シングルは微増
2011年のオーディオソフト売上は前年比91% − サウンドスキャン発表
サウンドスキャンジャパンは、2011年のオーディオ・ソフト売上動向について発表した。データは、2011年1月3日〜2012年1月1日までの一般市販商品・国内盤の売上で構成されている。
全体の年別売上金額は前年比91%で、2010年度と比べ減少幅は緩やかだが、依然として減少傾向であることを発表。同社では、今後もパッケージから個人のデータベース、クラウド型保管など、音楽のデータ所有・データアイテムが新たな活用へ進展していくであろうことを予想している。
販売チャンネル別売上金額は、Eコマース市場が28.2%の655億円と前年に比べ販売シェアを4.4ポイント拡大した。一方、Eコマースを始めとする特別な情報を提供する独占的・差別化された販売路線が拡大され、対面販売のリアル店舗は大きな打撃を受け続けているとしている。
アルバム&シングル別の売上金額と枚数については、シングルが金額前年比104%、数量前年比101%と微増。これは通常盤に加え、DVDや生写真、オリジナルカードなどのアイテムを付加したバージョン違いの商品が複数発売されたことなどを理由に挙げている。
邦楽&洋楽のジャンル別売上金額は、邦楽が前年比で全体の約10%ダウンとなった一方で洋楽のロック&ポップス他が微増。レディー・ガガや、シェネル、またKARAを始めとしてブームとなったK-POPが洋楽ジャンルを引き上げたと分析している。
メーカー別売上シェアは、ソニーミュージックグループが19.2%の占有率でトップ。洋楽に関してはユニバーサルミュージックが不動の地位を築いているとしている。また、AKB48が在籍するキングレコードは、シングル売上シェアで1位に躍進した。
AKB48は、アーティスト別売上金額でも73億円でトップ。なお、前年1位の嵐は2位に後退したが、ヒットチャート部門では邦楽アルバムおよび邦楽シングルともに嵐がトップの売上枚数に。嵐は邦楽アルバム部門で3年連続の売上枚数1位となった。
全体の年別売上金額は前年比91%で、2010年度と比べ減少幅は緩やかだが、依然として減少傾向であることを発表。同社では、今後もパッケージから個人のデータベース、クラウド型保管など、音楽のデータ所有・データアイテムが新たな活用へ進展していくであろうことを予想している。
販売チャンネル別売上金額は、Eコマース市場が28.2%の655億円と前年に比べ販売シェアを4.4ポイント拡大した。一方、Eコマースを始めとする特別な情報を提供する独占的・差別化された販売路線が拡大され、対面販売のリアル店舗は大きな打撃を受け続けているとしている。
アルバム&シングル別の売上金額と枚数については、シングルが金額前年比104%、数量前年比101%と微増。これは通常盤に加え、DVDや生写真、オリジナルカードなどのアイテムを付加したバージョン違いの商品が複数発売されたことなどを理由に挙げている。
邦楽&洋楽のジャンル別売上金額は、邦楽が前年比で全体の約10%ダウンとなった一方で洋楽のロック&ポップス他が微増。レディー・ガガや、シェネル、またKARAを始めとしてブームとなったK-POPが洋楽ジャンルを引き上げたと分析している。
メーカー別売上シェアは、ソニーミュージックグループが19.2%の占有率でトップ。洋楽に関してはユニバーサルミュージックが不動の地位を築いているとしている。また、AKB48が在籍するキングレコードは、シングル売上シェアで1位に躍進した。
AKB48は、アーティスト別売上金額でも73億円でトップ。なお、前年1位の嵐は2位に後退したが、ヒットチャート部門では邦楽アルバムおよび邦楽シングルともに嵐がトップの売上枚数に。嵐は邦楽アルバム部門で3年連続の売上枚数1位となった。