マクセル、スマホなどを“置くだけ充電”できるスタンド − Qi規格でワイヤレス給電に対応

日立マクセル（株）は、置くだけでスマートフォンなどを充電できる機器“エアボルテージ ワイヤレス充電器”「WP-QIST10」を1月25日に発売する。価格はオープンだが5,480円前後での実売が予想される。本体色はブラックで、ホワイトモデルも3月初旬に発売を予定している。

「Wireless Power Consortium」が策定したワイヤレス給電に関する規格「Qi（チー）」に対応。電磁誘導方式の同規格に対応する機器を本製品に置くだけで充電が行える。

なお、同規格にはドコモ向けのシャープ製スマートフォン“AQUOS PHONE f”「SH-13C」（関連ニュース）や、ソフトバンク向けの“MEDIAS”「CH 101N」（関連ニュース）などが対応している。

また、日立マクセルでは装着することでQi規格に対応するiPhone4用カバー「WP-SL10A」を発売している。なお、同社では他のスマートフォンや様々な機器に向けたQi規格対応アクセサリーも今後発売を予定しているという。

充電ステーションをスタンド型にすることにより設置面積の省スペース化を実現した点が特徴。また、充電ステーションには複数のコイルをレイアウトしたコイルアレイ方式を採用。従来のコイル方式のように厳密な位置合わせをする必要がなく、充電する機器を置く位置の自由度を向上させた。

外形寸法は77W×115H×111Dmm（突起部除く）で、質量が約210g。ACアダプターなどが付属する。