e☆イヤホン主催イベント
「ポータブルオーディオフェスティバル」レポート1:Klipschに新色、ファイナル参考出品など
大阪・日本橋のヘッドホン専門店、e☆イヤホンが主催する「ポータブルオーディオフェスティバル」が2月25日に開催された。
早速ブースレポートをお届けしよう。まずは1階フロアから。
オーディオテクニカは幅広い製品ラインアップを展示。とくにケーブル脱着式のバランスド・アーマチュア・ドライバー搭載イヤホン、ATH-CK100PROはたいへん好評だそうで「3月上旬入荷分も予約で埋まっているような状態」だという。
ファイナル・オーディオ・デザインは好評の新製品Adagioを中心に各種新製品を展示。詳細は未定だが、近日発表予定のBA型イヤホンの新作「heaven IV」を見ることもできた。ステンレス削り出し筐体で、同社独自のBAM(Balancing Air Movement)機構をより進化させたモデル。「ライブ会場の生々しい雰囲気」を目指したという。価格やカラー展開などは未定とのことだ。
イーフロンティアのブースでは、Klipsch「image S4」および「image S4i」の新色「ブロンズ」が展示されていた。発売時期は3月下旬予定、価格は現行品のimage S4およびS4iと同程度になるとのこと。ブロンズはクリプシュのブランドカラーで、すでに発売されているノイズキャンセリングヘッドホン「M40」にも採用されている。
また、ルー・リードが監修した限定コラボモデル「Image X10i Lou Reed Signature Edition」(リモコン部にサインあり)も注目を集めていた。
エントリー・ジャパンのブースでは、低反発イヤーチップ「Comply」をずらりと展示。もっともスタンダードな“Tシリーズ"、それにフィルターを追加した“Txシリーズ"、カラフルでスキン加工のない“Sシリーズ“などを、実際に装着して試せるようになっていた。
そのほか、ちょっとおもしろいアクセサリーとして、補聴器コンディショナー「ドライ&ストア(グローバルII型)」を展示。定価は19,800円。除菌なら約90秒、乾燥には約8時間。ケース内にお気に入りのイヤホンを収納しておくことで、毎日清潔に使うことができる。水分を取り除くことで、音質劣化を防ぐ効果も期待できるだろう。
完実電気のブースには、話題のシュアやモンスターの製品がずらり。モンスターは映画『トロン』とのコラボモデル、レディ・ガガやマイルス・デイビスとのアーティストコラボモデルもずらり。ハーマンインターナショナルはAKGの超弩級イヤホンK3003が展示され、来場者の注目を集めていた。
ミックスウェーブはALO audioのポータブル真空管ヘッドホンアンプ「Continental V2」を初披露。3月1日発売予定で想定価格68,000円前後。ボディはマットな質感で指紋がつきにくい。
Hi/Loの切替ができるゲインスイッチを搭載するほか、バッテリーの寿命も前モデルから向上しているという。
また、ALO audioはFannyWangのヘッドホンにあわせて開発したという高品位ヘッドホンケーブルも参考展示。たしかに情報量がぐっと上がり、音質がクリアになる印象だった。
さらに独自の平面磁気スピーカーを搭載したAudez'e(オーデジー)の高級ヘッドホンも展示。オープンエアー型で繊細な音響再現が持ち味だという。ゼブラウッドのイヤーカップをまとった「Audez'e LCD-3」は249,000円とのこと。
ゼンハイザーブース最大の目玉は、ダイナミック型イヤホンの究極形、IE 80だ。高い完成度を誇る前作、IE 8の基本設計を受け継ぎながら、細部をブラッシュアップすることで、さらなる高音質を実現した逸品。本体に低音の出方を調整できる「つまみ」を配していて、自分好みの音質に調整できるのもうれしい。本機の詳しいレポートはこちらも参考にしてほしい。
ジェーエイアイはorbブランドのUSB DAC搭載ヘッドホンアンプJADE 1、ポータブルヘッドホンアンプJADE to goなどを展示。ホワイト、レッドに加えて漆塗りモデルも展開している。
スタックスのブースでは昨年発売された「イヤースピーカー」、SR-009などを展示。中国の音響機器メーカーである「深セン市漫歩者科技股份有限公司(英文表記 Edifier Technology Co., Ltd.)」との業務資本提携も話題になったが、今後の製品づくりについて「ものづくりの哲学はまったく従来と変わらず、生産も現状のまま国内で継続する」というコメントが得られた。オリジナリティ溢れるイヤースピーカーにますます期待したい。
フォステクスカンパニーは昨年発表され、大いに話題を集めた漆塗りの高級ヘッドホン、TH900を展示。磁束密度1.5テスラの磁力を持つ独自開発50mmドライバーユニットを搭載しており、密閉型とは思えない音の広がりを感じさせてくれる逸品だ。昨年の試作品から、チューニングを若干みなおし、音の重心が少し低くなっているそうだ。
また、192kHz/32bitDACを搭載したハイグレードヘッドホンアンプHP-A8や、自分好みのカラーにカスタマイズできるイヤホン/ヘッドホン、KOTORIシリーズも展開していた。
フォーカルポイントは昨年リリースされたv-modaの新製品、Crossfade M80やCrossfade LP2を展示。また、昨年リモコン部をリニューアルしたアトミック・フロイドのHiDefDrumも注目を集めていた。
早速ブースレポートをお届けしよう。まずは1階フロアから。
オーディオテクニカは幅広い製品ラインアップを展示。とくにケーブル脱着式のバランスド・アーマチュア・ドライバー搭載イヤホン、ATH-CK100PROはたいへん好評だそうで「3月上旬入荷分も予約で埋まっているような状態」だという。
ファイナル・オーディオ・デザインは好評の新製品Adagioを中心に各種新製品を展示。詳細は未定だが、近日発表予定のBA型イヤホンの新作「heaven IV」を見ることもできた。ステンレス削り出し筐体で、同社独自のBAM(Balancing Air Movement)機構をより進化させたモデル。「ライブ会場の生々しい雰囲気」を目指したという。価格やカラー展開などは未定とのことだ。
イーフロンティアのブースでは、Klipsch「image S4」および「image S4i」の新色「ブロンズ」が展示されていた。発売時期は3月下旬予定、価格は現行品のimage S4およびS4iと同程度になるとのこと。ブロンズはクリプシュのブランドカラーで、すでに発売されているノイズキャンセリングヘッドホン「M40」にも採用されている。
また、ルー・リードが監修した限定コラボモデル「Image X10i Lou Reed Signature Edition」(リモコン部にサインあり)も注目を集めていた。
エントリー・ジャパンのブースでは、低反発イヤーチップ「Comply」をずらりと展示。もっともスタンダードな“Tシリーズ"、それにフィルターを追加した“Txシリーズ"、カラフルでスキン加工のない“Sシリーズ“などを、実際に装着して試せるようになっていた。
そのほか、ちょっとおもしろいアクセサリーとして、補聴器コンディショナー「ドライ&ストア(グローバルII型)」を展示。定価は19,800円。除菌なら約90秒、乾燥には約8時間。ケース内にお気に入りのイヤホンを収納しておくことで、毎日清潔に使うことができる。水分を取り除くことで、音質劣化を防ぐ効果も期待できるだろう。
完実電気のブースには、話題のシュアやモンスターの製品がずらり。モンスターは映画『トロン』とのコラボモデル、レディ・ガガやマイルス・デイビスとのアーティストコラボモデルもずらり。ハーマンインターナショナルはAKGの超弩級イヤホンK3003が展示され、来場者の注目を集めていた。
ミックスウェーブはALO audioのポータブル真空管ヘッドホンアンプ「Continental V2」を初披露。3月1日発売予定で想定価格68,000円前後。ボディはマットな質感で指紋がつきにくい。
Hi/Loの切替ができるゲインスイッチを搭載するほか、バッテリーの寿命も前モデルから向上しているという。
また、ALO audioはFannyWangのヘッドホンにあわせて開発したという高品位ヘッドホンケーブルも参考展示。たしかに情報量がぐっと上がり、音質がクリアになる印象だった。
さらに独自の平面磁気スピーカーを搭載したAudez'e(オーデジー)の高級ヘッドホンも展示。オープンエアー型で繊細な音響再現が持ち味だという。ゼブラウッドのイヤーカップをまとった「Audez'e LCD-3」は249,000円とのこと。
ゼンハイザーブース最大の目玉は、ダイナミック型イヤホンの究極形、IE 80だ。高い完成度を誇る前作、IE 8の基本設計を受け継ぎながら、細部をブラッシュアップすることで、さらなる高音質を実現した逸品。本体に低音の出方を調整できる「つまみ」を配していて、自分好みの音質に調整できるのもうれしい。本機の詳しいレポートはこちらも参考にしてほしい。
ジェーエイアイはorbブランドのUSB DAC搭載ヘッドホンアンプJADE 1、ポータブルヘッドホンアンプJADE to goなどを展示。ホワイト、レッドに加えて漆塗りモデルも展開している。
スタックスのブースでは昨年発売された「イヤースピーカー」、SR-009などを展示。中国の音響機器メーカーである「深セン市漫歩者科技股份有限公司(英文表記 Edifier Technology Co., Ltd.)」との業務資本提携も話題になったが、今後の製品づくりについて「ものづくりの哲学はまったく従来と変わらず、生産も現状のまま国内で継続する」というコメントが得られた。オリジナリティ溢れるイヤースピーカーにますます期待したい。
フォステクスカンパニーは昨年発表され、大いに話題を集めた漆塗りの高級ヘッドホン、TH900を展示。磁束密度1.5テスラの磁力を持つ独自開発50mmドライバーユニットを搭載しており、密閉型とは思えない音の広がりを感じさせてくれる逸品だ。昨年の試作品から、チューニングを若干みなおし、音の重心が少し低くなっているそうだ。
また、192kHz/32bitDACを搭載したハイグレードヘッドホンアンプHP-A8や、自分好みのカラーにカスタマイズできるイヤホン/ヘッドホン、KOTORIシリーズも展開していた。
フォーカルポイントは昨年リリースされたv-modaの新製品、Crossfade M80やCrossfade LP2を展示。また、昨年リモコン部をリニューアルしたアトミック・フロイドのHiDefDrumも注目を集めていた。