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テレビのサイズに合わせられる2機種が登場

デノン、“セリフ”の再生力を高めたバースピーカー採用フロントサラウンド

公開日 2012/10/05 09:43 Phile-web編集部
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デノンはスリムなバータイプのスピーカーを採用した2.1chフロントサラウンドシステム「DHT-S413」「DHT-S313」の2機種を10月中旬に発売する。


DHT-S413

DHT-S313
バータイプのフロントスピーカーのサイズを、S413は40V型以上、S313は32V型以上の薄型テレビにマッチするサイズとした。価格はオープンだが、S413が45,000円前後、S313が35,000円前後で販売される見込みだ。

ともにバータイプのフロントスピーカーと、アンプ内蔵のサブウーファーによる2ピース構成。フロントスピーカーはS413が横幅95cm、S313が横幅75cm。高さ、奥行きのサイズはともに7cmとコンパクトに仕上げている。テレビのテーブルトップスタンドをまたいで設置できる専用フットが同梱されており、テレビの画面の高さに合わせて、フットの高さも調節できる仕様になっている。

フロントスピーカーはラウンドデザインの薄型キャビネットを採用。グロス仕上げのキャビネットと、パンチングメタルのスピーカーグリルにより、薄型テレビと組み合わせた際のスタイルマッチングも図った。サブウーファーはボリューム表示にレベルメーターを採用する。サブウーファーは縦横いずれの向きにも配置が可能。横置きした際の幅は37.6cmとなり、テレビラックの中に収納もできる。


ラウンドデザインの薄型キャビネットを採用
またテレビの前にフロントスピーカーを設置し、テレビのリモコン受光部を隠してしまっても、付属のIRリフレクターを使ってリモコン信号を鏡で反射させ、テレビに送ることができる。


IRリフレクターを同梱
機器の導入時は、フロントスピーカーとサブウーファーを専用ケーブルでつなぎ、アンプ内蔵のサブウーファーとテレビを付属のHDMIケーブルで接続。最後にサブウーファーの電源をつなぐという具合に「3ステップ」で簡単に接続ができる。

S413のフロントスピーカー部には、LRch用の5.1cmフルレンジスピーカーを4基、センターch用の5.1cmウーファー2基と2.5cmトゥイーター1基の、合計7基のユニットを搭載した。独立したセンタースピーカーを設けることで、セリフやボーカルなど、センターチャンネルのサウンドがテレビ画面の中央近辺に定位するようなリスニング感を再現。センターチャンネルは高音用スピーカーも追加した2ウェイ・3スピーカーとし、明瞭でクリアな再現を可能にしている。

S313のフロントスピーカーも、レフト/センター/ライトの3ch構成とし、1chあたり2基の5.1cmフルレンジスピーカーを内蔵した。各チャンネルはそれぞれ独立したスピーカーボックスに格納するセパレートキャビネット構造を採用。左右への音像の移動感を高め、立体的なサウンドを実現する。センタースピーカーも独立させ、セリフやボーカルの再現力を高めたことも特徴だ。

サブウーファーには16cmの低域専用スピーカーを内蔵。厚みのある低音を再現する。アンプの出力はS413が25W×4ch/総合100W、S313が20W×4ch/総合80Wを備える。

両モデルともに、2.1ch構成のスピーカーで5.1chのサラウンド再生を実現する「ドルビーバーチャルスピーカー」機能を搭載。2chステレオ音声を5.1chサラウンドに拡張する「ドルビープロロジックII」にも対応する。デコード対応音声形式はドルビーデジタル/DTS/AAC/リニアPCM。「Audyssey Dynamic Volume」機能も搭載する。

HDMI端子は3入力/1出力を搭載。3D映像信号のパススルーやARC、HDMI CECによるテレビとの連携操作にも対応。シャープ/パナソニック/東芝/日立/三菱/ソニーのテレビとの連携コントロールが可能だ。

ほかにもテレビのEPG情報に連動して、コンテンツごとに5つのサラウンドモードから最適なモードに切り替える「ジャンルオートサラウンド機能」も設ける。

【問い合わせ先】
デノン・マランツ・D&Mインポートオーディオお客様相談センター
TEL/0570-666-112

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