オーディオデザインは新HPアンプを公開
<ヘッドホン祭>finalの低価格イヤホン第2弾/KOSS参考出展モデル多数/オヤイデFiiO新モデルなど
東京・青山で開催されたフジヤエービック主催のヘッドホンイベント「春のヘッドホン祭2011」。本項ではファイナルオーディオデザインやティアックなどの展示から、注目の関連製品をピックアップしてお届けする。
■ファイナルオーディオデザイン
ファイナルオーディオデザインの展示ブースでは、3,280円程度で販売されているエントリーモデル“PIANO FORTE II”(関連ニュース)から、20万円超の金属削り出しモデルまで、幅広い価格帯のイヤホンを試聴可能。特に高級機は聴く機会をなかなか得難いということもあって、来場者がその音を熱心に確かめていた。
開発中の新製品プロトタイプも用意されていた。PIANO FORTE IIの1ランク上の製品となるダイナミック型のイヤホンで、価格は4,000円弱から5,000円弱のあいだで調整しているというもの。6月下旬の発売を予定しており、モデル名は未定。
PIANO FORTE IIは15.5mmという大型のドライバーを搭載していたが、人によっては装着しづらいという意見があったため、これを13mmに小型化。音の傾向は継承しながら、より装着感を高める計画という。本体色は2色が用意される見込みで、写真のブラックモデルはあくまで試作機であり、発売する予定は無いという。
■ティアック
ティアックは、先日発売されたbeyerdynamicの「DT 1350」をプッシュ。テスラドライバー搭載の「T 50 p」をベースに、業務用途にも使える仕様を盛り込んだモデルで、インピーダンスを80Ω、側圧は高めの約5.5Nとしている。またヘッドバンドは分割可動させることができ、フィット感を高めている。
そのほかbeyerdynamicでは、テスラドライバー搭載のフラグシップ機「T1」も展示し、実際の音質を確かめることができた。
同じくティアック取り扱いのKOSSからは、参考出展となるモデルが多数登場した。いずれも本国から届いたばかりのサンプル品とのことで、発売日は価格等はまだ決まっていない。
参考出展していたのはイヤホンが3種類で、耳掛けタイプの「KSC12」と「KSC21」、カナル型の「KEB40」が置かれていた。
またヘッドホンでは、ネックバンド方式の「KSC14」と「KSC17」の2機種を展示していた。
■小柳出電気商会(オヤイデ)
小柳出電気商会(オヤイデ)は、同社が販売する様々なケーブルや周辺機器の即売を行う傍ら、FiiOの新モデル3機種を発表し注目を集めていた。
「FiiO D3」は、同軸/光デジタル入力を備え、RCAステレオ出力が可能なDAC。「FiiO D5」は、USB端子から入力した信号を、RCAステレオ/ヘッドホン端子から出力できるDACだ。いずれも小型で、省スペース設置が可能。今夏の発売を見込んでおり、価格は未定ながら、4,000円程度での販売が予想される。
FiiOのポータブルヘッドホンアンプ新モデル「FiiO E11」も発表された。本機も今夏の発売を予定し、価格は1万円前後の見込み。「FiiO E5」と「FiiO E7」のあいだに位置づけられるモデルという。
E11はロータリー型のボリュームコントローラーを搭載。3レベルのEQ/2レベルのゲイン/2レベルのボルトを選択することが可能となっている。
■オーディオデザイン
オーディオデザインは、新ヘッドホンアンプ「DCHP-100」の試作機を展示した。6〜7月頃の発売を予定し、価格は未定。
独自開発の、フルディスクリート回路構成のヘッドホン専用アンプを搭載。またアドバンスドL-パッド型の新型アッテネーターやローのイズ安定化電源も新規に開発し、搭載した。
入力はRCAアンバランス3系統、出力は6.3mmのPhone端子が2系統、RCAが1系統。外形寸法は330W×74H×260Dmm、質量は3.2kg。
■スフォルツァート
スフォルツァートは、DLNAのDMRとして動作するネットワークオーディオトランスポート「DST-01」を展示。DACは搭載せず、今後発売予定の同社製DAC「DSR」、もしくは他社製のD/Aコンバーターと組み合わせて使用する製品だ。電源部は別筐体となっている。
大型トロイダルトランスの搭載、OCXO採用の低ジッタークロック、ワードシンク入力への対応、192kHzへのアップサンプリング機能、ギャップレス再生へ対応するなど、高音質化と使い勝手を高めるための技術を数多く盛り込んだ。価格は63万円(税込)だが、販売は好調に推移しているという。
■ゼネラル通商
ゼネラル通商は、スウェーデンJAYS社のイヤホンを展示。新製品の展示はなかったが、t-JAYSやa-JAYSシリーズの各モデルの実際の音が確かめられ、活況を呈していた。
■ファイナルオーディオデザイン
ファイナルオーディオデザインの展示ブースでは、3,280円程度で販売されているエントリーモデル“PIANO FORTE II”(関連ニュース)から、20万円超の金属削り出しモデルまで、幅広い価格帯のイヤホンを試聴可能。特に高級機は聴く機会をなかなか得難いということもあって、来場者がその音を熱心に確かめていた。
開発中の新製品プロトタイプも用意されていた。PIANO FORTE IIの1ランク上の製品となるダイナミック型のイヤホンで、価格は4,000円弱から5,000円弱のあいだで調整しているというもの。6月下旬の発売を予定しており、モデル名は未定。
PIANO FORTE IIは15.5mmという大型のドライバーを搭載していたが、人によっては装着しづらいという意見があったため、これを13mmに小型化。音の傾向は継承しながら、より装着感を高める計画という。本体色は2色が用意される見込みで、写真のブラックモデルはあくまで試作機であり、発売する予定は無いという。
■ティアック
ティアックは、先日発売されたbeyerdynamicの「DT 1350」をプッシュ。テスラドライバー搭載の「T 50 p」をベースに、業務用途にも使える仕様を盛り込んだモデルで、インピーダンスを80Ω、側圧は高めの約5.5Nとしている。またヘッドバンドは分割可動させることができ、フィット感を高めている。
そのほかbeyerdynamicでは、テスラドライバー搭載のフラグシップ機「T1」も展示し、実際の音質を確かめることができた。
同じくティアック取り扱いのKOSSからは、参考出展となるモデルが多数登場した。いずれも本国から届いたばかりのサンプル品とのことで、発売日は価格等はまだ決まっていない。
参考出展していたのはイヤホンが3種類で、耳掛けタイプの「KSC12」と「KSC21」、カナル型の「KEB40」が置かれていた。
またヘッドホンでは、ネックバンド方式の「KSC14」と「KSC17」の2機種を展示していた。
■小柳出電気商会(オヤイデ)
小柳出電気商会(オヤイデ)は、同社が販売する様々なケーブルや周辺機器の即売を行う傍ら、FiiOの新モデル3機種を発表し注目を集めていた。
「FiiO D3」は、同軸/光デジタル入力を備え、RCAステレオ出力が可能なDAC。「FiiO D5」は、USB端子から入力した信号を、RCAステレオ/ヘッドホン端子から出力できるDACだ。いずれも小型で、省スペース設置が可能。今夏の発売を見込んでおり、価格は未定ながら、4,000円程度での販売が予想される。
FiiOのポータブルヘッドホンアンプ新モデル「FiiO E11」も発表された。本機も今夏の発売を予定し、価格は1万円前後の見込み。「FiiO E5」と「FiiO E7」のあいだに位置づけられるモデルという。
E11はロータリー型のボリュームコントローラーを搭載。3レベルのEQ/2レベルのゲイン/2レベルのボルトを選択することが可能となっている。
■オーディオデザイン
オーディオデザインは、新ヘッドホンアンプ「DCHP-100」の試作機を展示した。6〜7月頃の発売を予定し、価格は未定。
独自開発の、フルディスクリート回路構成のヘッドホン専用アンプを搭載。またアドバンスドL-パッド型の新型アッテネーターやローのイズ安定化電源も新規に開発し、搭載した。
入力はRCAアンバランス3系統、出力は6.3mmのPhone端子が2系統、RCAが1系統。外形寸法は330W×74H×260Dmm、質量は3.2kg。
■スフォルツァート
スフォルツァートは、DLNAのDMRとして動作するネットワークオーディオトランスポート「DST-01」を展示。DACは搭載せず、今後発売予定の同社製DAC「DSR」、もしくは他社製のD/Aコンバーターと組み合わせて使用する製品だ。電源部は別筐体となっている。
大型トロイダルトランスの搭載、OCXO採用の低ジッタークロック、ワードシンク入力への対応、192kHzへのアップサンプリング機能、ギャップレス再生へ対応するなど、高音質化と使い勝手を高めるための技術を数多く盛り込んだ。価格は63万円(税込)だが、販売は好調に推移しているという。
■ゼネラル通商
ゼネラル通商は、スウェーデンJAYS社のイヤホンを展示。新製品の展示はなかったが、t-JAYSやa-JAYSシリーズの各モデルの実際の音が確かめられ、活況を呈していた。