IFA2012グローバル・プレスカンファレンス − クロアチア・ドブロヴニクで開幕

世界最大のエレクトロニクスショー「IFA2012」のグローバル・プレスカンファレンスが世界各国からのジャーナリストを集めて、クロアチアはアドリア海沿いの街・ドブロヴニクで現地時間4月12日に開幕した。

今年のIFA2012はドイツの首都・ベルリンで8月31日から9月5日までの期間にわたり開催を予定している。今年のイベントのコンセプトなど、詳細はIFA日本語サイトで常時最新情報をアップデートしながらご紹介している。

IFAグローバル・プレスカンファレンスは、IFAを主催するメッセ･ベルリン社が、世界各国のエレクトロニクス分野を専門とするジャーナリストを一堂に集めて、当年のIFAの展示コンセプトや、新たな展示テーマに関するプレゼンテーションなどを行うイベント。2007年のインターナショナル・プレスカンファレンスから数えて、今年で5回目の開催になる。今年は世界の50カ国から約300人のジャーナリストがドブロヴニクに集まった。

プレスカンファレンスの開催期間中は、ヨーロッパのエレクトロニクスメーカーによる製品のプレゼンテーションや、調査会社によるセミナーなど、各種のイベントが開催される。また、イベント最終日の14日には、大規模なグローバル・プレスカンファレンスが催され、IFA2012のハイライトが紹介される予定だ。

カンファレンスの開催初日となる、12日の夕方にはウェルカム・パーティーが催され、メッセ・ベルリン社COOのクリスチャン・ゲーケ博士、イメージキャラクターのミスIFAが歓迎の挨拶を述べた。またドブロヴニク市長も登壇し、海洋貿易などを中心に成長を続けてきた街の独自性をアピール。ドブロヴニクは「人々の多様な政治的価値観や宗教観について、互いを受け入れながら発展を遂げてきた街である」としながら、いつの時代でも“新しい技術”や価値観が人々をつなぎ、活力を与えているとコメントした。また、今日までコンシューマーエレクトロニクス市場において、“新しい技術”のショーケースとして魅力を放ち、また世界最大のドレードショーとして成長を続けるIFAに敬意を表した。


【IFAのイベントに関する問い合わせ先】
メッセ・ベルリン日本代表部
TEL/03-5276-8730