいという課題があるが、今後も、眼鏡なしでかつ疲労もなく、高画質で、忠実な奥行き再生が可能な究極の立体映像表示の実現に向けて取り組んでいく」とコメントしている。
なおこちらは10月5日から開催されるCEATEC JAPAN 2010に展示される。