本国スタッフによる発表会を実施
テックウインド、カシミアやウールを使った北欧デザインのAirPlay対応スピーカー“Libratone LIVEシリーズ”
テックウインドは、デンマークのLibratone(リブラトーン)社によるAirPlay対応スピーカー“Libratone LIVEシリーズ”を3月末より発売している。Libratone社からのスタッフが来日するのに合わせ、本日メディア向けに製品発表会を開催した。製品は“Premium”と“Standard”の2種類、合計5色をラインナップしており、それぞれの型番とカラー、価格は下記の通り。
■LIVE Premium Speaker ¥OPEN(予想実売価格79,800円前後)
LT-110-JP-1301(ブラッドオレンジ)※表面生地素材:カシミアとウールミックス
LT-110-JP-1401(ライムグリーン)※表面生地素材:カシミアとウールミックス
■LIVE Standard Speaker ¥OPEN(予想実売価格74,800円前後)
LT-110-JP-1101(ブラック)※表面生地素材:カシミアとウールミックス
LT-110-JP-1001(グレー)※表面生地素材:100%ウール
LT-110-JP-1201(バニラベージュ)※表面生地素材:カシミアとウールミックス
■デザインも重視したAirPlay対応ワイヤレススピーカー
一般的なスピーカーでいうところのサランネット部のカラーが異なるのみで、そのほかのスペックは両モデルとも共通。ブラッドオレンジとオレンジは、その他の色に比べてカラーリング加工に手間がかかるのだという。
Apple製品のAirPlayによるワイヤレス音楽再生を前提にしており、Apple TVにも対応。有線での外部機器接続用端子としては光デジタルと3.5mステレオミニを備えている。対応するAppleのモバイル端末は、iPad2/iPad、iPhone4S/4/3GS、iPod touch 4G/3G。
50Wのウーファー1基、25Wのミッドレンジを2基、25Wのトゥイーターを2基を搭載し、出力は合計150W。ドライブユニットもベース1基、ミッドレンジ2基、リボントゥイーター2基を搭載している。再生周波数帯域は45Hz〜20kHz。再生/停止などの各種操作は無償提供されているアプリから行う。
特許技術「FullRoomアコースティックテクノロジー」を搭載。設置場所と壁との距離をアプリから入力すると、それに応じて音の響きを自動的にコントロール。壁などを使って音を反射させることで「360度全方位に包み込むようなサウンドを実現する」としている。
なお、アプリには様々な設置シーンに対応できるよう複数のプリセット設定を用意。「Near Wall」「Near Corner」などの項目を選択することで、それに合った設定で音の反射などを計算する。
カバー部の生地にはイタリア製の上質なウールおよびカシミアを使用。持ち運びを想定してクロムメッキを施した取っ手も備えている。
なお、本製品のほかに、ホームシアター用途を想定した2chスピーカー「Libratone Lounge」も日本市場投入を予定。発売時期や価格は未定だが、12〜13万円ほどになるのではないかとのことだった。
■「インテリアとしても置けるデザイン性に優れたものを」
Libratone社は、ワイヤレススピーカーのみに狙いを絞って展開しているメーカー。コペンハーゲンに本拠を置き、アメリカ等でも製品を展開している。
プレゼンテーションを行ったチーフセールスオフィサーのSoren Louis Pedersenによれば、フランス語の「Libre(自由)」と英語の「Tone(音)」を組み合わせ「自由なサウンドという意味で名付けた」社名だという。ロゴに配置している鳥はアンデルセンの童話「ナイチンゲール」に出てくる鳥で、その鳴き声に中国の皇帝が感動して涙を流したという物語にちなんでいるとのこと。
製品については、音質はもちろんデザインにもこだわったとのことで、「インテリアデザインのひとつとして置いてもらいたい。テーブルやソファなどと一緒に楽しんでもらいたいというコンセプトだ」とコメント。「これまでスピーカーというと伝統的なスタイルのデザインが主だったが、我々としては先進性のあるもの、インテリアとしても置けるデザイン性に優れたものを目指している」とも語った。
また、AirPlay対応によるワイヤレススピーカー制作にこだわっている点については「iPad、iPod、iPhone、そしてMacbookなどの製品は文化を大きく変えた。今後もどんどん新しいルールを作っていくことだろう」と、Appleによるソリューションを評価。Bluetoothよりも高音質でワイヤレス再生ができる点を評価しているとも述べた。
そして操作用のiOSアプリについては「今後もアップデートを続けていく」とコメント。プリセットで選べる設定を追加するなど引き続き機能強化を図っていくとも説明した。
また、テックウインド取締役でCE事業部長の中村明氏は、「昨年のIFA会場でリブラトーン製品と出会った。そのデザインが一発で目に止まり、音質も非常に満足できるものだった。すぐに交渉を始め、ようやくこの3月から取り扱えることになった」と説明。「これまで、我々が取り扱う商品はだいたいアップルストアで販売することが多かった。しかし今回の製品は音のことをちゃんと分かってもらえるお客様が多いオーディオ専門店などでも扱ってもらえるよう働きかけたい」と言葉を続けた。
■LIVE Premium Speaker ¥OPEN(予想実売価格79,800円前後)
LT-110-JP-1301(ブラッドオレンジ)※表面生地素材:カシミアとウールミックス
LT-110-JP-1401(ライムグリーン)※表面生地素材:カシミアとウールミックス
■LIVE Standard Speaker ¥OPEN(予想実売価格74,800円前後)
LT-110-JP-1101(ブラック)※表面生地素材:カシミアとウールミックス
LT-110-JP-1001(グレー)※表面生地素材:100%ウール
LT-110-JP-1201(バニラベージュ)※表面生地素材:カシミアとウールミックス
■デザインも重視したAirPlay対応ワイヤレススピーカー
一般的なスピーカーでいうところのサランネット部のカラーが異なるのみで、そのほかのスペックは両モデルとも共通。ブラッドオレンジとオレンジは、その他の色に比べてカラーリング加工に手間がかかるのだという。
Apple製品のAirPlayによるワイヤレス音楽再生を前提にしており、Apple TVにも対応。有線での外部機器接続用端子としては光デジタルと3.5mステレオミニを備えている。対応するAppleのモバイル端末は、iPad2/iPad、iPhone4S/4/3GS、iPod touch 4G/3G。
50Wのウーファー1基、25Wのミッドレンジを2基、25Wのトゥイーターを2基を搭載し、出力は合計150W。ドライブユニットもベース1基、ミッドレンジ2基、リボントゥイーター2基を搭載している。再生周波数帯域は45Hz〜20kHz。再生/停止などの各種操作は無償提供されているアプリから行う。
特許技術「FullRoomアコースティックテクノロジー」を搭載。設置場所と壁との距離をアプリから入力すると、それに応じて音の響きを自動的にコントロール。壁などを使って音を反射させることで「360度全方位に包み込むようなサウンドを実現する」としている。
なお、アプリには様々な設置シーンに対応できるよう複数のプリセット設定を用意。「Near Wall」「Near Corner」などの項目を選択することで、それに合った設定で音の反射などを計算する。
カバー部の生地にはイタリア製の上質なウールおよびカシミアを使用。持ち運びを想定してクロムメッキを施した取っ手も備えている。
なお、本製品のほかに、ホームシアター用途を想定した2chスピーカー「Libratone Lounge」も日本市場投入を予定。発売時期や価格は未定だが、12〜13万円ほどになるのではないかとのことだった。
■「インテリアとしても置けるデザイン性に優れたものを」
Libratone社は、ワイヤレススピーカーのみに狙いを絞って展開しているメーカー。コペンハーゲンに本拠を置き、アメリカ等でも製品を展開している。
プレゼンテーションを行ったチーフセールスオフィサーのSoren Louis Pedersenによれば、フランス語の「Libre(自由)」と英語の「Tone(音)」を組み合わせ「自由なサウンドという意味で名付けた」社名だという。ロゴに配置している鳥はアンデルセンの童話「ナイチンゲール」に出てくる鳥で、その鳴き声に中国の皇帝が感動して涙を流したという物語にちなんでいるとのこと。
製品については、音質はもちろんデザインにもこだわったとのことで、「インテリアデザインのひとつとして置いてもらいたい。テーブルやソファなどと一緒に楽しんでもらいたいというコンセプトだ」とコメント。「これまでスピーカーというと伝統的なスタイルのデザインが主だったが、我々としては先進性のあるもの、インテリアとしても置けるデザイン性に優れたものを目指している」とも語った。
また、AirPlay対応によるワイヤレススピーカー制作にこだわっている点については「iPad、iPod、iPhone、そしてMacbookなどの製品は文化を大きく変えた。今後もどんどん新しいルールを作っていくことだろう」と、Appleによるソリューションを評価。Bluetoothよりも高音質でワイヤレス再生ができる点を評価しているとも述べた。
そして操作用のiOSアプリについては「今後もアップデートを続けていく」とコメント。プリセットで選べる設定を追加するなど引き続き機能強化を図っていくとも説明した。
また、テックウインド取締役でCE事業部長の中村明氏は、「昨年のIFA会場でリブラトーン製品と出会った。そのデザインが一発で目に止まり、音質も非常に満足できるものだった。すぐに交渉を始め、ようやくこの3月から取り扱えることになった」と説明。「これまで、我々が取り扱う商品はだいたいアップルストアで販売することが多かった。しかし今回の製品は音のことをちゃんと分かってもらえるお客様が多いオーディオ専門店などでも扱ってもらえるよう働きかけたい」と言葉を続けた。
- ジャンルスピーカーシステム
- ブランドLIBRATONE
- 型番Libratone LIVE Premium Speaker
- 発売日2012年3月
- 価格¥OPEN(予想実売価格79,800円前後)
【SPEC】●出力:総合150W(50Wウーファー×1、25Wミッドレンジ×2、25Wトゥイーター×2) ●インプット:AirPlay、3.5mmオーディオミニジャック(アナログ&光デジタル) ●再生周波数帯域:45Hz〜20kHz ●質量:6kg
- ジャンルスピーカーシステム
- ブランドLIBRATONE
- 型番Libratone LIVE Standard Speaker
- 発売日2012年3月
- 価格¥OPEN(予想実売価格74,800円前後)
【SPEC】●出力:総合150W(50Wウーファー×1、25Wミッドレンジ×2、25Wトゥイーター×2) ●インプット:AirPlay、3.5mmオーディオミニジャック(アナログ&光デジタル) ●再生周波数帯域:45Hz〜20kHz ●質量:6kg