<CES>ソニー、Google TV採用のネットワークメディアプレーヤー/BDプレーヤーを欧米で発売
2機種は、既存のテレビにHDMIで接続することで、Google TVの様々な機能が楽しめる。Google TVは昨年10月にHoneycombベースへのアップデートを行っており、Androidマーケットにも対応している。2機種を使ってできる基本機能は、2010年に発表された薄型テレビ「Sony Internet TV」(関連ニュース)と同様。「既に持っているテレビでGoogle TVを利用したいというユーザーの声に応え、このような外付けモデルを作った」(同社説明員)という。
新開発のリモコンを採用した点が特徴。表面にはタッチパッド、裏面にはバックライト付きのQWERTYキーボードを採用。3軸モーションセンサーも備え、ゲームの操作にも適している。さらにユニバーサルリモコンとしても機能し、本機に接続したテレビやSTB、AVアンプなどを1つのリモコンで操作できる。また、BDプレーヤー「NSZ-GP9」用のリモコンにのみ音声認識用のマイクも備え、音声検索が可能だ。
ソニー独自の技術を活用したモバイル機器向けアプリを用意し、AndroidスマートフォンやiPad、iPhoneなどの機器との連携を高めた。「Media Remote」では、モバイル機器のコンテンツをテレビにフリックして表示させる「Throw」動作に対応。またテレビ放送やインターネット、BDなどの音楽関連情報をモバイル機器で検索できる「TrackID」にも対応している。
さらに、2012年に発売する“BRAVIA”上位機種との連携を強化。“BRAVIA”のホーム画面上に、本シリーズに対応したアイコンが表示され、Androidマーケットやアプリケーションなどを直接選択することができるという。