「dマーケット」がマルチデバイス対応
ドコモ、「フォトコレクション」新規提供などクラウドサービスを拡充 − 総称は「ドコモクラウド」に
NTTドコモは、同社が展開するクラウドサービスを「ドコモクラウド」という総称にするとともに、クラウド上での写真・動画管理サービス「フォトコレクション」を新たに開始。また、「しゃべってコンシェル」など各サービスの機能拡充も行う。
展開されるサービスは「しゃべってコンシェル」および「dマーケット」の機能拡充、新サービス「メール翻訳コンシェル」「フォトコレクション」の4点。全サービスとも無料だが、提供開始時期が異なる。詳細は下記の通り。
■クラウドで写真・動画を保存できる「フォトコレクション」
写真や動画を5GBまで無料でクラウドに保存できるサービス。spモード契約者を対象に、8月からのサービスインを予定している。対応機種はらくらくスマートフォン「F−12D」を除く2012夏モデルのドコモ スマートフォン。発売中のモデルでもAndroid4.0以上へのバージョンアップを行った機種であれば利用できる。パソコンからの利用はWindows XP/Vista/7に対応している。
スマートフォン/タブレット/パソコンからの写真、動画の自動アップロード機能を有し、スマートフォン/タブレットでのマルチデバイス自動同期が可能。年月・人物・イベント・場所などをクラウド上で識別し、自動でグループ分けする。
スライドショー動画の自動作成や、ベストショット写真の自動抽出、お便りフォトサービスへの自動送信などの機能も提供予定。「Evernote」「Eye−Fi」、複数のファイルから要点をまとめた動画コンテンツを自動的に生成するサービス「ハイカム」という3つの外部サービスとの連携機能も装備。写真や動画などのファイルを各サービスからも本サービスにアップロードできるようにする予定だという。
保存可能なのは、写真が1ファイルあたり最大30MBまで(スマートフォン、タブレットからの保存:10MBまで)、動画が1ファイルあたり最大100MBまで(スマートフォン、タブレットからの保存:30MBまで)。
なお、友人などとのファイル共有は行えない。「基本的には自分のコンテンツ管理のためにご利用いただくことをイメージしている。将来的には共有機能への対応も検討していきたい」(説明員)とのことだった。
■「dマーケット」がマルチデバイス対応に
「dマーケット」の「VIDEOストア」「MUSICストア」「BOOKストア」「アニメストア」の利用やコンテンツの購入を、複数のスマートフォン・タブレット間で共有できるようになる。8月からの提供を予定している。
各ストアにログインすることで自動的に利用可能。例えば、BOOKストアでは、通勤中にスマートフォンで読んでいた本に「しおり」をはさんでおくことで、帰宅後に自宅のタブレットで続きを読むなどといった使い方ができる。
■自動翻訳「メール翻訳コンシェル」はTwitterなどにも対応
メッセージを翻訳して相手に送信できるサービス。Android2.2以上を搭載したドコモ スマートフォン、ドコモ タブレット向けに無料アプリを6月1日から提供する。
日本語から英語、中国語、韓国語に翻訳しての送信、および英語、中国語、韓国語から日本語に翻訳しての受信が可能。spモードメールだけでなく、TwitterなどのSNSでも利用できる。また、翻訳結果を日本語に再翻訳して同時に表示するので、翻訳の良し悪しを確認しながら文章を作成することができる。
■「しゃべってコンシェル」は「回答そのもの」候補の直接表示に対応
音声認識によりインターネットコンテンツを検索するサービス。現在、dメニューのコンテンツ、Wikipediaやクックパッドなどからの検索結果を表示するようになっているが、検索に用いられた文章に対する回答だと思われる言葉そのものを表示できるようになる。AndroidTM2.2以上を搭載したドコモ スマートフォン、ドコモ タブレットに対応し、6月からの提供開始を予定している。
例えば、「世界で有名な観光スポットといえばどこ?」と話しかけた場合、現在は検索結果の一覧が表示される。これが、新たに「カイロ」などといった具合に単語そのものが表示されるようになる。なお、回答の推定には、NTTサイバースペース研究所の技術に基づきドコモが開発したシステムを利用している。
展開されるサービスは「しゃべってコンシェル」および「dマーケット」の機能拡充、新サービス「メール翻訳コンシェル」「フォトコレクション」の4点。全サービスとも無料だが、提供開始時期が異なる。詳細は下記の通り。
■クラウドで写真・動画を保存できる「フォトコレクション」
写真や動画を5GBまで無料でクラウドに保存できるサービス。spモード契約者を対象に、8月からのサービスインを予定している。対応機種はらくらくスマートフォン「F−12D」を除く2012夏モデルのドコモ スマートフォン。発売中のモデルでもAndroid4.0以上へのバージョンアップを行った機種であれば利用できる。パソコンからの利用はWindows XP/Vista/7に対応している。
スマートフォン/タブレット/パソコンからの写真、動画の自動アップロード機能を有し、スマートフォン/タブレットでのマルチデバイス自動同期が可能。年月・人物・イベント・場所などをクラウド上で識別し、自動でグループ分けする。
スライドショー動画の自動作成や、ベストショット写真の自動抽出、お便りフォトサービスへの自動送信などの機能も提供予定。「Evernote」「Eye−Fi」、複数のファイルから要点をまとめた動画コンテンツを自動的に生成するサービス「ハイカム」という3つの外部サービスとの連携機能も装備。写真や動画などのファイルを各サービスからも本サービスにアップロードできるようにする予定だという。
保存可能なのは、写真が1ファイルあたり最大30MBまで(スマートフォン、タブレットからの保存:10MBまで)、動画が1ファイルあたり最大100MBまで(スマートフォン、タブレットからの保存:30MBまで)。
なお、友人などとのファイル共有は行えない。「基本的には自分のコンテンツ管理のためにご利用いただくことをイメージしている。将来的には共有機能への対応も検討していきたい」(説明員)とのことだった。
■「dマーケット」がマルチデバイス対応に
「dマーケット」の「VIDEOストア」「MUSICストア」「BOOKストア」「アニメストア」の利用やコンテンツの購入を、複数のスマートフォン・タブレット間で共有できるようになる。8月からの提供を予定している。
各ストアにログインすることで自動的に利用可能。例えば、BOOKストアでは、通勤中にスマートフォンで読んでいた本に「しおり」をはさんでおくことで、帰宅後に自宅のタブレットで続きを読むなどといった使い方ができる。
■自動翻訳「メール翻訳コンシェル」はTwitterなどにも対応
メッセージを翻訳して相手に送信できるサービス。Android2.2以上を搭載したドコモ スマートフォン、ドコモ タブレット向けに無料アプリを6月1日から提供する。
日本語から英語、中国語、韓国語に翻訳しての送信、および英語、中国語、韓国語から日本語に翻訳しての受信が可能。spモードメールだけでなく、TwitterなどのSNSでも利用できる。また、翻訳結果を日本語に再翻訳して同時に表示するので、翻訳の良し悪しを確認しながら文章を作成することができる。
■「しゃべってコンシェル」は「回答そのもの」候補の直接表示に対応
音声認識によりインターネットコンテンツを検索するサービス。現在、dメニューのコンテンツ、Wikipediaやクックパッドなどからの検索結果を表示するようになっているが、検索に用いられた文章に対する回答だと思われる言葉そのものを表示できるようになる。AndroidTM2.2以上を搭載したドコモ スマートフォン、ドコモ タブレットに対応し、6月からの提供開始を予定している。
例えば、「世界で有名な観光スポットといえばどこ?」と話しかけた場合、現在は検索結果の一覧が表示される。これが、新たに「カイロ」などといった具合に単語そのものが表示されるようになる。なお、回答の推定には、NTTサイバースペース研究所の技術に基づきドコモが開発したシステムを利用している。